【見】 騎兵 リーゼロッテ>>33 エアハート 「なんかぁ、お前もこーなるんだから言うこと聞けよ〜、 そんで一生コキ使ってやるぜゲヘヘ〜、 みたいなのがタンジュンにむかつくトコない? そぉそぉ、個として見ないのは別にいーんだけどぉ。 それってじょーずにやってればのハナシでぇー。 そんなんだからカクメーとか 考えられちゃうんだよねぇー」 いち兵士として、戦士として運用される側の人間である。 リーゼロッテも、おそらくはエアハートも。 しかして自我は異なる。彼の言葉を反芻して、指すところに合点がいって両の手をぱちんと打った。 「あ、な〜るほどなるほど! えっとねぇー、ロッテはぁ、 ロッテをコーゲキとかシンガイとかしない子は好き♡ だからイジメられてるとかわいそぉって思うのね。 けどそーじゃない子は危ないから殺してもオッケー! 国とか勢力とかカンケーないの。 ロッテちゃんを守れるのはロッテだけなの♡」 この重戦車は、重戦車であるが故の生き方しか知らず、 またそうして生きることに一切の疑問を抱かず生きてきた。 リーゼロッテはいつだってひとりである。 (@11) zipkun 2021/12/11(Sat) 4:26:55 |