【赤】 美雲居 月子ま、ッて、そこ、ゃ、だ だ、っめぇ──…ッ!!! [ ぞく、として。嫌な予感に変わり、 だがそれでとどこかで期待して。 静止をかけるも止まってくれることはなく、 狙ったようにごりごりと責め立てられれば、 目をぎゅっと瞑って。 押し寄せる快楽の波に抗えなくて。] ぁ゛ッや、だめ、そこ、ッ おかし、なる、変なる、ぅッ! きもちぃ、 ッきもちぃ、い ああぅ、っは、はぁッぁ、は、ぁっ [ がくがくと体が震える。 喉がひゅ、と鳴って息ができない。 足先からビリビリと迫るものに、 抗おうとその背に力を込めれば、 思わず爪が食い込んでしまう。 けれど、それに気づくこともなく。] (*80) 2020/08/15(Sat) 12:28:13 |