
![]() | 【赤】 大学生 衣代和かほ[その後は時計を見た訳ではないけれど そろそろ寝る時間な気がして、同じベッドに潜る。>>*222 使ったベッドは律のベッドだったかな。 きれいに洗い合ったのに、 律からは私とは違う、安心する匂いがした。 スマホを確認した彼が、今の時刻を教えてくれた。 思ったよりまだ早い時間だな、とちょっと驚いた。 でも明日はきっと帰れるから、寝坊しない様にちゃんと寝ないと……] ……、 [そう思うのに、彼に抱きしめられながら再び二択を出されて、目を細める。彼の背に回していた手できゅっと服を掴んで、焦がれる様な瞳を向けてしまった。 いつもなら返事くらいはできたのに、 さっきの呟きが聞こえたのかと思う様な問いに 私は言葉が出て来なかった] (*243) 2024/12/19(Thu) 10:11:13 |