人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

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視点:


到着:五色 冥桜

【人】 五色 冥桜

―― 予


  ほぅ、予の奏でる音が聞きたい者がいると。
  それも朝から晩まで毎日と――。


[手に持つ撥で絃を弾く。
明朗なる音は今の心境を表すかのようであった]


  よかろうよかろうすぐにでも奏でてやろう。
  してその稀有な者は何処に居るのだ。
  ……ん、何?
  風呂に入り着替えて輿に乗れと。
  何だ、村の地主の処か?
  違う……では國のか。
  ……なんと、それも違うと。
  

[絃を弾き響く音に不協が混じる。
眉間にもありありと不信を示す皺が出ていた]
(71) rusyi 2021/06/16(Wed) 1:52:33

【人】 五色 冥桜

  ……ふむ、まぁ、良かろう。
  どうせ寿命を迎えるまでに予の音を聞く者も少ないのだ。
  家の者だけでは些か競い甲斐もなくなってきたところだ。


[三味線を床に置き、撥をそのすぐ横に置いた。
それを小さき家族が持ち上げ布か何かに包む音がした]


  では――……なんだ、女手総出で。
  どうして脇を羽交い絞めにする。
  この予、逃げも隠れもせぬぞ。


[嘘をつけと頭を叩かれれば驚きを隠せぬままに足も手も捕縛され風呂場へと連行された。
風呂場の中からは得も言えぬおどろおどろしい声が響いたようであるが身体中隅から隅まで磨かれるという行為は存外心地悪さしか感じなかった。
風呂上りには椿の香油を擦り込まれ肌への触れが優しい生地でできた服を着せられるがその間男の尊厳というものは皆無であった]
(78) rusyi 2021/06/16(Wed) 2:01:25

【人】 五色 冥桜

  ええい、お前たち覚えておれよ。


[一族郎党見送ってくれているらしいが輿に載せられたままに呪を吐いておいた。
膝の上に乗せられたものも普段使っている三味線とは異なる様子であり恨み百倍程度には溜まっていた。

だが、出来るのはそれだけだった。
この身で叶うことはあまりない]


  ……ふん、良いさ。
  予はこれから望まれるままに奏でるのだからな。


[三味線を弾き音を奏でることだけが全てであった。
奏でた音に詩を乗せることだけが生き甲斐であった]
(79) rusyi 2021/06/16(Wed) 2:05:52

【人】 五色 冥桜

[こうして五色家の
を乗せた輿は所定の場所に運ばれ門前に置いていかれたのである。

待つ間は実に業腹なもので輿の中で撥を奮い雷鳴さながらに音を奏でていたのは、嫁ぎ先の者が輿を開けるまで続いた**]
(80) rusyi 2021/06/16(Wed) 2:09:28
五色 冥桜は、メモを貼った。
(a9) rusyi 2021/06/16(Wed) 2:18:18

【人】 五色 冥桜

[雷鳴は激しく轟くものだ。
幼き頃は臍を盗られるだのと脅かされ今に至るにそれは梅雨入りの合図であると知る。
今は怒りの表れであり人の起こす雷鳴というものは長持ちはしないものである]


  ふむ……。


>>108陽光が差し込むと雷鳴は鳴りを潜めしとしとと降る雨の如く撥は絃を弾いて鳴らす]


  それが何を示すのか分からぬな。
  予が奏でる楽器であれば左手に三味線。
  右手に持つは撥と言うものぞ。


[弾く手を止めると両手を開きそれぞれを示す]


  予の奏でていた音であるならばあれは雷鳴だ。
  空に瞬く閃光と共に腹の底に響く怒号よ。


[言葉と共に三味線と撥を定位置に戻すと一条の雷鳴を奏でた]
(150) rusyi 2021/06/16(Wed) 20:41:03

【人】 五色 冥桜

  予の音を一生聞いていたいと言う者がいると。
  そう伺いどうしてか身体を文字通り磨かれ。
  輿に押し込まれえっちらおっちらやってきたのだが。
  今になって思うにあれは謀られたのではないか。
  そう思い至ったのだ。


[演奏を止めると失礼と輿から降り立つ。
長らく座っていたので腰を大きく伸ばし周囲を見回した]


  おや、どこに……おっと失礼。


[姿が見えぬと周囲を見回したが視力が弱く見えなかった。
だが位置は変わらず目の前の下の方に頭があり膝を折って視線の高さを合わせると胸元へと手をあてて礼の姿勢を取った]
(151) rusyi 2021/06/16(Wed) 20:44:47

【人】 五色 冥桜

  謀られたと思ったのだが、もしや、もしや。
  お主が予の奏でる音を聞いていたいと言う御仁だろうか。
  そうであれば重畳であるがいかに?


[この男、嫁に出されたとは聞いてはいなかった*]
(152) rusyi 2021/06/16(Wed) 20:46:24

【独】 五色 冥桜

/*
このかんぅやべぇwwwwwww
(-44) rusyi 2021/06/16(Wed) 21:10:05

【人】 五色 冥桜

  予とて大の男。
  それが一族女手揃えてひん剥かれ。
  身を磨かれれば恨み言の一つも言いたくはなるものよ。


>>195断じて八つ当たりではなく正当な要求の範疇だと改める。
認識の齟齬というものは予め消しておいた方が良いものだ。

>>196細かな>>197表情の変化には気づかぬままに。
>>201約束と言う意味で伸ばされた手を取った]


  何れにせよ謀られたわけではなく。
  実際、予の前にお主が居る。
  そしてお主が望むのだから予はこう返そう。


[取った手を柔らかく握ると頭を垂れた]
(203) rusyi 2021/06/17(Thu) 0:07:27

【人】 五色 冥桜

  予の全てを捧げよう。
  お主のために音と詩を紡ぎ出そう。


[頭を垂れたまま手を引き寄せ、その甲へと口づける。
口づければ頭を挙げた]


  前の件はわからぬが待たせていたなら申し訳ない。
  生憎と目を悪くしていてな。
  うすらぼんやりとしか見えぬがお主は小さきようだな。


[見えぬ分は耳で聞く、見えぬ分は手で触れる。
甲へと口づけた手を辿り身体に触れると脇の下へと手を入れる]
(204) rusyi 2021/06/17(Thu) 0:07:39

【人】 五色 冥桜

  む、ん……なかなか重い。
  産まれてこの方、三味線より重いものなど
  終ぞ持ち上げてこなかったからな。


[腕の力だけでは無理そうで身体を抱き寄せその腕を肩にかけさせてから掛け声と共に抱き上げた]


  予の名は五色。
  村では厄介者の芸能の一族の期待の星。
  それがこの冥桜だ。
  して、中に入っても良いのか?


[輿に入り続けたくはないものだと首を鳴らして腕の中の小さき者に問うた*]
(205) rusyi 2021/06/17(Thu) 0:07:42

【人】 五色 冥桜

  異な事を言うな。
  予は風呂は好きだぞ。


[依頼主を抱っこし手の位置が落ち着くと唯一の持ち物である三味線と撥を片手で袋に包み背負った。

>>222先ほどから>>223記憶にないことを>>224言うがその都度表情も雰囲気も変化しているようで何かしらを基準として話をしているようであった。
もしも>>226名が紡がれたならば即座に理解したものだろうが黙されればこの男は好きなことを語る]


  一人で入る風呂も好きであるし。
  可愛い女子と入る風呂も好きだと思う。
  だがな、土中より引き抜いた根菜を洗うかの如く。
  全身洗われれば恨み言の一つも出るというものだ。


[立ち上がり邸へと一歩踏み出す]
(246) rusyi 2021/06/17(Thu) 19:08:15

【人】 五色 冥桜

  お主とは初めて出会った気はせぬが。
  残念ながら磨き上げたことや昔語ったこと。
  その辺りはどうにも記憶にないものだ。

  この世には三人同じ姿形をした者が居ると話がある。
  もしかすると予の知らぬ予が語ったのやもしれぬな。


[ちなみに三人目を見てはいけないのだそうだ。
そう>>228抱き着いてくる力が強まれば怪談話を語り聞かす]


  子を孕むならば今少し足りぬな。
  あと胸もない。
  尻の肉付きも鶏ガラのようだ。
  確かに育ったほうが良いだろう。


[からり、笑い声と共に敷居を跨ぐ。
敷居とは境界でありその先は神のみぞ知る世界であろうか]
(247) rusyi 2021/06/17(Thu) 19:08:22

【人】 五色 冥桜

  だが身が育つのも大切だが心も育たねばなるまい。
  子とは夫婦(めおと)の結晶だからな。
  出会い、気になり、好きとなり、恋をして。
  そうして結ばれ夫婦となり営み子をなすのだ。
  ……と予は聞いているし恋詩も凡そそのようなものだ。

  もっとも赤裸々な話も多いのだがな。


[敷居を完全に跨ぎ中に入ると、さて、どちらへ行くのだろうかと立ち止まる]


  変える場合もあるぞ。
  その名で居られなくなった時。
  源氏名として仮面の名を騙る時。
  本名を偽り語る時。
  そして夫婦となった際に籍を入れる時。
  他にも色々とあるのだが――。


[ゆると見え難い視線を主へ向ける]
(248) rusyi 2021/06/17(Thu) 19:08:28

【人】 五色 冥桜

  名は体を表すという言葉があり。
  今までの自分という殻を脱ぎ捨て脱皮をし。
  新しい生を受ける時にそうするのだ。

  ところで何か焼いているのか?
  それならば早くいった方が良いのだが……。
  どちらに進めば良いのだ、お主……ん。


[そこではたと口を閉ざし]


  そういえばお主、名は?


[まだ聞いておらぬなと思い問いかけた*]
(249) rusyi 2021/06/17(Thu) 19:08:33

【独】 五色 冥桜

/*
やだ安心できないw
(-59) rusyi 2021/06/17(Thu) 22:07:42
五色 冥桜は、メモを貼った。
(a22) rusyi 2021/06/17(Thu) 22:08:13

【人】 五色 冥桜

[人はそれほど長くは生きられない。
特に五色の人間は血が濃いため天命という法によくかかる。

芸という一物のために他の全てを欠いている者は少なくはなく。
それはこの男も変わりはない]


  なんだお主、怖くておねしょしてしまうのか?
  どうするもなにも決まっておろう。
  容赦なく磨きあげてお天道様にお布団を見てもらうぞ。

  しかし、
  予が三人居ると次々と怪談を語ってやれるな。
  寝る間も惜しむ程に聞かせてやろうぞ。


[無論、決め事など知らぬのだから尖る唇の意味も分かるものではない。
ただ不機嫌になっていっているということだけはちゃんと分かる。
分かりながらも口が止まらない]
(280) rusyi 2021/06/18(Fri) 1:26:48

【人】 五色 冥桜

  身体は飯を喰らい、しっかり寝て身体を動かせ。
  そうすれば勝手に育つものだ。
  だが、恋や出会いは何も人だけの道理ではないな。
  例えば国産みの神の話は知っているか?
  知らぬならば今度弾き語ってやろう。
  妻を救うために死国へ旅立った男の話だ。


[やれ、と引かれるままに歩いていく。
歩きながらもやはり>>270不明を語る主の言葉に首を傾げた]


  そうか、リンか。
  良い名だが土地神であらせられたか。
  ……ほう、ほう。


[聞えた名は祖父だか曾祖父の世代の名であったかな。
此処まできて漸く事態を察した男は満足そうに笑った]
(281) rusyi 2021/06/18(Fri) 1:26:55

【人】 五色 冥桜

  よかろう。
  確かに神であればずっと予の音を聞けるな。
  実に素晴らしい。
  だが――。


[廊下に足跡を残しながら歩きながらリンに語る]


  この予の名は冥桜であって蘇芳ではないのだ。
  蘇芳が知っていたことを予は知らぬし。
  逆に予は蘇芳が知らなかったことを知っておる。
  人の道理では親と子は夫婦にはなれぬからな。


[蘇芳の次がいたと言う。
恐らくはそれも五色の誰かだろうが大叔母か叔母か覚えておらぬが誰かが此処へ来ていたことは間違いないだろう。
ただ恐ろしく厄介なことにそいつらは大事なことを伝えてはいなかったらしい]
(282) rusyi 2021/06/18(Fri) 1:27:02

【人】 五色 冥桜

  予は焼くのも好きであるが煮つけも好みだがな。
  ただ妬かれるのは敵わぬものだ。
  それは予の時間を無為にするからな。

  して、此処で良いのか?


[そして男は自分の音を聞いてくれさえすれば満足であるため全て否定することなく新たなる設定を追加した上で、言われるままに扉を足で開けた。
何故ならこの両手はリンのために塞がっているからだ**]
(283) rusyi 2021/06/18(Fri) 1:27:08

【人】 五色 冥桜

[その声色は失意の音をしていた。
男と蘇芳は違っていて当然であるのに落胆が見えるのは前と蘇芳の罪であろう]


  違うとも。
  変わるのは、違うのは名ばかりではない。
  生き様も変われば性別が変わることもある。
  或いは生き方が違うからこそ名も違う。
  例えば豆腐だ。
  絹ごしと綿では同じ豆腐でも味わうが違う。


[リンを抱く腕に力を込めて抱き寄せると男は更に語りゆく]


  予は笛を嗜みはするが好むのは絃だ。
  笛は音でのみ語れる絃は合わせて詩で語れる。
  蘇芳と予ではそうした好みが違う。

  ちなみに名前は変われども中身が同じものもある。
  鰤と言うのだが――それは追々としよう。
  随分と騒いでしまったからな。


[反省の色が見えぬ声であるが本当に反省はしていない]
(349) rusyi 2021/06/18(Fri) 20:28:48

【人】 五色 冥桜

>>344がらり開いた扉の先。
やたらと部屋が広く感じるのは調度があまりないのと、人の気配がないからだろう。
埃臭く、黴臭い。
その部屋は一体いつからそのままであったのか。
屏風の向こうで寝ていたそれは緋扇と言うらしいが長い黒髪を見ればなるほど確かに五色の人間なのだろう]


  嫁の冥桜だ。
  それでは妬いても歯ぎしりも立てられまい。


[恐らくは布団も黴ているだろう。
恐らくはその身も朽ちているだろう。
色白も過ぎればやがては黄変していく身から流る黒髪は精気のないそれであろうことは窺える。

次が嫁が着たのだから役目は御免。
なのにそこに在るということは――そういうことだろう]
(350) rusyi 2021/06/18(Fri) 20:28:55

【人】 五色 冥桜

  お主、リンよ。
  寝ているところを掃除してもこやつは起きぬよ。
  人は皆、永らく眠る時が来る。
  そうなると多少のことでは目覚めはせぬ。


[部屋の中へ足を踏み入れる。
床に溜まった埃を踏みしめ文机の前へと向かった。
そこに置かれた紙束には何が記されているのだろうか。
すぐには読めはせぬが間近に紙を寄せ目を凝らせばその内見えることもある]


  それにな。
  起きた時にこの有様では困り顔にもなろうものだ。
  あと廊下もであるしお主、いつから掃除しておらぬのだ。
  ああ、もしや飯も喰っておらぬのか?
  だからこう小さいのだな。
  風呂には入っておるのか?
  予は目は悪いが他のものは結構敏感だぞ?
  どうれ、匂いを嗅いでやろうか。


[ほれと顔を近づけリンの視界を男は自身で埋めてしまう*]
(351) rusyi 2021/06/18(Fri) 20:29:10