【念】 ふくろう ホウスケ[一枚を隔てたまま、瑠璃人がおれに触れる。>>!10 すっかり昂ったその箇所は、瑠璃人の唇に濡らされて 何も教えていないのに、焦らすなんてテクニックに驚いた…… まさかいきなり脱がしたら嫌がるかななんて 予想外の方向に気遣われているとは思いもよらず。 期待にあふれ出した涎は、 お湯が入ったんだと主張するにはとろりとしている。 ……瑠璃人なら、頑なに言い張れば 信じてくれそうな気はするけど…… だけど、口にくわえられてまでしまえば さすがに誤魔化しようがない。 決して綺麗なものではないそれを 瑠璃人に舐めさせてしまいながら 申し訳なさよりも悦が上回る。 ずるりとむき出しになった亀頭を 躊躇せず咥えられても、止められなかった。 荒い息遣いに、時折甘い声を混ぜながら 瑠璃人の頭を撫でると、彼女の喉の奥が震えた。 たったの一音でも振動が気持ちよくて 思わずぎゅ、と眉を寄せた。] (!22) 2021/02/26(Fri) 22:21:42 |