【見】 元魔王 ジャヤート―― お茶会会場にて ―― いえ、貴女が謝るようなことは何もありませんよ。 [『魔王』と呼ばれるものがどのように存在してきたかなど 人の子に限らず推測することはきっと難しいし、 何より、私自身が彼女のことを憶測で語っているのだから] そう、ですね…。 些か、言葉が足らなかったかもしれません。 所謂「負の感情」と呼ばれるものは 人の子にとってはあまり好ましいものではかもしれませんが 私にとってそれは、必ずしも否定すべきものではないのです。 私は与えられるままを受け取って、 『魔王』である自分の存在や力を増すことしかできませんが 人の子は生きるための行為を文化へと昇華させたように 負の感情をも、人の子は昇華することができる。 [悲しみも怒りも憎しみも、それらを昇華しうる その姿が、私には眩しい>>@5] (@84) 2023/03/25(Sat) 15:03:03 |