[そんな気持ちも芽生えつつ、
彼の服を引っ張り上げて、その肌を見下ろす。
幼少の頃から戦ってきた彼の身体は
傷を多く残していたけれど、
僕の目にはいつも美しく映っている。
この身体に抱かれるのが好きだ、って、
うっとりと見つめる事もある。
でも今は、
まだ触っていないのにどこか愛らしく染まって見えて。
>>*51抱かれる為じゃなくて、誘われる様に、その身に顔を寄せた。
声を聴きたいって僕の願望を伝えて、
喉を鳴らす彼の頭を撫でて、
彼の羞恥や戸惑いが快楽で塗りつぶされます様にと
祈りを込めて胸の先を口に含んだ]