人狼物語 三日月国


57 在りし日の記憶、邂逅に微睡み

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視点:


【人】 分校教諭 添木 卓郎

──1日目夜・体育館へ──


[そういえば辺りが暗くなってきただろうか。
 俺はネリーと柚乃と別行動を取ることにした。


 『何か新しい情報があったら共有しよう』と
 二人に言い残し、校門から体育館へと歩いて行く。


 少し歩いて振り返ると、
 柚乃がネリーに手を差し出し、>>1:179
 2人で手を取り合って校舎に入っていくのが見えた。 ]
(10) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 0:43:06

【人】 分校教諭 添木 卓郎


   さて……。


[体育館からの物音が聞こえてから、
 既に時間が経っている。


 あの時扉を開閉した人物は、もしかすると
 とっくに体育館を後にし、別の場所を
 探索しているかも知れなかった。


 まぁそれでも一向に構わない。
 そうすれば俺は校舎に戻り、探索を続けるだけだ。


 体育館の近くは寒々とした風が吹いていた。
 こんな場所でも体育館が寒いのは変わらないん
 だな、と笑いながら、

 入り口の金属扉をガラリと開けた。
 さて、中には誰か居るだろうか? ]*
(12) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 0:43:38
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a3) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 0:43:51

分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a4) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 0:44:47

分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a5) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 0:45:21

【人】 分校教諭 添木 卓郎

──1日目深夜・体育館──


[扉を開けると、そこは体育館ではなかった。
 どうやら裏口から入ってしまったらしく
 足を踏み入れた先は運動用具が雑多に置かれた
 備品庫であった。>>12


 ボロい学校にも関わらず、
 ひととおりの備品は揃っているようだった。
 色々なボール、跳び箱、平均台…
 マットも何枚か重ねて置いてある。


 ふと眠気を感じた。
 この廃校舎に来てから時間の感覚を失って
 いたが、そろそろ睡眠を取って体力を
 回復しとかなければ。 ]
(22) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 10:48:33

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[備品庫の奥には、もう一つ大扉が見える。
 近づいて扉を開けると、今度こそ
 そこは体育館だった。


 人影は……ない。


 寒々とした風が吹き抜け、身を竦める。
 やはり来るのが遅かったか、と独りごち、
 今日はもう探索を切り上げて、
 ここの備品庫のマットの上で寝よう、
 と思った。]*
(23) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 10:49:04
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a9) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 10:51:38

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ 備品庫のマットの上に寝っ転がりながら、
  今日起こった事を振り返る。

  結局、色々探索したものの謎は深まるばかりだ。

  6言語を操る高校生ネリーも中々のキャラの濃さ
  だが、問題はあの柚乃という不思議な女性。
  彼女は本当に過去から来た人間なのか?


  そして読めない文字。NPCみたいな連中。
  どんなに歩いても繰り返される同じ風景。]
  
(34) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 11:59:59

【人】 分校教諭 添木 卓郎


 (やはりここはゲームの世界じゃないのか?
   最近の技術の進化はすさまじいからな。)



[ 俺が田舎の島で燻っている間に、都会の
  あたりでは高精度なリアル世界を再現する
  ゲームが完成されていたんだろう。

  『臨場感を味わうために一時的にプレイヤーの
   "ゲームを開始した記憶"を奪う』
  とかなんかの機能付きで。]


  (…まるでSF映画のディストピア世界だな)


[ 他にもありもしない憶測が次々と思い浮かんだが、
  疲労のせいか、いつしか眠りについていた。]*
(35) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 12:00:13

【人】 分校教諭 添木 卓郎


[ 久しぶりに、夢を見た。 
  前任校での記憶だ。 

  最近やたらと頻繁に葵学園の事を  
思い出す気がする。 

  理由は、分からないが。]
(42) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 14:51:01

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ 4年前、雛市(ヒナイチ)という女生徒を
  受け持っていた。


  つかみ所のない生徒で悪い噂も多く
  教師達も手をこまねいていた。

  
  毎週月曜の朝になると、
  週末の夜に彼女が繁華街をうろついて
  いただとか、柄の悪そうな年上の男達と
  つるんでいたとかいう目撃情報が職員室に届く。
  そんな困った生徒。
  

  わりあい素行の良い生徒が多い葵学園では、
  彼女の存在は腫れ物だった。]
(43) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 14:52:42

【人】 分校教諭 添木 卓郎


[ そんな彼女が……失踪したのだ。

  葵学園の一大行事、
  俺が付き添いをしていた林間学校の最中に。]*

(44) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 14:54:36
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a13) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 15:01:15

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ …思い出したくもない話だ。

  あの時の生徒達に、俺はどう思われていたのだろう。


  学園を追われ、逃げるように彼らの
  元を去った俺にとっては、
  ついぞ卒業する姿を見送ることの
  叶わなかった彼らは
  教え子のようなそうでないような
  宙ぶらりんな存在だった。
  

  そして彼らにとっても、既に俺は"先生"という
  存在では無いはずだ。
  彼らの誤解を解かぬまま、
  何も言わずに学園を去った俺など。 ]


    
─── 嘘、
   うそだよそんな、
   だって先生がそんなことするはず
   ぜったいにないのに、




[ ただ、一人を除いて。]
(46) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 15:30:58

【人】 分校教諭 添木 卓郎


[ 過去の出来事がゆっくりと渦を巻き。
  今にも眠りにつくかという、丁度その時――


  唐突に、鐘の音が周囲にこだました。


    (…時報か?)


  そして…さらにとんでもないことが起きた。

  今まで一度も聞いたことのない少女の声が、
  さながら頭に直接語りかけてくるかのように
  俺の脳めがけて鮮明に鳴り響いたのだ。 ]*
(47) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 15:32:35

【人】 分校教諭 添木 卓郎

──深夜・体育館倉庫──


[ そいつは、この空間は自分が作っただとか
  ここで一緒に暮らそうだとか、
  タロットを探せとか、
  兎に角ごちゃごちゃと喋り散らしていった。



  無意識に、自身の側頭部に手がのびる。
  手に触れた硬い感触。


    (ビンゴ。)


  やはりここはゲームの世界じゃないか。
  このヘッドギアを…ひと思いに掴んで
  頭から引き剥がす…! ]
(75) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:45:46

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ 
…なんてことは、なかった。



  もしかすると、いつの間にか装着された
  ヘッドギアが視界を覆い、偽物の視覚聴覚情報
  を与えているのではないか?


  そんな淡い期待もむなしく、変な声は
  ジェットコースターのようにテンションを
  上げ下げしながら"タロット"のルールを
  まくしたて、>>1>>2>>3


  その後スピーカーの電源を根元から
  引っこ抜いた時のように
  ぶつん、と唐突に消え去った。]
(76) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:46:28

【人】 分校教諭 添木 卓郎

   (なんだ…?あいつ……)


[ 内容はさして頭に入らなかったが、
  とりあえずあの声の持ち主はかなり
やばい奴

  ということは分かった。]


   (こんな薄気味悪ぃ校舎に連れてきやがって
    なーにが
「気に入って頂けましたか?」
だ)

  
[ さらに「もしここに居たくないのなら…」に続く
  態度の豹変ぶり。>>3


  "あいつ"の正体は知らんが、
  もし本当にヤツが"この空間の主"だと仮定した場合
  少しでもヤツの機嫌を損ねようものなら
  その瞬間に抹殺されてしまいかねない。
  そんな気迫があった。 ]
(77) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:47:41

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ まず、方針として。
  この世界に留まるなどということはハナから
  選択肢にない。


  次に、おおっぴらにタロットを探す素振りも
  見せない方がいいだろう。

  自称"この世界を司る"ヤツだが、
  人の脳に直接声を届かせる
  異能の類いであることは確か。
  どこで何を監視しているか分からないからな。]
(78) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:49:46

【人】 分校教諭 添木 卓郎

[ とうに眠気は吹っ飛んでいた。
  ネリーや柚乃はこのアナウンスを
  聞いたのだろうか?
  他の者とこの話を共有し、はやく行動せねば。



  そう思い、すっかり温くなったマットから
  腰を上げる。
  そして、何者かが体育館にやってくる気配を
  感じ取った。>>53 ]*

 
(79) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:50:14
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a18) Yuma_K 2021/02/04(Thu) 21:54:34

【人】 分校教諭 添木 卓郎

──体育館倉庫──


  『どなたか、いませんか。』


[ 倉庫に隣接した体育館のほうから、
  女性の声がした。>>84


  ネリーや柚乃の声ではない。 
  新しい人物の登場だ。
  早速、先程起こった妙な出来事と
  タロットとやらについて情報交換と
  いこうじゃないか。 


   あぁ、いるぞ。こっちだ。


[ 備品庫の扉をガラリを開け、
  声の正体を探しながら返事をする。]
(96) Yuma_K 2021/02/05(Fri) 0:24:30

【人】 分校教諭 添木 卓郎

   さっき聞こえた変な声の事なんだが…
  

[ 俺の目は彼女の姿を捉えただろうか?

  もしそうであれば
  俺は言いかけた言葉を失い、
  まさかとの思いと
  懐かしさと後悔がないまぜになって
  しばらく呆然と彼女の顔を見つめるだろうか。]*
(97) Yuma_K 2021/02/05(Fri) 0:24:57

【独】 分校教諭 添木 卓郎

/*
>>93からの>>94の流れは笑った
(-24) Yuma_K 2021/02/05(Fri) 0:25:59
分校教諭 添木 卓郎は、メモを貼った。
(a28) Yuma_K 2021/02/05(Fri) 19:56:59