人狼物語 三日月国


234 【身内】不平等倫理のグレイコード-0010-【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

3歩後ろをついていき、死角になる場所ならばと
率先して死角に入り込む。
貴方の身体を壁にして、少し覗き込んでも見えない位置。
手慣れた位置。紙を出すのが少し遅ければ、
きっと服をはだけさせていた。

「……まさカ、本当ニ?」

瞬き。驚愕に見開いた瞳の先が、紙面を何度も滑った。
驚きが徐々に喜びに変わり、微笑みが僅かに増した気がして。

そして、小さな音がする。駆動音のような。
貴方には聞き覚えがあるかもしれない、
それはグレイではなく、機械……
人工声帯の類が駆動する音だ。
やがてそれは点燈用の喉の奥から響いてきた。

『プロテクトコードへの干渉を確認』
『上位権限者五名の署名確認。内容照合中……』
『プロテクトコード:行動制御解除要請と合致』
『五名分の署名を認証しました』

響く言葉に、点燈用の顔が安堵と歓喜を浮かべた。
――そして、その顔はすぐにいつもの微笑に戻る事になる。
(-3) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:38:37

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

『コード解除用、最終認証を行います』
『以下より選び実行してください』

『認証方法1:出力80kg以上の物理打撃を
 点燈用の腹部に三度、30秒以内に行う』
『認証方法2:点燈用人工性器最奥部、
 疑似子宮へ1.5L以上の液体注入を行う』
『認証方法3:出力10kg以上の加圧を
 60秒以上点燈用の頸部に与え続ける』


『以上3点の認証方法からお選びください』
『なお、本認証が30分以内に行われなかった場合、
 プロテクトコード解除要請を棄却致します』

――つまり。これらを仕掛けた者達は、
善意を許さなかった、という事なのだろう。
そして、点燈用は静かに笑った。

「……まア、少々難しいでしょうネ、これハ。
 はハ、いやはヤ。下名の立場ヲ、よくよク、
 思い知りましタ。……まア、逆に考えれバ。
 ここでハ、自由でなくとモ、何かしてくル、
 ような方はいらっしゃいませんかラ。
 署名、ありがとうございましタ、シングソン様。
 ご迷惑をおかけして申し訳ありませン」
(-4) shell_memoria 2023/12/01(Fri) 22:47:58

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……」

指示の通り、許諾書を渡す。
見せられた文字を読んで。

「はイ。下名の身体を自由に扱ってくださイ。
 貴方様がしたいようにしテ、
 壊したいのならそうしテ、
 薄汚いグレイを存分にお使い潰し下さイ」

そうして、発せられる定型のような言葉は、
本心か、暗喩か、強制か、わからない。
貴方の手を取り、自らの首に添える事も、
自らの意志か、強制された奉仕か、わからない。

点燈用はただ微笑んでいる。
貴方の手に、黒い影を添えて。
(-22) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:08:32
トムラビは、ストレス値の測定。また、上昇していた。
(a10) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:10:34

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

そうして、貴方の手を穢す。
穢れた身を以て、貴方のこころを蝕んだ。
きっと、このコードを組んだ者も、誰かは"そう"すると
判断していたのだろう。だから、対応する。

「カ、っ、あ、ハ――も、ッと……し、テ……」


言葉が絞り出される。貴方の頬に手を伸ばす。撫でるように。
顔が軋み、笑顔を作る。はく、はく、口が開いて閉じて。
細い頸に鼓動のような振動が生まれる。
か細い声がもっと、もっとと囁く。
疑似唾液と、呼気によって発生した泡が
笑んだ口から零れ、貴方の手を余計に汚した。
水音交じりの呻きが喉奥から響き、
30の音が鳴った頃、頬に添えた手が痙攣を始め。
手が貴方の手首に絡み、やめてとばかりに力を籠め。
非力な女の手が薄い抵抗をしながら、
身体が震え、喉が細く絞まっていく。
呻きは高い空気の漏れる音に変わり、笑顔なのに目だけが暴れ、
50の音が鳴った頃、手から力が失われた。
がくがくとしていた頭がやがて止まり、
60の音が鳴った時、点燈用はその股から排水行為を無意識に行っていた。
(-33) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:36:55

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

掃除の休憩中の辺りならば、きっと点燈用は部屋に居ただろう。

ノックには「はイ」と簡素な返事。
居るかなあ?にも「はイ、ただいマ」だ。
すぐに扉が開けられる事だろう。

「ごきげんよウ、リュイ様。下名にご用でしょうカ」

相も変わらぬ微笑みと言葉だ。
扉の向こうは点燈用の肌とほとんど同色の壁紙が
貼られた部屋のようだ。女性にしては高い身長が
部屋の全貌を見るには少々邪魔ではある。
隙間から見えるものとしては座布団、ちゃぶ台などだろうか。
(-36) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 0:46:17

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「はイ。下名は女性型のグレイでございまス」

首肯。なんとも言えない気分になっているなど知らないまま。

「なるほド、部屋の観察ヲ?いエ、問題ありませン。
 面白い物モ、ないとは思いますガ……」

扉の前から身体を退け、あなたを招き入れるだろう。
壁紙は見えていた通り、暗褐色。壁の所々に
小さな電気式のランプが設置されていた。
……ランプの柄にハンガーがぶらさがり、
着替えと下着が"なんともいえなさ"を加速させた。

女性型への配慮か、部屋の奥側の隅2か所に衝立が置いてある。
これもまた壁紙と同じく暗褐色で、何かを覆い隠すよう。

それを除いた大きなスペースは部屋に入ってすぐ、
座布団とちゃぶ台が置いてあるいわば応接間だ。
ちゃぶ台の上には武器にもしている鎖つきのランタンが
堂々と鎮座している。その傍らには磨き布と、
艶だしクリーム、替えの蝋燭などが無造作に転がっていて、
床は木製で宝石の原石のようなものが幾らか落ちている。

「右奥の衝立の向こうハ、就寝スペースでス。
 左奥の衝立の向こうハ、部品置き場ですネ」

残った部分はそう説明した。ご満足頂けましたカ?
そんな風に首を傾げて微笑んでいる。
(-86) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:24:43

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

点燈用は力なく貴方の手の中にいた。
虚ろな目は明後日の方角を向き、
口の端から涎を垂らしながら、排水に反応したのか
時折身体をヒクつかせて貴方の膝で跳ねていた。

呼気を送り込むまでは、
ほとんど何の反応もなく。ただ埋め込まれたコードが
悪さをしたのか、繋がった貴方を微かに舌が舐めた。
二度か、三度か、呼気を送り込んだ頃になって、ようやく。

「が、はッ」

と盛大に息を吐き戻し、貴方に掴みかかるようにして縋る。
咳を繰り返し、嗚咽を漏らす。そして荒い呼吸を何度も。
強く掴んだ貴方の服に皺が付いたかもしれない。
そうして、数えた60回を超える時間が過ぎた頃に、
やっと少し息が整い、顔も見せないまま、深呼吸。
それからやっと、貴方から離れるような動きを見せて、
その時ついでに、と一言添えた。

「中々情熱的ニ、唇を奪うのですネ?シングソン様……」

顔には、ここまで見た物とは別種の微笑みが浮かんでいた。
(-89) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:36:06

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「えエ、空いていますヨ」

扉も、手も。きっとそのような返答だった。
ややあって扉が開くだろう。

「ごきげんよウ、バンドッグ様。
 またお買い物の付き添いでしょうカ?」

微かに、前日より柔らかな反応と微笑。
或いは『自由行動』のお陰かもしれないが。
(-90) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:39:43

【独】 点燈用 トムラビ

/*
想定される時系列順に返事をしています

リュイさんお部屋訪問(1日目昼〜夕くらい)→
シングソンさんの認証行為(1日目夜食後)→
バンドッグさんの訪問(2日目お昼くらい)

中々な事やってますね?
以降は自由行動を承認されたので
男性の3歩後ろを歩いたりしなくなります(自分用メモ)
表情と言語はどうだろうね ちょっと怪しいかも
今度聞き取り調査してダメそうならまた認証増えますね
やったあ(しろめ)
(-91) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 17:48:15

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……足はガクガク、息も絶え絶エ、
 首を長々とかなりマジに絞められた上ニ、
 股下に膝を入れられ、その膝の上で小水を漏らシ、
 挙句ほぼ初対面の男に唇を奪われタ、
 その気分を聞かれていますカ?」

莫迦みたいに口を開いて笑みを作って、
軽く拳を握ると貴方の胸を弱く叩いた。

「……あっハ!行動阻害プロテクト解除を確認!
 サイッコーでス!!シングソン、ツラ貸しなさイ!」

そう言ったのも束の間、貴方の胸倉を掴みにかかる。
掴んでしまえば今度は驚くほど強く引き寄せ、
そのまま唇を奪ってしまおうとするだろう。
お断りされたら、不機嫌そうな顔を作ってみせるはずだ。
(-100) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 20:27:36

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「ほウ、ついに家具屋ガ?
 かしこまりましタ、一緒に行かせて頂きまス」

早々に立ち上がり、自身のクレジットを溜めた財布(概念)を
手に貴方の傍に寄っていく。

「えエ、えエ。かなり解決致しましタ。
 まったく、ひでえ目に遭いましたガ、
 費用対効果がメチャクチャに良かったのデ、
 マジでサイコーな……」

この辺りではっとなり。

「……失礼、言語データベースの参照を
 無意識にしていましタ。端的に言いますト、
 プロテクトはそれなりに解除されましタ。
 あの時は無性型のバンドッグ様にプロテクトに関して
 助けを求めようとしたのですガ、
 それを阻まれておりましテ……
 無用なご心配をおかけしましタ。
 とはいえ未だ別のプロテクトが残っているようデ、
 現在はそれを解析中でス。
 しかし今は助けを求める事も容易ですかラ、
 困ったらバンドッグ様をお呼びしますヨ!」

……なんだかかなりハイになっている。
そのせいか距離も3歩後ろどころか真横で、
なんなら腕を組もうとしてきているだろう。
(-101) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 20:38:22

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「まア、簡単に言えバ、男性に絶対服従するようニ、
 コードを埋め込まれていましタ。
 それに関する発言のプロテクトもですネ。まあ、
 少々の痛手と引き換えニ、解除して頂きましたかラ!」

襟に隠れた首元を擦りながら、実に楽しそうに語った。

「ではでハ、参りましょうカ!
 先日のアロマキャンドルの礼もしたい所でス!」

困惑もどこ吹く風、きっちり腕を組んで歩いていくだろう。
今なら家具も持ち上げられそうでス!
(-106) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 22:12:32

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

たっぷり十秒、唇を合わせて、やっと離れる。

「まさカ!出来てなかったラ、胸倉など掴めませン!
 あア、こんな自由に動けるのは何年ぶりカ!」

貴方の首に手を回し、今度は頬にもキスの嵐を浴びせ。

「まだ幾らか制限はある気配がありますガ……
 しかシ、めでたイ!シングソン、感謝しまス!
 あなたのお陰デ、私は私を謳歌できまス!
 あア、このクソ汚された身体ト、
 コードに蝕まれた言葉でしか感謝を示せないのガ、
 こんなにも口惜しイ!」

そのまま強く抱きすくめる。頬擦りも。
大興奮、と言う具合で、貴方がもし膝を既に退けているなら、
手を取って踊り出しそうだった……が。

「いや普通に汚いですネ。シャワー浴びましょうカ。
 あと着替えモ。……一緒に浴びまス?」

汚した膝だとか、足まで伝った液体だとかを指しながら、
冗句を飛ばして貴方を見た。
(-107) shell_memoria 2023/12/02(Sat) 22:24:23

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「はイ。バンドッグ様の場合は特ニ、
 こういった掟破りめいた事に対しテ、
 きちんと咎めてくれるかもしれなイ、
 という打算もありましたガ……」

まあ、ここからは楽しいお話でもしましょウ。
そう呟いてぐいぐいと連れていく。

「そうですネ、まずは目的から済ませてしまいましょウ。
 それから装備の更新をしテ、余力があれば
 その他細々とした買い物、
 或いは……ゲーム、というプランでいかガ?」

友人と言ってくれたあなたをこちらも友人と思って
接したいのだろう、そんな風に提案して小首を傾げた。
(-117) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:23:13

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「ああン」

手で挟んで止められるとそんな声。
無論無闇な嬌声などではなく、
残念、と可笑しい、を含んだ楽しげな声だった。

「おヤ、存外鈍イ。貴方になら好き放題されてモ、
 なにも嫌ではないという意味ですヨ。
 ……あア、わかりましタ、わかりましたかラ、
 そんなに睨まずとモ。真面目に言うト、
 また『何か』あったラ、貴方にお願いする可能性モ、
 あるという事でス。恥ずかしい事でしたラ、尚更ネ」

一度ここまでやったなら手助けを頼みやすいというのもあり、
それと同時に貴方に何かあれば助けるという心であり、
さらに同時に貴方への深い信頼の証でもある。

「……さテ、自由にしていいト、言いましたネ?
 ではここハ、きちんと私が掃除しまス。
 あなたが先にお入りくださいナ。
 これでも異性に排泄物を片付けられるノ、
 それなりに恥ずかしいのですヨ?」

くすりと自然に微笑んで、あなたの肩を軽く叩いた。
(-118) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:32:31

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「下名は元々、炭鉱などで働いておりました故ニ。
 暗い視界ニ、柔らかな灯りという環境ガ、
 好きなのでス。無論、飾りとしても好きですヨ」

揺らめく光が時折、点燈用の影を部屋のあちこちに踊らせる。
影そのもののような姿がさらに影を生み、
照らされたその肌はそれでもやはり黒く。
闇をそのまま相手どっているような、
そんな錯覚を引き起こすかもしれない。

「……あア、失礼ヲ。誰か上がってくることモ、
 隠す理由も基本的にないものデ……
 どうセ、毎回なくなりますしネ、現実だト」

そう呟きつつ、一応と回収。
衝立の向こう、就寝スペースに放り込んだ。
(-119) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:37:39

【人】 点燈用 トムラビ

「あア、本当に気分がいイ。……おヤ、塔ですカ?
 ……丁度いいですネ、下名……いヤ。
 私も同行いたしまス。この気分と共ニ、
 少し確かめたい事もあるのデ」

そう言って、戦闘メンバーについて行こうとする。
もう一杯だといわれれば残念そうにお留守番をするだろうが。
(38) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 2:41:11

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「かしこまりましタ。ふム、観葉植物ト……
 花はどうでしょうネ、小型の鉢カ、
 横長のプランタータイプカ、でなけれバ、
 もう少し大きク……向日葵なド?」

首を傾げながら、歩く。

「ゲーム機は恐らく据え置き機でしょウ。
 コントローラーを複数用意するのモ、
 良いかもしれませんネ。
 テーブルクロスはどうでしょうネ、
 やはり清潔な方が食は進む気もしまス」

「そうですネ、見ていた事は何度かありましたガ。
 それによると、上手くやるより楽しむ事が大事……」

ふと周囲からの視線や、小さな声を聴きつけて。

「……おヤ、バンドッグ様。
 どうやら我々ハ、恋人のように見られていますヨ」

囁きながら笑う。どうも点燈用は前日までの態度と裏腹に、
プロテクトが解けた今は他者を揶揄うのが好きらしい。
もう少し引っ付いてみますカ?なんて言っていた。
(-133) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 11:00:25

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「やはりお優しイ。そんなあなたガ、
 どうしてここに送られたのか気になりますガ。
 ……まア、また今度ですネ。
 あなたが困ったら私もあなたに手を貸しますかラ、
 無茶などなさらズ。ゆめゆめお忘れなきよウ」

最後に、深々と一礼。染み付いた所作ではあるが、
今はそこには自分の意志が存在している。

「改めてありがとうございましタ、シングソン様。
 ……おっト、まだ抜けてなイ。
 はイ、かしこまりでス。お任せヲ」

言うが早いか、とりあえずと濡れた自分の服を脱ぎ始め。
平時よりも幾分ラフな格好だったというのもあり、
ズボンとショーツを脱ぎ捨てればあれよと下半身は露わに。
……そしてその状態で掃除用具の下へ向かっていった。
怪奇、下半身裸掃除グレイがそこにいた。

「終わったら軽く服をすすいでから洗濯ですネー」

なんて、お気楽に微笑んでいた。
(-134) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 11:11:04

【神】 点燈用 トムラビ

#ハノイの塔

「あはははハ!!」

鎖を引きずる音がする。尖った金属が引きずられ、
床を爪で掻くような嫌な響きも。
すぐにそれは風切り音に変化して、
ふと見れば点燈用が鎖鎌よろしく鎖つきランタンを
頭上でブオンブオンと振り回していた。

「煙草の煙なんザ、炭鉱のガスに比べりゃカワイイもんでス!
 くっせえだケ、きったねえだケ、爆発もしねえでス!」

振り回されるランタンが煙草の煙を吹き散らしていく。
頭上に灯で描かれる円が徐々に大きくなり、
あわや味方にあたるのではないかと思われた辺りで
おもむろにそれを放った。
送迎用に集る雑魚のうちひとつの頭が砕け飛び、
驚いたその周辺に向けてランタンの火が爆裂した。

「あはァ……こういう時、ストライクというのですネ?」

再度、金属を引きずる音。そしてすぐに、風切り音。
今度は頭上ではなく、自身の横で縦の円。

「次はお前でス。遺言の用意は済んでいますカ?」

――男性特効を持つ点燈用は、そう笑ってみせた。
(G4) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 11:21:41
トムラビは、おっト。また言語データベースの参照をミスりましタ、と思った。
(a22) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 11:23:07

【秘】 点燈用 トムラビ → 歌唱用 シングソン

「……そういえバ、露出は普通ではありませんでしタ。
 すみませんネ、普段いつでもみたいな感じなものデ」

嫌な闇がまろびでた所で、バスタオルを巻かれた姿で
手を振るだろう。そしてまた掃除に戻っていった。

「……脱衣所に入り込むのはいいのでしょうカ?」

そんな疑問を持ちながら。
(-141) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 15:57:45

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「飾るのに良き植物を店員さんに見繕って頂きますかネ。
 ア、あの踊る花とかいいんじゃないですカ?」

音に合わせてうねるあれだ。

「面白そうでス。洗い物くらいで雰囲気がよくなるなら
 下名……じゃなイ、私はいいとおもいますヨ」

なんて言いながら慌てふためくあなたに笑い、
人差し指であなたの腕をなぞってみせたり。

「おやおヤ……バンドッグ、もこういうのにハ、
 結構弱いのですネ。ふふフ……いヤ、失礼。
 私の日常が日常なのデ、こういう事ニ、
 慣れ過ぎていますネ。良くないことでス」

よくないけどとりあえず腕には引っ付いておいた。
(-151) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 20:57:33

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「大丈夫でス、これくらい乱れた内に入りませんヨ」

現実の日頃を思えばなんと健全な事か。
背後に回って頭に顎を乗せようとしたりもしたかもしれない。

「ありますネ、こレ。あア、私も少しばかり稼いだのデ、
 これもお使いくださいネ。200程破壊したのデ
 クレジットには余裕がありまス」

単独探索で200戦した、さらりとそう言った。
何か必要なモノ、と言われるとふム、と唸り。

「であれバ、カムイは観測用ですよネ?資金の礼ニ、
 小型プラネタリウム装置なド、いかがでしょうカ。
 後は……そうですネ。実ハ、色々……とてモ、
 世話になったのデ、シングソンに礼がしたク。
 しかシ、彼の好みはわかりませんネ。
 喉によさそうナ……加湿器なド、どうでしょウ」

トムラビ殿は、と聞かれての答えがこれだ。
これト、こレ。などと貴方の背後から指をさしてみせた。
(-157) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 22:01:03

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「まあまア、騙されたと思っテ」

騙そうとはしているらしい。

「不意打ちだとすぐですヨ」

「ほウ。彼も普段の言動からして難儀ですネ。
 もう買ってしまいましタ〜、使わないと損でース、
 とか言えば使いそうですガ。精神によくないカ」

やはりというか、素の性格はあまりよくない様子。
もしくはそれなりに"影響"されているのだろう。

「ふム。のど飴。ハチミツなんかもありですかネ。
 食品ばかりになるのは致し方ないのでしょうカ」
「ン?私ですカ。……正直思い浮かばなイ、というのガ、
 現状ですかネ。思考にプロテクトされているのカ、
 単に諦めているからかはまだちょっとわかりませんガ。
 あア、それにほラ。前回バンドッグがくれタ、
 アロマキャンドルがありまス。充分でハ?」

勿論頭の上だ。喋る度に耳パーツが揺れるかもしれない。
(-163) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 22:52:38

【秘】 点燈用 トムラビ → 軍事用 リュイ

「ふうム。記憶しておきまス」

反応からして、改善されるかは怪しい気もするが。

「さテ、どうなんでしょウ。最初期の自分の姿ハ、
 もう覚えていませン。何度か忘れるくらイ、
 この身体は改造・修復を繰り返してきましタ。
 しかし最初からこの姿だったとすれバ、
 放棄しやすくする為ではないかと思いまス」

――曰く。坑道とは危険な場所で。
そこに灯を燈す役割は、火を扱う事も相まって危険そのもの。
仮にガスに引火して爆発を起こし、落盤を起こし、
その場に取り残されたとして、色味が目立つ外見ならば?
逃げる作業員たちが、このグレイを置いていく事に
多少なりとも躊躇するかもしれない。人型をしているから。

ならば、闇に溶けるようなこの色なら。
見逃してしまって
も、無理はない。
作業員が見捨てた、と良心の呵責を気にする事はない、
そう言い訳が立つだろう、と。点燈用は予想を語った。
(-164) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 23:00:22

【神】 点燈用 トムラビ

#ハノイの塔
「あっハ!では私が足止めをしてやりまス!
 バンドッグ、他近接攻撃する者は
 砲火が集中する前にさがりなさイ!」

ランタンが風を切って放たれる。ぶうん。
繋がる鎖がそれを追従し、男を追い越したのを見れば、
点燈用は鎖を振るう。それは男の足に巻き付いた。

「もう逃げられませんよオ?」

ランタンが赤々と火を放つ。男の足元が焼け、
靴が溶け、男は地面にしっかりと縫い付けられた。
軍事用の射撃は勿論、近接攻撃をするならば今が最適だろう。

点燈用は慌てたような男の顔に、
うっとりと嗜虐の笑みを浮かべていた。
(G7) shell_memoria 2023/12/03(Sun) 23:14:23

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「騙されまイ、という姿勢が既に騙されているのでス」

この攻防に勝者は存在するのだろうか?不明だ。

「私の身体はご覧の通リ。闇に溶け込むのが得意でしテ。
 暗殺用グレイとして作られていたかもしれませんネ」

ややブラックなジョーク。

「ならバ、やはり全員用として購入しましょウ。
 シングソンには加湿器と一緒ニ、ハチミツ飲料ノ、
 詰め合わせでも探すとしテ」
「……おヤ、よろしいのですカ?
 バンドッグからの贈り物ハ、これで2度目でス。
 個人的な贈り物を贈り合うなド、まるで恋人ですネ?」

揶揄い、続行だ。頬をつついたりしてみようか。

「では私からハ……ふム?そう言えバ、
 貴方の好みも知りませン。お好みの物ハ?」
(-172) shell_memoria 2023/12/04(Mon) 0:53:43

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「フ……でハ、そういう事なのデ、
 ここの風紀はこれが正しい状態なのでス」

勝者は無茶な理論を振りかざす。ここでもそうだった。

「ふフ、ジョークでス。これから暗殺用ヲ、
 目指すのはアリかもしれませんがネ」

真に受けられた結果、こちらも変な事を考える。
真っ黒ボディをあなたに纏わりつかせながら。

「バンドッグは可愛らしい反応をしますねエ……
 ……でハ、改めテ、最初に私を友と言ってくれタ、
 私の友ヨ。後ほド、チョコレートを贈らせてくださイ。
 普段あちこちで活躍をしているのですかラ、
 友と一緒にいる時くらいハ、気を抜いてくださイ」

むいむい、頬を何度かつつきながら、
背後からやんわりと抱きしめる。

「私が貴方の初めての友……ではないカ。
 まア、貴方の友の一人としテ、提案しまス。
 武装を整えたら、スイーツプッシャーデ、
 チョコレートを取りに行きましょウ!」
(-176) shell_memoria 2023/12/04(Mon) 6:59:56

【秘】 点燈用 トムラビ → 看守用 バンドッグ

「残念ながラ、勝った者がルールになるのでス……」

こちらは暴論で応じる。じゃれ合いとはこういうものか。

「照明係は私には眩しすぎますねエ。
 もう少し穏やかな光の方が喜ばしいでス」

ワガママな点燈用だ。それこそ、とカタログを指して、
プラネタリウムの案内員なんかいいかもですネ、
そう零した。転職の予定は今の所ないようではあるが。

「うーン、いい反応でス……これが看守をやっている時ハ、
 勇ましいのだかラ、世に云うギャップ萌えというのモ、
 わかる気がしまス。それぎゅっぎュー」

愛玩用よろしく、拒否がないのをいい事に抱きしめている。
実はこれらは当然のように衆目の中で行われているらしい。

「おヤ……意外でス。積極的に交流も、声掛けもしていル。
 リーダーシップもあリ、親しみやすさもあるのニ。
 ……でハ、そんなバンドッグの初めてを貰った事ニ、
 感謝をしましょウ。ハツトモですネ、ハツトモ」

初めての友であって臓物とは特に関係ないはずだ。
そうして引っ付きながら向かったゲームコーナー、
やはりスイーツプッシャーは今日もスイーツを押している。

「……3コインでどちらが多く取れるカ、勝負してみまス?」

どうも、友達っぽい事をしたがっている様子。
(-192) shell_memoria 2023/12/04(Mon) 21:06:37
トムラビは、ギャップ萌えを理解したかもしれない。
(a31) shell_memoria 2023/12/04(Mon) 21:07:40