【赤】 調合師 ネス[続く言葉を、理解する前に後孔に濡れた無機物が充てられて。>>*87] あっ…… [彼と目を合わせたまま、 押し入る質量に濡れた声を上げてしまう。 表情もきっとその声に相応しいくらいに乱れて、彼のものじゃないのに彼のかたちに拡げられていくのを感じる度、締まりなく、情けなく、それでいてわかりやすく「気持ちいい」って顔になっていった] ふ、ぁ……、 [彼の視線が僕には刺激が強すぎて、 途中でそっと目を伏せる。 でも彼の手から顎が外れない様に、自らの身体を留める。 髪をふりふりと揺らし、 羞恥から僅かに濡れた睫毛を震わせ、 彼の色に染まった唇はずっと開いたまま、 絶え間なく熱い息を、時々甘い声を吐く、姿。 彼だけに見せるその姿を、包み隠さず見てもらった] (*94) 2024/02/26(Mon) 21:27:57 |