人狼物語 三日月国


7 【R18】鈴蘭の村:外伝6〜カフェリコリス〜【RP半再演ペア】

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裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a2) rinto 2019/04/18(Thu) 23:37:26

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 長時間の運転で疲れていたのだろうか。
 どのような夢を見たかは覚えていない。

 だが、頬が何かに触れた感触と、唇が重なった気が──した。

   もし、それが夢ならば。
   いや、現実だとしても。


 確信できることはただひとつ。

 ──その相手が、俺の最も大切な存在であること。

  求めていたから 
  自然と腕を伸ばしていた。

  相手が運転をしている最中とも知らず。]

 
(-9) nuruko 2019/04/18(Thu) 23:40:00

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ひゃぁぁあああ…………!!!!!:;(∩ ˘ω˘ ∩);:
(-11) rinto 2019/04/18(Thu) 23:50:21

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ヴィク絵になるう……
やっと落ち着いてちゅーできますね……///

ところで僕表でするのはまだ恥ずかしくて出来てねーんですけどヴィクはさらっと表で襲ってくるからずるい
(-12) rinto 2019/04/18(Thu) 23:52:04

【独】 裁判官 リーベルト

/*
あ〜〜〜なるほど
駐車してからちゅーしたつもりでいたけど明記はしてないもんな
分かりづらかったなぁこれ……反省!!

今回割と自分の頭の中では分かってるんですけど描きそびれてました案件が多い気がする:;(∩ ˘ω˘ ∩);: 不甲斐ないや……
(-15) rinto 2019/04/19(Fri) 1:27:03

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ ──思えば、あの時から


   俺はリーの「一番」で「特別」に
   なりたかったのだろうな、と


            今 ────改めて思う。]*

 
(-41) nuruko 2019/04/19(Fri) 22:44:54

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ふぇっへへへ……(によによがとまらないターン)
(-42) rinto 2019/04/19(Fri) 22:51:47

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ふぇへへ……へへ……:;(∩ ˘ω˘ ∩);:ヴィクすき……
(-43) rinto 2019/04/19(Fri) 22:58:37

【人】 裁判官 リーベルト

─ 回想・ホテルまでの道中 ─


[ウェディングドレスは君こそ似合うと思う。
マーメイドラインのウェディングドレスとかどうですかね。
もっとも、君が着るならどんな形のドレスも愛らしく見えるのだと思う。

ついでにタキシード姿も想像して、口元が緩んだ。]


  えっ……
  朝飯食ってなかったんですか。

  それはいけません。
  言ってくれたらお菓子出しましたのに。


[完全に遠足気分な29歳児の鞄は、各種おやつ完備だった。
運転中でも、脇から砂糖たっぷりのドーナツを口に放り込むくらいは出来たかもしれない。

……なんて思ったけれど、
そういえば僕はぐっすり眠っていたのだった。
致し方あるまい。

不意打ちの写真撮影>>4には、完全に反応しそびれた。
可愛いスイーツに向かって舌を伸ばした瞬間が、ばっちりカメラに収められてしまったと思う。]
(38) rinto 2019/04/20(Sat) 1:02:51

【人】 裁判官 リーベルト

[女顔の低身長がコンプレックスだったから、身体作りには自分なりに気を使ってきた。
こう見えて腹筋は六つに割れている。
食べる量は、まぁ人並みだと思う。

対する彼は、いくら食っても太らない夢のような体質。
おまけに、極度の甘党。

豪快な食べっぷりを眺めているだけで、満腹になってくる。
一緒にスイーツバイキングに行った時には、用意されたスイーツを出禁になる勢いで喰らい尽くしていた。
僕も甘いものは苦手ではない。
むしろ好きな方なのだけれど、彼に勝てる気はまったくしなかった。

体力の無さは、少しずつ筋力を鍛えてゆくしかないと思う。
これからは早朝深夜、一緒にジョギングしたりも出来るかもしれない。


―― 一度だけ、
手料理を振舞ってみようと頑張ったことがあった。

お互いの家でいつも美味い飯を作ってくれる彼に、何かお返しをしたかったのだ。

僕は焼きそばを作ったつもりだった。
出来上がったのはダークマターだった。

流石にこれは食わせられないな……そう思いつつ冗談のつもりでサーブした。
いつかちゃんと食べられる代物を作ってあげることが、僕の密やかな目標の一つだ。]
(39) rinto 2019/04/20(Sat) 1:02:57

【人】 裁判官 リーベルト



  ちっ……、

  僕がやろうとしたんですそれ。
  先に取らないでください。


[どちらが先に舐め始めようと同じ結果なのだから、傍から見れば鶏が先か卵が先かくらいの話かもしれない。
大人げない対抗心は、上機嫌な彼の表情>>5を見たらどうでも良くなってしまった。

頬を滑る人差し指を取って、握り直した。
どちらかといえば口の悪い方が素だった筈なのだが、この数年ですっかり丁寧語でいる方が楽になってしまった。

言葉尻を丁寧にするだけで物腰柔らかに見える。気がする。
今ではどちらが元であったか、自分でもよくわからない。


執事ごっこの成功には、少しばかり得意になっていた。
だから、出し抜けに撫でられて>>6照れてしまった。

ヴィクに撫でられるのは好きだ。
心地良いし、落ち着くし、可能なら永遠に撫でていて欲しい。
ご主人様からの施しは素直に喜んで構わないだろう。

今までも、何度も車に乗ってもらった事はあった。
食料や日用品の買い出し、天気がいい日にはちょっと遠くまで。
けれどこんなに長距離を長時間、一緒に走ったのは初めてだったと思う。]
(40) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:10

【人】 裁判官 リーベルト

[もうじきに着こうかという時。
隣で突然、ガタッと物音がした。>>7

驚いて助手席を横目で見やれば、彼が目を覚ましていた。
強かに打ち付けたらしい腕をさするのを見て、くすり笑う。]


  大丈夫ですか?

  ……ふふ。よく眠ってました。
  そうですねぇ、
  寝言は……内緒です。


眼前に海が広がった瞬間、隣からも歓声が上がった。
ここを選んだ甲斐があったというものだ。

リクエスト通り、海の見える場所。
本当は海外のリゾート地へ連れて行きたいところだけれど、二人とも多忙でまとまった休暇が難しいから、それはまたの機会に。

せめて、と国内に居ながら海外気分を楽しめるホテルを選んだのだ。美的センスに優れた彼のお眼鏡にも適ったようで>>8安堵する。]


  気に入って貰えて良かったです。

  青が綺麗な場所に、
  一緒に行けたらと思いまして。


[停車した車に、空と海の青が反射した。]*
(41) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:21

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[「最も大切な」
そう、聴こえた気がした。

だから、

彼にとってのそんな存在が他ならぬ自分であることを確信した上で、「僕もです」と答えた。

現の夢のような儚いやりとりをしたことは、
敢えて内緒にしておく。

  僕にとっても君は大切な存在で、

   それは寝言ではなく、改めてはっきりと、
   きちんと伝えたい言葉でもあった。]


(-50) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:27

【人】 裁判官 リーベルト

─ ホテルに着いて ─


[車を停めて敷地内に入れば、事前に写真で見た通りの絶景。
非日常感溢れる、異国の街並みのような作り。
断崖に沿って並び立つ美しい白壁と、真っ青な丸い屋根のコントラストが鮮やかだ。

なるほど、噂に違わず素晴らしい。
思わず感嘆の声が漏れた。

けれど、海を借景としたテラスよりも。
豪奢な内装よりも。
少年のようにきらきらと瞳を輝かせてはしゃぎ回るヴィク>>9を見て、頬が緩んだ。

チェックインを済ませて、予約した部屋へと向かう。
室内に一歩踏み込めば、海を思わせる蒼の光が優しく降り注いでいた。]


  これはまた。
  すっっごいですねぇ……


[壮観。流石のスイートルーム。
キングサイズのベッドも、ソファや机などの家具も一級品だ。

海の生物をあしらった調度品はどれも美しい瑠璃色で、白壁によく映えている。オーナーのセンスの高さが垣間見える。
バルコニーの向こうには水平線が広がっていた。]
(42) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:33

【人】 裁判官 リーベルト

[同じく「凄い」としか言葉が出てこない。
スイートルームに泊まる機会など今までなかったのだから。


これから数日間お世話になる予定の部屋は、直結でオーシャンビューのプールに飛び込めてしまう場所に位置していた。

部屋の窓からも一望できるゆったりしたプールに、他の宿泊客は見当たらない。
ほとんど貸切状態だ。

デッキチェアに身を横たえて、優雅にシャンパンを飲んだりするのも良いかもしれない。
こういう場所でならば許される気がする。


持ってきた仕事道具をこそこそ隠しつつ、まずは荷物整理。
水着にゴーグル、ウォーターガン、浮き輪。
他にもクジラのフロート、水に浮かべて遊ぶおもちゃのあひる等々。

どれで遊びましょうかと声を掛けようとした時、丁度彼からも声が掛かった。>>10]
(43) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:39

【人】 裁判官 リーベルト



  はい。二人っきりです。
  こちらこそ。

  ……夢みたいですけど、
  夢じゃ、ないですよ。


[真珠モチーフのソファにどっかりと腰を下ろしている彼は、
もう既に一流の俳優のようだ。

これから写真集の撮影か、雑誌のインタビューでも始まってしまいそうな堂々とした雰囲気。
足元に解いた荷物が無造作に散らばっているのさえ、まるで一枚の絵画のアクセントみたいに見えた。

遊具弄りを中断して携帯のレンズを向け、一枚。
こっそり彼を写真に収めた。
それから誘われるまま、ソファへと。


肩を引き寄せられると同時、彼の背へと手を伸ばした。
こうしているだけで、
ここに至るまでの疲れなんて吹き飛んでしまう。


――髪を撫でる優しい手に甘えて、
唇の甘さに酔いしれた。
]*

 
(44) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:44

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル


[唇が離れれば、もう一度と強請り。
二度三度と啄むように口付けてから、深く塞ぐ。
鼓動を、熱を、存在を確かめるように。


ずっとこうしたいと願っていたのが、
自分だけではなかったと知れて、嬉しかったから。


自然に離れるまでそうした後、もう一度強く抱き締めて髪を梳くように撫でた。

触れ合った頬が熱いのは、告白を交わしたあの日と同じ。]

(-51) rinto 2019/04/20(Sat) 1:03:57

【人】 裁判官 リーベルト

[夕食の予定時刻までは、まだ余裕がある。
このままソファでまったり過ごすのも、大層魅力的ではあるのだけれど。]


  ヴィクさえ良ければ、なんですけど……
  
プール、入ってみたくありませんか?!



[HPもMPも、彼のおかげでフルチャージした。
目の前の誘惑には抗えない。

許可が降りたならいそいそと服を脱ぎ、今日この日の為に購入した水着姿へとチェンジしよう。

青と緑のグラデーションが美しいサーフパンツ。
もちろんサバクンジャー的イメージカラーを連想して選んだもの。

浮き輪も膨らませて、ゴーグルも装着して。
最後にウォーターガンをスピンする振りをして、ちゃきっと構えて見せる。

傾き始めている太陽の元に鍛え上げた素肌を晒すと、準備運動もそこそこにプールに飛び込んだ。]**
(45) rinto 2019/04/20(Sat) 1:04:08

【独】 裁判官 リーベルト

/*
表に人が少ないから僕らめっちゃバカップルみたいになってる。
(※実際バカップルです)
(-52) rinto 2019/04/20(Sat) 1:11:00

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ほんとは延々部屋でごろだらいちゃいちゃして過ごしたい……
でもあと一週間(もない)で旅を満喫できる気がしないのでとりあえずやりたいことを一個ずつやってくのだ…!!
(-53) rinto 2019/04/20(Sat) 1:12:38
裁判官 リーベルトは、メモを貼った。
(a8) rinto 2019/04/20(Sat) 1:47:02

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
[ 隣に座られると、背に腕の感触を感じる。
 先程のスイーツよりも余程甘く──愛しい存在。

 艶やかで柔らかな髪を、指で何度も梳く。
 梳くけば梳く程、指を放すのが惜しくなる。

 髪に触れていた指でそのまま後頭部を固定し、
 唇を重ね、感覚を味わった後舌を入れる。
 歯列を舐め、更に抉じ開け舌と舌を絡ませて。

 
  
──最初は軽いキスのつもりだったのに。
    気付けば深く深く求めようとしていた。



 何せずっとお預けを喰らっていたようなもの。
 愛らしい寝顔を、横で覗くことしか出来ずにいた。
 故にサービスエリアで我慢出来ず、
 クリームという名の唇を舐めてしまったのだから>>2:28

 どうしてあの時高速を走っていたのだろう、と軽い逆恨みもした。
 行路の最中に幾度か唇が触れ合った時は、人通りもあり
 すぐに離してしまったのもあり。
 中途半端に与えられたものは、欲望を加速させ。
 焦らされ、我慢し続けていた分、反動も大きくなっていた。
 お預けを重ね続け、待ち続け、ずっと求め続けていた
 
  ── 甘い、甘い口付けを。
] 

 
(-72) nuruko 2019/04/20(Sat) 14:44:07

【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト

 
  ……っ、と……。


[ 気付けば、自然と牙が伸びていた。
 身に流れる魔の血が、更に甘美なものを求めている証拠だ。

 だが宿に着いたばかり。窓から覗く太陽、日差しは未だ明るい。
 流石にまだ早いと自制し、一旦唇を離し口元を拭う。
 何とか落ち着かせ、牙を押し戻すことには成功したが
 耳に入るのは「──もう一度。」とのおねだりの声。]


  呑気な奴だな……。このまま襲っちまいそうだってのに。
  いや、ついさっきも襲いそうになってたんだがな。


[ 言葉とは裏腹に、表情は満面の笑みのまま。
 勿論願ったりのことだったが、
 にやりと笑みを浮かべている間に、気付けば唇が塞がれていた。

 頬が触れ合った時の温度は、初めて思いを伝えた頃を思い出す。
 互いの頬を摺り寄せ、熱を感じ、与える。
 今この時が夢ではなく、現実であることを
 頬と頬を、体と体を寄せ合い、触れ合うことにより確かめる。

 髪が指で梳かれていく感覚に、心地良さを覚え胸元に頭を埋め。
 あまりの心地良さに、気を抜けば眠りに落ちそうな感覚を
 覚えそうになる。これでは駄目だ、と頭を首筋に近づけ──
 ぺろり、と軽く舐めることに。]
(-73) nuruko 2019/04/20(Sat) 14:44:15

【人】 裁判官 リーベルト

[>>57御名答。
自宅で荷物を床に放置していたら、間違いなく真っ先に小言を飛ばしてしまうと思う。

ソファに腰を下ろす前に中身を片付けろ。
入れるスペースがないなら物を減らせ、と。

叱る気力も吹っ飛んでしまうのは、旅行の魔法だったのかもしれない。

フロートもあひるのおもちゃも通信販売頼み。
不在でも宅配ボックスに入れておいて貰えるから、多忙な身にも有難い。


隠し撮りに気付かれれば特に驚きはせず、包み隠さず画面を見せた。]


  指定のポーズを取ってもらうのも良いですけど、
  自然な表情は不意討ちでこそ撮れるものでしょう?

  ま、見つかっちゃいましたけどね。


[撮影技術は素人レベルながら、被写体への愛ならばプロの写真家にだって負けない。
先刻撮られたお返しのつもりでも勿論あった。

興味本位で件の写真を見せて貰えば、想像以上に可愛らしい雰囲気で激写されている自分がいて顔を覆った。

どうにも腑に落ちない。
こんな風に見えているのか、と気恥ずかしさもある。]
(69) rinto 2019/04/20(Sat) 19:35:47

【人】 裁判官 リーベルト

[自分の携帯のカメラアプリを開いて自撮りモードを選ぶと、]


  これがご希望するポーズです。


[――そう言って、利き手を前方へと伸ばす。

フレーム内に二人ともがしっかりと収まったのを確認したところで、シャッターを切った。


わざわざ記録を付けずとも忘れることなんて有り得ないけれど、確かな思い出として足跡を刻んでゆくのも良いものだ。

『ね。
 夢じゃないでしょう?』

そういう意図も込めて、撮影した写真を見せた。]
(70) rinto 2019/04/20(Sat) 19:35:54

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル



  …………んぅ、


[口内を柔らかく侵される感覚に、ぴくりと身体が反応した。
背に回した指先が、ぎゅ、と彼の服を掴んでしまう。

身体が熱い。
室内のクーラーはよく効いていた筈なのに。

舌を絡めるにつれ、呼吸が荒くなるにつれ、全身が甘く痺れて力がうまく入らなくなってゆく。

より深い繋がりを求めて、角度を変えて。
歯列をなぞり、溢れそうな蜜を飲み込んだ。
頭に添えられた手にも優しさと安心感を覚えて、与えられるまま心地良さに溺れていく。


  ──軽いキスで収まるわけがなかった。
  お預けを喰らっていたのは、此方とて同じこと。


サービスエリアで与えられた熱を唇に残したままのドライブは、結構な拷問だった。
隣の君がすやすやと寝息を立てている中、幾度となく集中力の低下を示すアラート音が鳴りそうになった。
寝顔だって、横目でしか眺められていない。
高速を走らねば途方もない時間が掛かってしまう場所が目的地だったから、仕方ないとはいえ。

だからこそ、一般道に降りてからは隙あらば触れようとしたのだけれど。
頻繁に路駐してシートベルトを外す訳にもいかないから、いずれにせよ不自由な身の上だった。]
(-78) rinto 2019/04/20(Sat) 19:36:00

【秘】 裁判官 リーベルト → 舞台役者 ヴィクトル

[漸く辿り着いた安息の地。
誰にも邪魔されない、させない、二人きりの空間。

身体の奥を流れる鬼の血が、沸々と騒めき出す。
背へと伸ばしていた掌は無意識に人間への擬態を解き、彼の頭一つ優に覆い隠せる程の大きさに変貌しようとしていた。
柔らかな金糸を傷付けてしまうことのないように細心の注意を払いながら、親指の腹で頭を撫でた。

頭の奥で何者かの呻き声がする。
――足りない、もっと、もっと、と。] 


  …………ぁ、

  ……襲っても、いいんですよ?
  でもまだもうちょっと……お預けです。


[離れた温もりの先、笑みを浮かべた唇の端から牙が覗いているのが見えた。
自分のことは棚上げして腕の鬼を押し戻しながら、唇を塞ぎ直して牙の辺りを舐めてみせる。

相手が君ならば寧ろ襲われたいし、襲いたい。
けれどまだ日は十分に高いし、夜は長い。旅先だからこそ、一緒にやりたいことも、行きたい場所も沢山あるのだ。

胸元に埋められた頭をゆるく撫でながら、温もりを堪らなく愛おしく思った。


油断しきっていたものだから、不意に首筋を舐められたのにはおかしな声が漏れてしまった。
瞼を持ち上げ、照れ隠しで軽く睨み付けて。
お返しとばかり首筋に舌を這わせてから、改めて唇を重ねた。]
(-79) rinto 2019/04/20(Sat) 19:36:06

【人】 裁判官 リーベルト

 ─ プール ─

[カラフルな遊具を並べ爛々と目を輝かせて、
「ちゃんと君の分も用意してありますよ。安心してください」
そう言い添えてウォーターガンを手渡せば、君はどんな顔をしただろうか。]


  
ヴィク〜〜!!
  早く早く〜〜〜〜!!!



[一足先に豪快な水飛沫を上げて飛び込んだプールから、ぴょこんと顔を出す。
遅れて姿を現した彼>>59にウォーターガンを向けようとしたのだけれど、それより先にばしゃっと手で水が掛けられた。

仕返しとばかり銃口を向ける。
同時にヴィクの動きが止まったから、最初は水鉄砲に怯んだのかと思った。
彼の目線の先を見るに、どうやらそうではないらしい。

僕に触れるのに、わざわざ許可なんて取らなくていいのに。
どうぞと笑顔で両腕を広げてみせれば、適度なしなやかさを保った胸筋が呼吸に合わせて上下する。
感触を確かめるように触れられて、くすぐったさに身を捩った。]


  ヴィクにはヴィクの、良いところがありますよ。
  ……僕も触ってもいいですよね?


 
(71) rinto 2019/04/20(Sat) 19:36:10

【人】 裁判官 リーベルト

[普段は綺麗にセットされた癖っ毛が、水に濡れて色気を格段に増していた。

細身ながら、絹のように滑らかで美しい肌。
きっと日々の手入れの賜物なのだろう。

同じようにぺたぺたと肩を触り、胸を触り、腹へと指を伸ばした。

筋肉隆々でがっしりとした肩幅のヴィクはちょっと想像が付かない。無理に筋肉を付ける必要はないと思う。
ただ、多忙なスケジュールを熟せるだけの体力は着けておいて欲しい。彼の身を案じる故だ。

ジョギングが難しそうであれば、これに乗って着いて来いと自転車を進呈するかもしれない。
 

そんな体力のないヴィクが頑張っていた。
僕はというと普通に泳ぐのは早々にやめた。
フロートのくじらに座って優雅にぷかぷか浮かびながら、彼を眺めていた。

時折ウォーターガンを向けて西部劇ごっこに誘ってみたり、一緒にフロートに乗ってみたり。
おもちゃのあひるで遊ぶヴィクを、防水カメラで写真に収めたりした。可愛かった。

心地良い疲労感に襲われた頃プールから上がって、デッキチェアへと移動した。
柵の向こうにどこまでも碧い海と、碧い花畑が広がっていた。

――明日は海の方へ行くのも良いし、あの花畑を覗きに行ってみるのも良いかもしれない。]
(72) rinto 2019/04/20(Sat) 19:36:16

【人】 裁判官 リーベルト

[オーダーしたブルー・ハワイを味わいながら、取り留めもない会話をして。
気付けば辺りはマジックアワーの幻想的な色彩に包まれていた。

金色の光が反射する水面も、オレンジに染まる白壁も、
この世のものとは思えない程に美しい。


そしてその只中に佇むヴィクは、
息が止まるほど美しかった。

――たとえ彼の頭の中が、飽くなき食への探求心で満たされていたとしても。


見惚れているうち夕陽が沈んで、プールには室内のシャンデリアと同じ蒼の光が灯る。
夜景を見に行くのはどうですか? 次の予定相談>>61にそう答えながら、部屋に戻って彼の髪を乾かした。

僕にセットは難しいから、乾かすだけ。
どうせ後で風呂にも入るんだから構わないだろう。

お待ちかねのディナーの席へと着けば、サーロインステーキと新鮮な魚介類が待っているにちがいない。]**  
 
(73) rinto 2019/04/20(Sat) 19:36:24

【独】 裁判官 リーベルト

/*
まじ割と本気で4dが欲しいですね…???
時間が足りなさすぎるな……?????(着くのに時間掛けすぎた)

過去回想は満喫したけど現軸のいちゃいちゃ(本題)が足りない……!!

そして3IDすごすぎる……
やっぱり僕は井の中の蛙でした……世の中にはすごい人がいっぱいいるんだ……
(-88) rinto 2019/04/20(Sat) 20:42:03

【独】 裁判官 リーベルト

/*
ちょっとバックヤード何が起こってるんですかね!!??!
僕も気になって仕方ありません!!(Danteさんに追従)
(-89) rinto 2019/04/20(Sat) 20:54:16