【念】 ふくろう ホウスケ[蜜を吐かないそこは硬直していて、 触れるたびに緊張するようにおれのことも締め付けるから それだけでも気持ちがいい。 だけど、このままじゃ何も入りそうにないから、] 瑠璃人、息吐いて……そう、上手…… ん、 ……ぁ、いけそ…… [一緒になって呼吸を整えながら、 デリケートな皺を丹念に撫で上げていれば やがてするりと緊張がほぐれて、潜り込めそうな余地が生まれた。 つぷ、と弱く抵抗の声を上げてから おれの侵入を受け入れる。 爪を切ってもらっておいてよかった…… 短くなった爪で、瑠璃人の内壁を傷つけないように 慎重に、丁寧に沈めていく。 痛いかもしれないから、奥まで挿入するつもりはなかったのに 瑠璃人がはっきりと「きもちいい」と呟いて いやらしく腰まで揺らすものだから つい、一番長い指を、根元まで沈めてしまった。] (!21) 2021/02/27(Sat) 22:44:52 |