>>85 アルレシャ
「ほんとっ!? やったあ!」
貴方の笑顔が何だか大人っぽくて
可愛らしい顔立ちから魅せられるそれが、綺麗だ、と見惚れてしまう。
───自分も、こんなふうになれる?
大人でも子供でもないような、『特別』な存在に。
「楽しみだなあ!
あたしもお馬さん、ショーカン出来るかなあ?
タンスなんかも浮かせちゃったり、出来るかな?」
出された小指へ、躊躇いなく指を絡めて
小娘は、日常を大きく外れる決断をしてしまったのでした。
「よろしくね、アル!
ずーっと仲良く遊んで暮らそうね!
」
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