人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【赤】 “観測者” 処暑

 
 「 欲しい物……うーん……
   本当に、お礼なんて要らないんですが……  」


[ 申し出には首を傾げて迷う彼がいただろう。>>2:*100
 本当に、雪兎を“蛍”にしてくれた、とそれだけで充分すぎるのだから。 ]


 「 ……それじゃあ、冬至さんのお話を聞かせてくれませんか?
   辛いこととか、悩んでいることとか、言えないこととか、
   僕を頼ってもらえれば嬉しいです
   冬至さんから見れば頼りないかもしれないですが……
   僕も“灯守り”ですから 」


[ 「ね、ゆきさん」と、名前を知っていたらそう呼んで。
 ゆっくりと彼女の正面へと回り、彼は穏やかに笑い掛けた。
 あれ?これはお礼になってないですか?と彼が気づくのかは……冬至の彼女の返答に依るだろうけれど。
 きっとその時も、僕の我儘な“お願い”です、と主張するのだろう。 ]
 
(*97) hoshine_k 2022/01/24(Mon) 20:55:09