【赤】 夢うつつ 真珠─隠り世・奥の院の宴席─ い、いやじゃ、なぁい……、 いや、っていうの、いやだから、じゃなくて… [嫌が嫌じゃないなら何だというのか、元々口下手な真珠には上手く説明は出来なかったけれど。 許してくれよ?>>*96、なんて言われたら、何をされても嫌じゃないと返したくて、そう言葉を捏ね回した。 唇を食まれつつ、指で、手で、首筋から胸にかけてのラインを次々に襲われれば、部分ごとに違った色の快感が身体の芯に響いて、甘い液体が身体を満たしていくような感じを覚えて] ふあ……、ゆるすぅ……、なんでも、 ……して……♡ ぜんぶ、好きぃぃ……♡ [突き出した舌から、二人の混じり合った唾液を垂らしながら、だらしなく緩み切った貌をさらに破顔させながら、そう言って。] (*101) 2022/03/20(Sun) 1:38:04 |