【赤】 及川 識人[忍ばされた手が敏感な先端を擦るから、 自分の身体は小さく震えてしまう。 くちゅっと音が立ってしまうほどに はしたなく溢れる先走りは彼の手を汚すし 動きを滑らかなものにもしていた。 上の粘膜同士が擦れ合うのも 背中に感じる好きな人の体温も 下に与えられる直接的な刺激も 重なれば自分をあっという間に追い詰めた。 眉間がぎゅっと寄り見つめ返す瞳が細まる。 重ねたままの唇を動かす。] ん、んん……っぁ、ダメ、です……っ 孝さんの手、汚れちゃ……っ 〜〜っ!! [独りでスるときの比じゃない。 快楽の強さの余り力の籠らない手で手首を掴み、 手を離させようとしながら、精を放った。 今日の大仕事の為に暫くヌいていなかったからか、 それだけではない要因のためか、やたらに濃いものを。 下着が重くなっていく。替えはもちろんあるが……。] (*6) nagaren_rp 2024/10/27(Sun) 20:10:01 |