人狼物語 三日月国

114 【半突発R-18】Snow white Festival【飛び入り歓迎】


【赤】 魔術師 ラヴァンドラ

 

 彼に抱き締められるだけで早鐘を打つ心臓も、
 互いの隙間を埋めるように合わさる唇も。
 どうすればいいのか分からなくなってしまって、
 女は縋るように、自分を見下ろす彼を見詰めた。


  「 ひぁ、ッ!? 」


 覆うものも無くなり、彼の眼前へ晒された胸へ
 なによりも綺麗な生き物であるはずの彼が顔を埋め、
 ぬるりと熱が這う感覚に、甘い声が零れ落ちる。

 
(*21) ゆま 2021/12/14(Tue) 21:28:38