人狼物語 三日月国


47 【半再演RP】Give my regards to Jack-o'-Lantern【R18】

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視点:


【墓】 魔法猫 カザリ

── 修道院 ──

[自身が知るのは彼女の名と身分だけ。
 なぜここへ送られたかなどは知らない。
 知る必要も、問う必要もないと思っていた。

 禁じられていたのはもちろんある。
 けれどそれ以上に、水仕事以外で掌に傷を増やしたくなかった。

 過ぎた興味は身を滅ぼすもの。
 過去の、彼女以外の客人を世話していた時などは、それで打たれたこともあったから]
(+3) pearlkun 2020/10/25(Sun) 17:58:28

【墓】 魔法猫 カザリ


  ご不快、ですか?
  けれどそれが……


[一般的、普通なのだと紡ぐ前に頬がつままれた>>+1

 誰かに言われなくとも当たり前。
 下働きと共に、湯に入ろうとする彼女の方が珍しい。
 けれどその瞳を見れば、それ以上言い募るのは危険なようで]


  かしこまりました

  けれど石鹸は────
  香りが残っては、先輩方に叱られますので


[せめて、と瞳を伏せる。
 自身の立場はこの場において、吹けば飛ぶようなもの。
 必要以上に睨まれたくないと訴える間にも
 距離は狭まり、腕の中へ捕らえられる形になっていた。

 上機嫌そうに笑う相手。
 対してこちらはきょとんと目を見開いたまま]
(+4) pearlkun 2020/10/25(Sun) 17:58:50

【墓】 魔法猫 カザリ


  ──それは……
  なぜ、私なのです?

  任せるならばもっと優れている者のほうが
  何か取り柄のある者の方が良いでしょうに


[専属になればつまらなくはない。
 それはたしかにそうだろう。
 衣装の話もそう、この距離も。
 彼女の思考は私の常識とはあまりに異なるから。

 けれど、その提案に易々と頷けるかと言えば]


  せっかくのお話ですが
  私は、ハロウィンのお付き合いだけで

  ──採寸は、食後に
  お食事の方は部屋に運ばせましょうか


[身元のわからない者を専属にするほど、甘いとは思えないとため息一つ。
  
 この分だと食事は食堂ではなく、ここに運んだ方が良いだろうかと声をかけた*]
 
(+5) pearlkun 2020/10/25(Sun) 17:59:11

【人】 魔法猫 カザリ

── ただいにゃ ──

[本日の獲物は殿様バッタ。

 人間の掌サイズのそれはとてもよく動き、咥えるのには顎が疲れた。
 ましてや翅一枚、脚一本欠けることなく運んで来るのは至難の技だったというのに]


  ん、なぉ!
   (反応、薄っ)


[そのわりには薄い反応>>10に尻尾をバシン!
 大方、一匹しかとってこなかったのが原因だろうけれど、そもそもこの下僕は注文が多いのだ。
 
 放心状態から回復し、床の上を跳ね始めたバッタを前脚でちょんちょん。
 下僕にも勇姿を見せてやろうかと思ったところで]
(25) pearlkun 2020/10/25(Sun) 17:59:31

【人】 魔法猫 カザリ

[ブラッシングはどうでも良い。
 けれど、下僕の手にあるオヤツには用がある。

 難を逃れたバッタが一匹。
 下僕その2・その3がいる部屋へ跳ねていくのを見送りながら]


  にゃっ!!


[とたた、と一目散におやつの方へ。
 なぜ下僕が後退りしているのかは、わかってない*]
(26) pearlkun 2020/10/25(Sun) 17:59:49

【墓】 魔法猫 カザリ

── 修道院 ──

[身体に触れる手が動くたび>>+6ぴくりと背筋が震える。
 触れる手に優しさや親しみよりも不安を感じてしまうのは
 撫でられる心地よさより、打たれる痛みの方が身近にあるからだ。

 だから彼女の言葉は渡りに船。
 お風呂も、石鹸も、専属になることも。
 本来ならば幸運だと喜ぶべきことなのに]


  今に満足しているわけではありません

  ただ、そうですね
  飼われるということは
  捨てられる可能性もありますから
  
 
[それは嫌だ、と短く付け足す。

 夢に出てくる人とよく似た面差し。
 楽しげに笑う瞳をじっと見つめ、挑発するような視線を送り]
(+8) pearlkun 2020/10/26(Mon) 11:28:46

【墓】 魔法猫 カザリ

  
  私を飼うのは手間がかかるかと
  
  もしもペットをお望みでしたら
  鳥でも捕まえて参りましょうか?


[唇の端を上げ、笑みの形を作る。
 彼女という人の人となりをよく知っているわけではない。
 けれど、彼女と交わすやりとりだけは嫌いではなかったから。

 そのまま身体が離れれば>>+7一度だけお辞儀をし]


  かしこまりました
  では、伝えて参りますね


[一旦その場を辞して部屋の外へ。
 廊下にいた他の使用人に配膳を頼むと、自身は調理場に行き昨夜のパンの余りを貰い]
(+9) pearlkun 2020/10/26(Mon) 11:29:11

【墓】 魔法猫 カザリ


  ただいま戻りました


[しばらくして再び部屋の扉をトントン。
 ノックをし、許可が出れば部屋の中へ。

 その頃には彼女の分の食事は運ばれていただろうか*]
(+10) pearlkun 2020/10/26(Mon) 11:29:34

【人】 魔法猫 カザリ

── ただいにゃ ──

[とてて、と前に進むたびにオヤツごと下僕が退がっていく>>27
 あと少し、あと一歩で届くというところまできて、鼻先に残るのはオヤツの美味しい匂いだけ。
 一歩の距離が小さい分、こちらの方がだいぶ分が悪い。

 早くよこしなさいよ。と、右前脚をパシリ。
 振り上げてオヤツの袋をはたき落とそうとしたすれば]


  ……にゃ?


[パタンと後ろで扉の閉まる音>>28
 続いてガチャリという金属音が聞こえてくる。

 なんだろう、前にもこんなことがあったような気が。
 丸い目をさらに丸く開き、あらためて辺りをキョロキョロ見回し]
(40) pearlkun 2020/10/26(Mon) 11:29:56

【人】 魔法猫 カザリ


 ぅ、みやぁぁぁぁぁぁああ



[断末魔のような叫びと共に肉球でドアをバンバン。

 ちらっと振り返って見れば、下僕は何やらブラッシングの準備をしているようで、となればその先に続くのはお風呂しかないわけで]


 シャーーー!!!



[お前も共犯か!という気持ちで鼻先に突き出されたオヤツに威嚇。
 完全に八つ当たりだったりする**]
 
(41) pearlkun 2020/10/26(Mon) 11:31:21

【墓】 魔法猫 カザリ

── 修道院 ──

[ガチャリと扉を開けば、漂ってきたのは焼き立てのパンとシチューの香り>>+12
 それだけで確認しなくとも、食事が運ばれてきていることがわかる。

 シチューをかき混ぜる手元へ目を遣り、自分の分のパンをポケットから取り出して]


  早い者勝ちですから

  お嬢様に命じられた
  そう伝えれば良いのでしょうが
  それは少し……


[嫌なのだ、とパンをちぎり口へ運ぶ。
 そうして一口、二口と食べ進めていき]
(+13) pearlkun 2020/10/26(Mon) 22:30:27

【墓】 魔法猫 カザリ


  ──鳥は要らない
  先程、そう仰いましたが
  飛ばない鳥もおりますよ

  ペットに向いているかといえば
  また別、ですが
  人に馴れはするそうです
  

[彼女の手の中にある器。
 その中に浮かぶ肉を見てポツリ。

 名のある家の娘が鶏を飼う。
 そんな光景を思い浮かべ、くすくす笑い*]
(+14) pearlkun 2020/10/26(Mon) 22:30:53

【人】 魔法猫 カザリ

── ただいにゃ ──

[人間は下僕であり、にゃー達こそが主人。
 そのはずなのにこの人間に限っては、なかなかうまくいかない。

 お土産の件もそう、すぐにお風呂へ連れて行くのもそう。
 さらにいえば吸おうとするところもそう。
 やっぱりこのニンゲンはイマイチ苦手。

 それなのに、とうの本人は上機嫌なようで
 その笑顔が一段と警戒心を煽ってくる。

 耳をぺたんと倒し尻尾は脚の間へ。
 膝になんか乗るものか、とじりじり後退り。
 そんな抵抗を試みたところで──]
(46) pearlkun 2020/10/26(Mon) 22:31:24

【人】 魔法猫 カザリ


  ゔぅ……


[結局、逃げ道はない。
 最初からそう、わかりきっていた。

 美味しいオヤツを
 美味しくなくいただきながら
 時折、壁や扉に威嚇をシャーシャー。

 尚、シャワーは怖すぎて硬直してしまうので
 とても楽だと下僕2・3にも言われたほど*]
   
(47) pearlkun 2020/10/26(Mon) 22:33:34