【赤】 教会の冒険者 ジェニー――家族サービス―― [扉に辿り着くまでに、まるで大型犬のような様々な判断があった、ということは青年は知らないままだ。>>*94 青年の方は、なんとなく、紋が近くにあると「居る」ことが分かるようになったし、別所でルーナが誰かを抱いていると、妙に腹が疼いて仕方がなかったりはする。 が、匂いは抱きしめないと分からない。譲られたシャツと毛布を抱いて、幼子のように寝ることがあるのはここだけの話。 閑話休題。 顔を合わせるなり、ルーナの股間が隆起するのが見えた。 いつもの光景ではあるが、妙に気恥ずかしくて目を逸らす。] 改める気は無いんだなあ、悪趣味……。 ……ん、ルーナのそーゆー、まっすぐなとこは……美徳、だと思う。 [喜んでくれるのは素直に嬉しい。嬉しいが、恥ずかしくもあり、ネグリジェのすそを掴んだ。] (*96) 2023/01/13(Fri) 2:53:48 |