| [内蔵を傷つけられたり 下手をしたら死に至る針の混入よりも 肌を傷つけられることの方を 恐れているようだった。 針で貫いた時も痛みより 醜くなった、壊したと 見目の変化に酷くショックを受けていて >>1:*3 あれほどまでに返さないと 言い張っていた標本すら 相応しくない、と あっさり手放そうとしていた。 >>0:106 確かに、彼の美しさは 比類なき素晴らしいものだから 大事にしたい気持ちは、よく分かるけれど…… ──命よりも? じっと寝顔を見つめる。] (*6) 2020/10/05(Mon) 21:08:42 |