[丁寧に通り抜ける櫛に…居心地の良さを感じ…指通る自分の髪に触れ、あなたに微笑んだ。]

ありがとうございます…クロエさんも…とってもお上手ですね…。

…お互い綺麗に髪を整えられて…なんだかとっても幸せな気持ちです…。

もしよろしければ…この後、お買い物やピクニック…外でお面をはずすのがいやであれば…お部屋で本を読んだりおやつを食べたり…ゆっくり過ごせたら…とても嬉しいです…。

[あなたはピンクが似合うから…お外でお買い物に行く機会があれば…ピンクのお洋服や髪飾りを買ってあげたいなと…そんなことを思いつつ…。
お部屋でのんびりすごすのも…とてもあたたかさを感じ…未来に夢を馳せる。]

赤い目のグレーテルさん…ええ、そうですよ…。
皆さんと楽しく交流している赤い目のグレーテルさん…みていてほっこりいたします…。


青い目のグレーテルさん…。
名前ないねんさん…とっても大きくてびっくりしますね…。

まあ…お兄様は…やはりカエルに…？
…なら、カエルさんを捜すことが…やっぱりお兄様を見つける近道なのでしょうか…？
では…あなたと一緒に…カエルさんを探しますよ…。

…ええ、お兄様を…見つけられたら…きっとあなたと、お兄様と…皆さんが笑える日がきます…。

[先の未来なんて分からないまま…あなたを安心させたくて言葉を尽くし…確定でない未来を話して…ごめんなさい、そう心の中で呟き…また掌から…確かな存在を拾おうと抱き締めた。]

…たくさんの人と行く…ピクニック…楽しそうですね…。

…皆さんが来るなら…クラウスさんも来てくださる…なんて思ったりいたしますが…。

…いじわるだなんてそんなことはありません…楽しみにしていますね…無理はせずに…。

…忙しい、ですよね…お時間がある時に…お話が出来たら…それは本心ですが…。
カワセさんと表でお話できないのも寂しいだなんて…わがままですよね…。

[抱き締め返された貴方のぬくもりに…離されない限り身を任せながら…。]

…はい、わたしの身も心も…あなたに捧げます…。

[一度驚きに目を見開くも…答えは自然と決まっていた…。
恥ずかしそうにしながらも…小さな声で、あなたへ告げる。
夢心地のまま…確かなぬくもりにただ委ねた…。]

ええ…楽しそうですね…。

はい…お声をかけたら…きっと来てくださると思います…。

そう…ですよね…きっと、お兄様にお気持ちは…届いています…。

ええ…グレーテルさんのお兄様…ご紹介いただける日を…楽しみにしております…。

…2人のグレーテルさん…お2人とも…皆さんの輪の中に…いらっしゃいますよ…わたしも…お話できて…とても楽しいです…。

グレーテルさん…こちらこそありがとうございます…。
いい夢を…みてくださいね…。

[腕の中で眠る少女をもう一度抱きしめて…いつの間にか自分も眠くなり…彼女の隣で眠った。]