【見】 3-A 矢川 誠壱[ 己の遅刻癖については彼もよく知るところだが 咎められることはあったのだったか。 よく知った顔に安心を感じたのか、 ひとつ大きなあくびが出そうになったから、 ふぁふ、と噛みながら缶コーヒーで隠した。] いやでも雨宮いてよかった 知らない人の中に放り込まれて 3日って、俺みたいのにとっては だいぶ拷問に近くてさ… [ そう素直な気持ちを述べて目尻を下げ、笑う。 彼のことをW雨宮くんWとよばなくなったのは いつからだっただろうか。 苗字の呼び捨てに変わったのは。 まあ、そんなことはどうでもいいか。 彼が大切な人であることにかわりはない。] (@44) ななと 2020/11/24(Tue) 8:31:55 |