人狼物語 三日月国

138 【半突発R-18】隠り世への送り雛【飛び入り歓迎】


【赤】 白い大蜘蛛 カガリビ

「ただ、上手くいくかもしれない方法はある。」

『ぎちぎち』と、奇怪な音が響く。再び身体を変化させていく。
――口から牙が生えて、瞳の中に瞳孔が8つ。
およそ、人の面影を残さない顔。

『蜘蛛は、雌に毒を打ち込む種もいる。
その内の多くは、麻痺と多幸感――
弛緩毒と媚薬
に似た効果を持つものだ。』

口からは、ただぎちぎちと音が漏れる。
けれど、声はどこからか聞こえてくるだろう。
(*39) 2022/03/23(Wed) 21:13:12