![]() | 【念】 愛らしさで人類を支配するラッコ 瑠璃人[ひぅ、と喉の奥が鳴る。 ホウスケの身じろぎを感じた後、 急に増えた水分を後ろの孔で吸い込んだ。 それで全部ではなかったらしくて、 じわじわと新たに濡らされていく感触に、 あ、はいる、とぼんやり思う。 頑張らなくても自然と力が抜けて、入り口が拡がっていく。 初めてホウスケに抱かれた時、 身体を開かれる感覚に驚いた。 けれど、ここは元々こんな風に拡がる様にできていないから、違和感も苦痛も別格だった。前の孔はホウスケのものが嵌る感覚があったのに、こっちは無理にホウスケのかたちに変えられる感覚だ。 ホウスケも平静ではいられないのか、 胸の下を支えていた手を俺の手に重ねて、挿入が進んだ分か、身を寄せて来た。 抗うほどの元気がなくて、ガラスへ寄り掛かってしまう。 乳房が押し付けられて、苦しくはないけれど、 暗くてよく見えないけれど、誰か居る様な気がして、そしてこんな痴態を見られてしまっている様な気がして、 恥ずかしい、と思うのに振り払う事もできずに、 ぎゅうと目を閉じて震えた] (!52) 2021/03/01(Mon) 10:44:49 |