【見】 3-A 矢川 誠壱[ 近藤さんと別れて、雨宮と2人、 宿への道のりを歩いていくだろう。 心に渦巻いたなにかの名前を つけることも躊躇われるまま。] ───雨宮もキス、したんだ [ なんとなく、そちらは見られなくて 目線はまっすぐ進行方向に向けたまま零す。 肯定されても、濁されても、「ふーん」と 流すだけで、ただそれ以上は聞くことはせず。 確認作業だ。 彼女のために必要ならばそれで構わないと おもっていたし、今もそう思う。 だがそれは自分のことならば、の話で。 なぜだろう。この感情は今まで多分、 誰にも抱いたことのない、ような。] (@7) ななと 2020/11/29(Sun) 13:12:09 |