【見】 破壊の神 バオ>>@9 長く厳しい冬の後には、必ず春が来るように。 花はまた散ると知りながら、なおも蕾をひらくように。 破壊によって傷つき、怒り、悲しみ、嘆き、 それでも過去を赦し、未来を夢見て、 再び一から築き上げようとする力の根源。 ―――"愛"。 すべての人に備わる愛の心。 破壊されつくした人の中に、最後まで残されているもの。 新しい時代の夜明けに、穏やかな愛が芽吹くといい。 愛があるから、どんな時も、人は奮い立つことができるのだ。 最終決戦の少し前、神々の戦いのさなか 可憐なかの女神にまみえた時、感じた。 ゆえにこそ……「愛」の神こそ、次の世を創るに相応しい。 もし人々が苦しみに囚われ、愛を忘れかけた時には。 ―――きっと破壊をもたらして、何度でも思い出させてやる。** (@10) Oarsman 2019/10/06(Sun) 10:23:12 |