【赤】 灯守り“霜降” 月輪[ 兄から妹への別れの手紙を見せて貰った時>>0:360。 普段見せることのない感情的な様子に、 何も言えずただ黙って聞いていた。 全てをぶち撒け、落ち着き始めた頃に漸く口を開き] 「大丈夫、あいつのことだ。 『 眞澄に会えなくて寂しくて死んでしまう〜! 』 とか言って、また戻ってくるさ。」 [ 気休めだけを吐いて微笑む。 その後、彼女の気が済むまで、とことん付き合う気でいた。 飲み明かしたか、話は続いたか、何処かに外出したか。 それとも一人になりたい、と申し出があったか。 後者ならば、意思を尊重し帰ることにした。 「寂しければいつでも話は聞くから」と言い残して。] (*31) 2022/01/20(Thu) 1:58:01 |