審問風
標準スタイル(明瞭)
地下道
標準スタイル
煉瓦道
地下道(明瞭)
ヘクセンハウス
チェックメイト
戸棚風
簡易表示
RPG風
審問風(明瞭)
簡易表示(明瞭)
73 【誰歓突発RP】私設圖書館 うつぎ 其漆【R18】
どこにあるのか、どこにもないのか、わからない。
不思議なお店。
"私設圖書館 うつぎ"
悩みを持った人のところに時折現れる不思議なお店。
表通りから一本入って、路地裏を通って、一つ曲がって、も一つ曲がって、その通りからこれまた二本はいった道で、赤い瞳の黒猫についていけば辿り着く。
昼間でもぼんやりと灯る白熱灯。
白木のドアをギィ、と軋ませ一歩入れば、そこにはたくさんの本棚と本の山と、机と、椅子と、メガネをかけた店主が1人。
紙と埃と珈琲のにおいが混ざった空間で、柱時計がコツコツと時を刻む。
耳に心地よく聞こえるレコードは、古いジャズのナンバーを奏でている。
顔を上げた店主と目があえば、柔らかな微笑みが投げかけられ、心地よい低音が響く。
黒猫がとん、と店主のとなりの椅子に乗った。
(n0)
2021/05/16(Sun) 23:04:27