[身体を少し起こしたら、
彼の下肢の膨らみに気付く。
よかった、萎えてなくて、って、ちょっとほっとした顔になる]
……、ゼクスさん、
[彼の手が僕の服にかかって
>>*54、
でも止める事なく、直接触れる事にも何も言わない。
彼の表情が、どこか穏やかに見えたから]
ん……っ、
[代わりに色付く息を吐いて、熱っぽく彼を見下ろす。
……このまま、
彼に押し倒されて、抱かれたい、って思ってしまう。
でもそれは一瞬で、
これまで何度も抱かれてきたゆえの感情だろう。
何の事はない、抱かれる方もやっぱり好きなんだ、僕は
]