人狼物語 三日月国


77 【ペアRP】花嫁サクリファイス 弐【R18/R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 五色 冥桜

[成程、言い得て妙であるとしたり顔で頷いた。
他愛もない言葉のやり取りを楽しんでいるのは男の方である]


  そのようなものだ、な。
  雑にはせぬと約束しよう。
  絹ごし豆腐のように優しくしよう。


[それはそれで身悶えそうであろうがそれもまた楽し。
大仰に額を手で叩いて良い音を出すと――]


  おお、そうであったか。
  これは突っ込んだ方が恥ずかしいというやつだな。
  してやられてしまった。


[可愛い八つ当たりの雰囲気に笑いながらも男が引っかけられた風に言葉で飾り、実態は果たしてリンの胸中にのみぞあるようにした]


  ふむ、ふむ。
  歴史ある建物よな。
  掃除も大変そうであるが――。


[米を研ぐ音に耳を澄ませ、笊にざらざらと流れる粒の音に炊きあがりの姿を思い馳せながらリンの頭に手を乗せた]
(14) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:35:31

【人】 五色 冥桜

  ご苦労さま。
  よき米の演奏であったよ。

  そうさな、奏でるのは自分で楽しむための者と。
  誰かに聞かせるを楽しむ者がおる。
  予は聞き手を邪魔だと思ったことはない。

  ただ物理的に邪魔されると少し業腹ではあるが。


[声も床踏む音も生活雑音も全て呑み込んでしまえば良い。
男は淡とそういうと示された箒と塵取りを手に取り戻る]


  少しだけ干しておこうか。
  それで明日も晴れならば改めて朝から干そう。

  陽が低くなっては台無しであるからな。
  そちらは予が運ぶとして干すのはどの場所だ。


[水に浸した米は少しばかり置いておくものだ。
その間に掃除をしようとリンを誘い、家中に戻りて四角い部屋を丸く掃く程度の気持ちで掃除をするとしよう。
本格的なものは後で良い。

そうしながら布団を干し、後は干し鰻を炙るための木炭を用意するとして――*]
(15) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:35:38

【妖】 五色 冥桜

  その程度で怒りはせぬよ。
  蹴り飛ばせぬ体勢で寝るのも良いが。
  それではお主に負担がかかりそうだからな。

  嗚呼――
($1) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:39:22

【妖】 五色 冥桜

  お漏らしは布団が一組しかないなら止めてくれ。
  ちゃんと予を起こすのだぞ。
  するまで付き添ってやろう。
($2) rusyi 2021/06/22(Tue) 20:40:31

【人】 五色 冥桜

[手を差し出されると自然と包み込むように握ってやる。
言の葉の通り冷たい指先が温まり々温度になるまでそうしながらまたからりからりと笑っては大仰な動作で身を振って見せる]


  そう、逆に聞き手が少ない方が寂しいものだ。
  あとはずっと聞いてくれる者であれば良い。
  お主がそうであるならばこの上ない幸福であろうよ。


[男は音と詩を好んでいる。
毎日ずっと嗜んでいても飽きることはない程に。
そして同時に共にそうして過ごせる者を望んでいた。

あっさりと騙されたのはその為だ。

繋いだ手の指の一本一本を柔く揉み温もったことを確認すると手拭いを取り出し拭いてやる]
(23) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:53:54

【人】 五色 冥桜

  それは懸命だ。
  お主であればお尻ぺんぺんしていたところだ。


[他愛もない話を続けながら縁側へと辿り着けば場所を想い起しながら覚えていき、衣の変えがあるならばと箱の中を漁り中から藍染の甚兵衛を取り出すとよしとそれに着替えてしまおう。

無論隠すつもりはなかったが着替える場所を言われればそちらへと向かってのことだ。

その間にも準備をしてくれていたならば早速と木炭に火を起こす準備をしていき、味噌と薬味も準備をしよう]


  水ぶきと隅の方、ハタキも明日以降だ。
  今ハタキをかけると埃が落ちてしまうぞ。
  それが落ち着くまで時間もかかるしそれは明日だ。
  予は埃ぽいのは分かるのだ。


[見えてなくてもにおいでわかる。
リンが米を炊く準備をしているのは音で分かる。

音で分かることは意外と多いものだ。
分からぬことは言の葉で語り聞けば良い]
(24) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:54:01

【人】 五色 冥桜

  食事の後は歯磨きだぞ。
  それが終わればゆるりと時間を過ごして。
  それから風呂にしようと思うがリンはどうだ。

  風呂が先の方が良いか?


[団扇を手にしおが屑に火をつけ放つ。
燃えやすいものから順番に、少しずつ風を送り木炭に火をつけていく*]
(25) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:54:07

【妖】 五色 冥桜

  いいや、予に跨って寝てもらうだけだな。
  そうすれば蹴る余地はどこにもない。
  挟み込まれるだけだがリンが寝にくかろう。

  ふっ――そうか、前までか。
  米だけでも美味なるものだが一菜くらいは欲しいものだ。

  だが……そうさな。
  羞恥やらがあるのは良いものだ。
  どうも神話の者たちは大らかでありすぎるし。
  お主くらいの貞操概念の方が予は好ましい。
($5) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:57:33

【妖】 五色 冥桜

  ――あ、予は別に中まででも構わぬぞ。
  風呂も一緒に入るのだ。
  入る、のだろう?
  夫婦であるしな?
($6) rusyi 2021/06/22(Tue) 22:58:36

【人】 五色 冥桜

[ずっと聞くことなど叶わぬことだ。
その様なことは重々承知している。
何よりもただ聞くだけでは男は自身がそれを許さぬことも知っている。

音も、詩も。
心を動かしてこその代物であり変化を求めてしまうのだ]


  夜は寝るものぞ。
  寝る前に弾くものもあるがな。


[寝ずに聞けということはない。
ただその一度の調べに向き合ってくれればそれで良い。
左右に振られる手に目を凝らしてからそっと頬を撫でてやる。
撫でていたからこそ表情の変化にも気づけたもので盛大に噴き出すと楽しそうに笑い声を漏らして頭を撫でてやろう]


  それはハリが良いのだろう。
  鼓も同じでハリのないものは音が悪い。
  お主の尻は叩き甲斐があるのだな。


[尻を隠し始めるとその仕草もまた可愛らしく。
ヘソを見られると余計に見せてやりもした。

生活の順を考えるのは大切なことで。
少しずつリンとの生活時間を確立していくのはそれぞれが何を行うのか役割分担は臨機応変に]
(75) rusyi 2021/06/23(Wed) 20:50:26

【人】 五色 冥桜

  ん、なんだ、どうしたというのだ。
  お主……火が怖いのか?


[背に隠れるリンへと首を後ろに回して小さすぎて姿は頭くらいしか見えず。
肩を竦めては赤子ないてる蓋を棒で押さえた。
怖いということで茶化すことはせず揶揄いもしなかった]


  何、そういうこともあるものだ。
  こうしたものはな、道具を使うものよ。
  上手く炊くには今しばらくは待たなければならないがな。


[目が見えぬ分は音で分かるのだが後ろの悲鳴と前の鳴き声がとても混ざり合っていて微妙に分かり難い。
少し早めに木炭を崩して火力を削っていきその分少しだけ長めに炊くことにした結果、蓋を空けるとお焦げが出来た塩梅の炊きあがり加減となっていたことだろう。

米が炊けたならばその木炭を七輪に移して包丁を入れた干し鰻に串を打ち込み炙っていきながら残り火に葉に包んだ薬味入り味噌を放り込み熱していった。

少し経てば良い香りがしてこよう*]
(76) rusyi 2021/06/23(Wed) 20:51:16

【妖】 五色 冥桜

  良く言われることだな。
  予の真実は音と詩の中にありけり。
  あとお主に跨れたくらいでは重くもないとも。

  もっと重みを感じるくらいに育つと良いぞ。
($9) rusyi 2021/06/23(Wed) 20:53:58

【妖】 五色 冥桜

  そうか、それもそうだな。
  お主も立派な女子なのだから。
  見られたり聞かれたりするのは億劫であるか。


[さて、とどうしてか少しばかり陰の気配を纏ったリンを抱き寄せてやる]


  良い、良い。
  予はお主からは離れぬさ。
  厠以外では共に過ごそう。


[最早暇にさせることはないだろう。
食事が終われば音と奏でよう。
詩を謳いて世の景色を伝えよう。

それが終われば風呂に入り、初夜を――初夜というのだろうかはさておいて迎えるのだ*]
($10) rusyi 2021/06/23(Wed) 21:00:56

【人】 五色 冥桜

  その様なものだ。
  静かな夜を彩るのは夢の国へ続く道のりで。
  寝る前の物語と言えば幾夜にも渡り語るものもある。


[日により気分により謳うものは変えると良いものであるし三味線で弾く音色だけではなくそれは笛の音であっても心落ち着かせてくれるものである]


  火は便利なものだが怖いものでもある。
  畏敬、畏怖……火は人の営みと共にあり。
  同時にそれ自体が信仰の対象でもあった。


[押さえている棒から中の具合は伝わってくるものだ。
賢いと褒められれば満更でもない笑みを浮かべる]


  そうであろう。
  とは言えど離れてしまえば炊きあがる最中の香りや。
  炊きあがり蓋を開けた瞬間の最高に良い香りは逃してしまう。


[逃げぬ姿勢を褒めようとして、その目当てが味見となるといよいよと盛大に笑いだす]
(88) rusyi 2021/06/24(Thu) 1:52:12

【人】 五色 冥桜

  はっはっ、こちらは怖くはないのか?


[火の粉が飛ぶ程の火力でもないが木炭はそれでも煌々と赤く光っているものだ。
それは確かに熱を感じさせるもので火に通ずるものであるが――]


  少し待て、味噌の具合をな――。


[放り込んでいた葉に包んだ味噌を取り出し包みを解く。
中では熱された味噌が薬味と合わさった良い香りをさせており開封と同時に周囲へと広がった。
それだけで白飯はいけるのだが――。]


  これをな、こうするのだ。
  匙はこれか。


[炙り柔らかくなった干し鰻の身を少し崩し、白米を匙の上に乗せそこへ更に崩した身と乗せ味噌を乗せる。
一口大の本日の夕餉を作ればそれを雛鳥のように口を開くリンへと差し出した]


  熱いからふうふうして食せよ。
  それとも予にしてほしいか?


[からり笑いながら皿に炙った干し鰻を乗せ味噌を添え膳を作ってしまえば夕餉は完成した*]
(89) rusyi 2021/06/24(Thu) 1:52:24

【妖】 五色 冥桜

  試してみるのは良い心がけだな。
  今宵早速試してみるか?


[尤もその体勢はその体勢で大きくなると用向きがあるのだがそれは伝えることはなく小さくほくそ笑む程度に留めていた]


  ふむ――お主がそれが良ければそうしよう。
  補いあうもまた夫婦。
  そして別の用向きであれば――。


[リンの手を取り柔く握る]


  共に謳うもまた夫婦の嗜みよ。
  予とお主、一つの詩を二人で謳うことで。
  詩は自然と深みを持つものだ。


[足して一も夫婦であろうし、一足す一をするのも夫婦であろう。
その何れが善しではないが――]


  色々出来た方が好いに違いない。


[であろう、と笑みを見せた**]
($12) rusyi 2021/06/24(Thu) 1:58:24

【人】 五色 冥桜

  さて、どうであろうかな。


[空ろに見える世界を瞼で遮り闇の世界へと視線を移した。
そこは闇の中ではあるが何も見えないわけではない。
聞こえる息遣いや気配がありありとリンの姿を浮かびあがらせてくれるのだ。

夢の世界が憎いとリンは語るが確かに大切に想う相手が自分以外の元へと旅立つのは憎くも感じよう。
ただそれだけではないと教えてやれると良いのだが――]


  笑ってしまうのは仕方なかろう。


[変わらぬ調子に戻り、更に地団太をして拗ねる雰囲気は中々に笑い声を誘うものである。
ただそれは馬鹿にする類のものではないのだが中々どうしてリンは喜怒哀楽に富んでいる]


  何せお主がそうやって予を笑わせてくれるのだからな。


[ふぅ、と匙のミニ干し鰻丼に息を吹きかける。
幾度かそうして冷ませば開かれている口へと匙を差し入れた]
(108) rusyi 2021/06/24(Thu) 22:30:02

【人】 五色 冥桜

  匙は噛むのではないぞ。


[唇を閉じれば匙を引き抜き空となったのを確認する反応を窺うのである。
さて、此度はどのような反応をしてくれるのか。

それを見る前から小さく笑っている男は肩を揺らしながら膳を整えていた]


  良いぞ、お主が誘ってくれるのだ。
  予はどこへでも向かおう。
  夢の世界は大方神代の世界か現実の苦楽であるが。
  此処の情景はその意味では夢の様であるからな。

  その前に――。


[膳は更にもう一つ。
永く眠る者へは小さな小さな椀に白米を載せ干し鰻を一切れ自分の分から取り載せておく]
(109) rusyi 2021/06/24(Thu) 22:30:09

【人】 五色 冥桜

  これを緋扇の枕元へ置いてやると良い。
  阿修羅というものは腕が六本あるそうだが。
  予の手は二本しかないからな。


[男の手には自分のものとリンのものの膳しか持てぬと告げ、作った椀を示す]


  永く眠る者へはこれくらいで構わぬものだ。
  こうしてやって、曲で知らせてやればな。
  夢の中ででも気づけるらしい。


[そこを断定で伝えることはせずぼやかして。
縁側に案内してくれとせっつこうか]
(110) rusyi 2021/06/24(Thu) 22:30:17

【妖】 五色 冥桜

  もう少しすれば夜も暑くなる。
  そうすれば試すには不向きとなるからな。
  予もそれには同意だ。

  では共に風呂に入り、共に眠るとしよう。
  人の理では眠りは大切な儀式だからな。

  ちなみに大切な儀式はあと三つある。
  一つは食事で、後一つは大きくなったら教えてやろう。


[よし、よしと頭を撫でてやりながらまずは食事の後に夜を想う曲と、永く眠る者へ手向ける詩を教えていくとしよう]


  お主と予の物語は今日始まったばかりなのだ。
  目を閉じていても予の音が聞こえる。
  頭の中では予の詩が綴られる。
  そうすればお主は完全に予の虜よ。


[くつくつと楽しそうに笑いながら、さて、縁側にたどり着けば陽が沈みそうな黄昏時であったろうか*]
($14) rusyi 2021/06/24(Thu) 22:40:28