【赤】 夢うつつ 真珠―隠り世・奥の院の宴席― [顎に手を添えられて、見上げるような角度で口を突き出していれば、嘴の仮面を取った男は、優しく次の果実を口から口へ挿し入れてくれて。>>68] ちゅ……んむっ……、 おぃ……ひぃ……れす……♡ [口内に移された果実の甘みか、深く触れた唇や舌の感覚がそうさせたのか。先程のねだる鳴き声よりも一層甘えた高い声を出して、新たな餌を味わっていた。] ……なんかぁ、ちょっと、暑い……かも… [と言いつつ、首元のリボンをだらりと緩め、スカートからシャツの裾を出すと、服の中に空気の通り道が出来て、籠り切った熱が外に流れる爽やかな感覚。だけど、それだけでは火照った身体の熱はを冷ますには、全く効果は無くて。] ………はっ!、ぅ……、 [>>*27少し目を離した隙に、露わになっていた首元を軽く噛まれれば、きっと少しは痛い筈なのに、甘い気持ち良さだけがそこから身体の中に伝わり、ビクッと震える。] (*31) 2022/03/19(Sat) 1:22:39 |