人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
[腰を抱き寄せる彼の手が
 思うよりもしっかりとしていてどきりと心臓が跳ねた。
 涙を拭ってくれた優しい指先と同じはずなのに>>1:715
 思う以上に力強くて。

 優しく重なる唇。
 朝も何度もキスしたけれど、
 お酒を飲んでいない今の方がその感覚がより鮮明だった。
 もっとこうしていたい。
 そう思ったけれど直ぐに唇が離れてしまったから
 そ、とまぶたを開いて彼をみた。
 間近にある彼の顔。
 混じり合う瞳の色の世界。
 それに見惚れてしまっていたのに。]
 
(-14) 夢見 2020/07/29(Wed) 5:44:23

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞


   っ、……ずるい。 ん、……っ。
 
 
[愛してるだなんて、それを使うのはズルい。
 こんな風に抱きしめてくるなんて、ズルい。
 なのにどうしたってその言葉があまくなる。
 私は両手を彼の背中に回して身を寄せて
 甘い甘いキスを受け入れていた。

 離れたとしても私からもまた寄せて
 彼の唇を啄むようにちゅ、と音を立てる。
 でも、まだそうして触れ合うだけだったのは
 ここが決して無人ではなかったから。
 疎らでも人がいて、
 気付かなかったけど羽井さんや市村さんも来てる。

 キスを終えると私はまだ夢見心地で
 ぽーっとのぼせた顔で彼を見つめていた。

 そして、えへ、とはにかんで。]
 
(-15) 夢見 2020/07/29(Wed) 5:44:50

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   ……言えてよかった。
   凄く緊張したけど、ちゃんと言えて。

   もっとたくさんキスしたい。
   もっとたくさん触れ合いたい。

   ……智詞さんは、どうですか……?
 
 
[それは流石に早急過ぎる?
 でも、好きだから触れ合いたいのは事実で
 こうして向き合って抱き合ってしまうと
 どうにも離れ難くなってしまっていた。
 歩き始めるならまた手を繋ぎ直すけれど
 草叢から誰かの喘ぎ声
 人の気配に肩を跳ねさせて、
 より赤くなった顔を智さんの胸元に埋めた。]*
 
(-16) 夢見 2020/07/29(Wed) 5:45:53

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ >>729お願いされようと思ったけれど
 当の本人は不要なようで>>735]

  あ、ちえさん――…

[ おやすみなさい。と忙しなく去っていく彼女に
 呆気に取られて、見送ることになる。

 何か悪いことでもしただろうかと、不安になるが
 ――まさか、送ってあげなきゃと思われてたとは露知らず

 彼女のことはそのまま見送った。

 多少酔ってても、何度も行き来しているホテルの部屋は
 さすがに間違わないから安心して欲しい。]

  それでは、2人もおやすみなさい
  とても楽しかったです

[ 気を取り直して、2人に向き合うと
 ひらひらと手を振って、別れの挨拶を口にして
 その場を後にする**]
(27) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 6:16:31

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

[ 啄むような口付けを何度か交わして
 彼女の唇から漏れる甘い声に、口角が上がる気配を感じた。

 瞳は、君を捉えて離さない。
 視線だけでは足りなくて、はにかむ君が愛しくて
 腰を抱く腕に力が入ってしまうけど。

 遠くで人が動く気配や、微かに聞こえる声に
 はたと、2人きりではないのだと気づかされる。
 彼女の知り合いが、傍にいるなんて言うのも
 知らぬところだが、]

  言ってくれて、ありがとう

[ 気持ちを言葉にするには、
 自分の場合、もっと時間がかかっていただろうから
 ――とても憶病だから、ね

 もっと、キスをしたい
 もっと、触れ合いたい

 そう望まれれば、ゆっくりと頷き返す。]
(-18) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 6:43:47

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

  
  ……私もそうしたい。でも
  蛍のまほろばを、騒がしくするのは
  可哀想だから、部屋に戻ろうか

[ 何処からか聞こえる
艶めいた声
に、
 瞳を瞬かせて、こちらも緩く頬を染めた。

 胸に埋まる頭を緩く撫でて、一つ提案を。

 彼女が頷いてくれるなら、自分の部屋でいいかな?と告げて
 幻想的な光景をもう一度見上げてから
 手を繋ぎ直して、ホテルの方へと歩き出した。]
(-19) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 6:44:48

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜


[ 帰り道、コンビニで
 小腹が空いたからなんて言って、
 お茶とおにぎりと一緒に、ゴムを買っておく。
 
――普段から、そういうものは持っていなかったからね
*]
(-20) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 6:45:28
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a16) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 6:50:45

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 朝:ショッピングエリア ―
[ いつもよりは少し遅い朝。
 部屋で朝食を済ませれば、ショッピングエリアに来ていた。
 一度行った場所だから、今日は問題なく到着できた。

 清平に言ったように普段しないことをしてみようと
 プールや乗馬をするにしても、水着やらは
 持ってきていなかったので、買っておこう思ったのだ。
 ――本当に使うかはさておき。


 女性ものほどバリエーションがないにしても
 男性ものも、そこそこ種類がある。
 
 プールとか、高校以来な気がするな。]

  そういえば、真珠さんは今頃楽しんでいるかな

[ 昨日聞いた真珠の予定を思い出して、
 楽しんでいるかなと思い浮かべたりしながら、
 正直何がいいのか分からなくて、水着の前で悩んでいた。

 膝位の丈のものの中で、さてどれにしようか]
(69) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 15:03:30

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 一人で悩んでいると、同じような観光客だろうか。
 二人組の女性に『外国から来たんですか?』
 なんて、よく言われる言葉で、話しかけられた。

 『瞳の色が綺麗で、好きです。』と言われて
 詩桜の顔が浮かんでしまったら、いつもみたいに

       
放っておいてくれ

   ――――Jätä minut rauhaan.

 なんて、冷たく言えなくて、矢継ぎ早に質問をされて、
 さて、どうしたものかとあわあわしていた。**]
(70) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 15:05:12
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a28) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 15:08:04

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞


[きっと、私と彼の臆病の方向性は違う。
 私も別に勇敢な類の人間ではないし
 むしろ余裕がなくて焦ってばかりの人間だ。

 そして勿論臆病でもある。
 臆病だから、その関係性を言葉で確かめたかった。
 まだ貴方のことを知らないから沢山知りたくて、
 何も言わないで何もせずに終わるほうが怖かった。

 ……だから、想いが溢れれば一直線。
   猪突猛進も臆病の形の一つ。
   それでも優しくそれを受け止めてもらえたから
   止められれば落ち着ける、その筈だけれど。]
 
 
   ……やっぱり 言葉の選び方が きれい。
 
 
[まほろばなんて、中々するりと出てこないと思うのだ。
 だからそんな言葉を自然と使える彼が
 やっぱり大人で素敵だと思えたし
 私もそうしたいと。
 部屋に戻ろうと頭を撫でてくれる彼に胸がキュンと疼く。

 こくりと頷いた私はきっと、耳まで赤い。]
 
(-39) 夢見 2020/07/29(Wed) 15:13:03

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   はい。……智詞さんの部屋が、良いな。
 
 
[改めて言葉にすると改めて恥ずかしくもある。
 けど、自分の部屋は急いで出てきたから
 洋服がまだ並べられていてお勧めはできなかったし
 一人で泊まるダブルの部屋を見られたくなかったから。

 素直に頷いて彼とまた、恋人繋ぎ。
 熱い頬を夜風が撫でるのが心地よかった。]
 
(-40) 夢見 2020/07/29(Wed) 15:13:24

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
[なお、コンビニではその事を察していた。
 小腹が減って、とは言うけれど
 一緒にコンビニに寄った時には
 カゴの中身をあまり気にしないようにする。

 私から籠に入れたのはペットボトルくらい。
 組んでた腕は明るい場所に来ると
 なんだか恥ずかしくて指先だけ繋ぐ形に戻してた。

 お会計の時に自分も財布を出したけど、
 二人なのにお会計どうしようってざわついていたら
 店員さんに微笑ましげに見られて
 なんだかもっと恥ずかしくなったりしていた。]
 

 
(-41) 夢見 2020/07/29(Wed) 15:13:49

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
[そうして部屋に近づくたび
 どき、どき、と鼓動が強くなる気がした。
 部屋に入れてもらえたなら、お邪魔しますと
 小さく声をかけながら入ろうとして。

 ぁ、と小さく声を出す。]
 
 
   私、前髪、あげていた方が良いですか?
   ヘアピン持ってきてたんですけど……。
 
 
[と、手荷物の中から取り出そうとする。
 だって、
 その方が、]
 
 
   ………顔を見られるの、恥ずかしいけど。
   私も、智詞さんの顔が、よく見えるから。
 
 
[貴方の色をよく見たい。
 昼間に元クラスメイトに言ったよう、
 この前髪があっても見えはするけどよく見えはしない。

 だから貴方をよく見たくて。
 その色を晒したままにするのは苦手だけど。]
 
 
(-44) 夢見 2020/07/29(Wed) 15:14:16

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   ………髪型変えようかな。
 
 
[勇気を出して、貴方を見つめていられるように。
 そんな気持ちで、ぽつりと独り言のように
 言葉を溢した。]**
 
(-45) 夢見 2020/07/29(Wed) 15:14:36

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

[ コンビニで店員さんの微笑ましげな笑顔を向けられて
 少し気恥ずかしかったりもしたが、繋ぐ手はそのままに
 ホテルの自室へと戻ってきた。

 912号室。
 ツインの部屋を一人で使っている。

 福引で当たったのがペアだったとか、
 誘う人がいなくてね、なんて会話をしながら
 どうぞと部屋へと招き入れた。]

  好きなところに、座って
  ん? あぁ……

[ 前髪をヘアピンで留めたら、
 確かに互いにその瞳をよく見ることができるだろうね。

 手を伸ばすと、前髪を掻き分けて、
 耳にかけるような動きで、その耳元を擽る。]
(-50) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:36:37

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

 
  二人っきりの時は、それもいいかもね

[ 軽く吐息を漏らすように笑っていると
 ぽつりと漏らされた言葉には、何度か瞬いて]

  違う髪型も見てみない――けど、
  君の魅力に、他の人も気づいてしまわないか

  少し心配になってしまうかも

[ 瞳だけではなく。
 君が浮かべる表情も、それは魅力的だから。

 ほら、今だって、そう。
 苦手だから、隠していただろうに。

 自分の為に、変わろうとしているそんな君が]
(-51) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:37:07

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

 
    
  ――…可愛いなぁ


[ 思わず漏れた感想。
 そして、耳に落とす唇。

 耳へのキスの意味って知っているかな。
             
            
――誘惑だよ。
]
(-52) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:37:57

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 何処から来たんですか。とか、
 一人ですか。とか、どの質問に答えたらいいか。
 答えるべきなのか、どうしたものかと戸惑っていると

 またせたか?とかかる声>>74]

  えっ、あ、あぁ、待ったよ
  ご、ごめんなさい、お二人とも
  彼と予定があるので

[ 一瞬、誰だろうと疑問が浮かぶが、
 助け船をくれたのだと分かれば、話を合わせる。

 現れた男性も端正顔立ちで、
 女性2人は黄色い声をあげていたが、話が遮られたことを
 これ幸いと、お店で浮かべる営業スマイルで
 お帰り下さいの圧をかければ、
 2人はしぶしぶ立ち去ってくれた。

 姿が見えなくなってから、ほっと息を吐き]
(87) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:54:37

【人】 古書店店主 薄氷 智詞

[ 安堵の笑みを浮かべた。]
 
  すみません、助かりました
  ああいう手合いの対処は、慣れているつもりだったんですが

[ まさに、ヒーローという奴だ。
 
 幾分、高い位置にある彼のライトグリーンを見上げて
 手を煩わせてしまったことへの謝罪と感謝を口にした。

 格好よくこんな風に助けられるなんて、
 
 年若い娘さんとかだったなら、
 惚れてしまうかもしれないなんて

 いつか読んだ小説のワンシーンを思い出していた。]

  あぁ、えっと、ご迷惑でなければ、
  何かお礼をさせて頂けませんか?

[ 彼にとって、何気ないことだったのかもしれないが
 助かったのは、本当だから、差支えなければと
 そんな提案を*]
(88) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:57:23
古書店店主 薄氷 智詞は、メモを貼った。
(a34) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 17:59:23

【独】 古書店店主 薄氷 智詞

/*
むしろ、貴方を待っていた
清平さん事を伝えられればいいんだけど
(-54) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 18:02:33

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞


[それは座る前の事だった。
 だって、私は智詞さんをよく見ていたかったし
 智詞さんになら、見て欲しかったから。
 …恥ずかしいけれど、私ばかり
 智詞さんの目を見つめるのも狡いでしょう?

 智詞さんの部屋はツイン。
 福引で当たったのか、とか。
 誘う相手がいなくてよかった、とか。
 ふんふんと頷きながら私はやっぱりソワソワしてしまう。]
 
 
   ……それに気付かれても。
   智詞さんが私を好きでいてくれるなら
   私は智詞さんしか見ないのよ……?
 
 
[勿論、お互いを尊重し合えるなら。
 でもそれはきっと叶うと信じてる。
 そして、私がよそ見をしないのなら
 心配しなくても良いんだよ、なんて。

 火遊びをしてしまったのも、
 元彼の不誠実さで別れてしまったその時だから。
 そこまでは語らなかったけれど、
 その人を好きなうちの私は貴方を裏切らない。
 頬を染めながら笑って、
 智詞さんの指先で晴れる視界に目を細めた。]
 
(-56) 夢見 2020/07/29(Wed) 18:06:05

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   ッひぁ、
 
 
[耳元に落とされた囁きとキス。
 可愛いと言われて赤くなったところに
 不意打ちで耳元に柔らかな感覚があって
 小さく声が漏れてしまった。

 耳元に落とすキスの意味。
 …それが男女で違うとも知っていますか?
 似ているけれど少し違う。
 勿論、共通の意味では誘惑らしいけど。

 女性がするそれは「誘惑したい」
 男性のするそれは「君をいますぐ抱きたい」

 普段隠れている耳元へのキスに
 ぞくっ…と甘く蠱惑的な感覚が体に宿る。
 彼を見上げた後、真っ赤に熟れた頬のまま
 私は彼の胸元にそっと唇を寄せてから
 彼を上目遣いに見つめていた。

 男性がするそれは「君は僕だけのもの」
 女性がするそれは
 
 
(-57) 夢見 2020/07/29(Wed) 18:06:36

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞





         「早く、貴方に抱いてほしい」
]*
 
(-58) 夢見 2020/07/29(Wed) 18:07:05

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

 
  本当? ……それなら、嬉しい

[ 自分しか見ないと
 面と向かって言われれば、とても嬉しくて
 子どもみたいに破顔した。

 君が火遊びをしたことは、こちらは知らぬところ。
 
 人が嫌いで、人に興味がなくても、
 どこか人寂しくて、肌を重ねてしまった過去は、
 自分にだってあることだった。

 耳に落とした口付けで、
 小さく漏れた声に、薄く笑う。

 男女で違うキスの意味まで、
 本の知識では知らなかったけれど、
 意味としては、間違っていないからいいよね。]
(-63) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 18:39:38

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

[ 君の頬が紅く染まっていく。
 きっとこちらも同じ色に染まっている。

 違う色を持って生まれて、
 同じ色に染まっていくのは、

 とても幸せで

 胸元に落とされる唇。
 上目遣いの東雲色は、酷く艶を含んでいて]
(-64) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 18:40:09

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

  
  そんな艶やかな色を見せられたら
 
[ ぞくりと、走る感覚。
 性欲は、どちらかというと強くない方。
 どちらかというと、いつも襲われる側だった。


 だけど、今は、違う。
 胸の奥から湧き上がる衝動に、短く息を飲み。
 
 食らいつくように、唇を奪った。
 
 柔らかな感触を味わうように、
 食んで、絡めて、擽って、

 初めて感じた衝動を、思わずぶつけてしまっていた。]

  はぁ、……ベッドに、行っても?

[ 理性と欲望の狭間。
 瞳に情欲を微かに揺らめかせながら、
 キスの合間にそう――問いかけた*]
(-65) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 18:41:23

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞


   んっ………ん、ふあっ、あ……っ、
 
 
[本当に、だから信じて欲しい。
 わたしのことを見つめてくれているならば
 わたしを愛してくれているならば
 わたしは、貴方だけに恋をする。
 貴方だけにキスをする。

 そんな思いで見つめていた。
 けれど。艶やかな色、と言葉にされ
 何がと問う間もなく唇を奪われた。
 目を一瞬見開き、けれど直ぐに自ら唇を差し出していく。

 喉をそらし、彼のシャツを握りしめて皺を刻んで。
 舌先を絡めて、彼の口腔の中へと差し入れる。
 粘膜同士が触れ合ってそこから蕩けてしまいそうな感覚。
 彼の舌先が口腔を擽れば
 その甘さに耐えきれずに鼻にかかった声が漏れた。
 キスの時は自然と目を閉じてしまう。
 彼の瞳の色が見えないのが残念だけれど、
 それよりも甘い甘いキスに私が溺れてしまうから。]
 
(-69) 夢見 2020/07/29(Wed) 19:19:41

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   ……………っは………………。
 
 
[唇が離れた時、ほんの一瞬だけ
 二人の間に銀の糸がかかって消える。
 私の唇がどちらの物ともしれない蜜で濡れて艶めいて
 それを一度閉じて、んく、と喉を鳴らした。]
 
 
   ベッドじゃ、無くても、…いいのよ?
 
 
[なんて、それは半分冗談で半分本気。
 ほんの少しだけ唇を笑みの形にしながら
 私はするりとカーディガンを肩からずらして
 そのままストンとそこに落としてしまっていた。
 端ないと思われるかな。
 でも、二人きりだったら場所なんてあまり拘りなくて
 彼の手を取ったらその手首の内側、
 腕時計をしたら隠れてしまうその位置に
 チュ、と唇を寄せてから少し強めに吸い付いた。

 …腕時計をしたら。
 長袖をきっちりきてしまったら。
 きっと隠れてしまう場所の、キスマーク。]
 
(-70) 夢見 2020/07/29(Wed) 19:20:07

【秘】 灰原 詩桜 → 古書店店主 薄氷 智詞

 
   ……智詞さんだけの私にして?
 
 
[同じように印を刻んで良いの。
 貴方の天色に色んな私を焼き付けてほしい。
 私の東雲色に色んな貴方を焼き付けたい。

 そんな、私の欲が、チラリ。
 だから智詞さんに導かれたら勿論抵抗はしないで
 ベッドでさらに触れ合おうとすると思う。

 それが、ベッドにたどり着かないうちだって。

 …いつもこんなんじゃないんだよって言ったら
 智詞さん、信じてくれるかしら?]*
 
(-71) 夢見 2020/07/29(Wed) 19:20:31

【秘】 古書店店主 薄氷 智詞 → 灰原 詩桜

[
   
人ごころ うす花染の狩衣

         さてだにあらで 色や変らむ


 人の心は薄花染の狩衣のようなもの
 その衣の色は薄く、やがて色は褪せてしまうでしょう

 人の心も同じ いつか想う心は薄くなり
 心変わりしてしまうのでしょう


 瞳の色、皮肉って、別れ際にこの歌を告げられたことがある。
 その通りだと、ずっと思っていた。
 ――そもそも、想い自体あったが怪しいが


 今は違うと思いたい。
 ずっと変わらず、君を見つめられたらと願っている。]
(-77) kasuga_2jp 2020/07/29(Wed) 20:11:12