| [ 彼、あるいは彼女。 処暑様はおそらくわたしとそう変わらない、 灯守り様です。 処暑様に対するわたしが持っている印象は 人を恐れている。 >>*19 人を寄せ付けようとしない。 通り過ぎるはずの大嵐の中から抜けられないような それに近いものでした。 少なくとも悠然としてお餅を頂くような方では なかったように思いました。 決して長くも、短くもなかった時の流れ。 わたしはきっとあなたの苦悩も、 とまどいのなにひとつも知らないままに 雪に閉ざされた世界を眺めていたのでしょう。 ] (*103) 2022/01/24(Mon) 22:53:27 |