人狼物語 三日月国


33 【恋愛RP】Umbrella×School×Love!【R15】

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【独】 転校生 矢川 誠壱

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今まで触れたことのない様々な手法のロルがたくさんあっておもしろい
なるほど
(-24) ななと 2020/06/14(Sun) 11:07:49

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
身長ダイスしようね
背は高いイメージ

(180)175n187
(-26) ななと 2020/06/14(Sun) 11:21:10

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
ラ神の仰せのままに
(-27) ななと 2020/06/14(Sun) 11:21:32

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
ごめん嘘ですラ神
やっぱり設定上もうすこし背高くないとだめだわ

(184)180n189
(-28) ななと 2020/06/14(Sun) 11:25:13

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
おっけー
(-29) ななと 2020/06/14(Sun) 11:25:28

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
っておもったら赤羽くんが182cm!?

んああもうちょい高くするか?

(191)185n192

こんなに背の高いPCやったことないよふええ
(-30) ななと 2020/06/14(Sun) 11:27:14

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
でっっっけえwwwwwww

足して割って188ね
(-31) ななと 2020/06/14(Sun) 11:27:50

【人】 転校生 矢川 誠壱



   まただ…


[ まただ。そう、また、なのだ。]



   完全に出遅れてる。



[ 体を動かすと、ギッと唸るスプリング。
青年は黒髪をくしゃくしゃ右手で混ぜながら
枕のすぐ隣にある携帯電話のアラームを止めた。
…正確にはきっと数度目のスヌーズを止めた。
3回くらいみた。なにかの見間違いかと。
部屋の時計とも見比べた。
カーテンの外もみた。
けれど、スマートフォンが示す時間と
部屋の時計が指している時間は同じだ。
外は薄暗くて一瞬期待を持たせるのが
たちが悪い。聞こえるのは、雨音。]

 
(32) ななと 2020/06/14(Sun) 11:38:13

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 出遅れてる?いいや、ちがう。
そんな曖昧な言い方をすべきではない。

遅刻だ。


絶対間に合わないというかもうすでに
学校の始業のチャイムは鳴っている時間だ。
ここまでひどいといっそ諦めがつく…
なんていってる場合ではない。
今日は、今日だけは本当にまずい。
文化祭当日の準備を手伝わずして、
どの面を下げて参加できるというのか!]


   ……終わった…


[ だがしかしそんなことを言っている
場合ではないのだ。ばたばたと準備を始める。
腕を通すのは前の学校の制服…
つまりは詰襟だが仕方ない。]

 
(33) ななと 2020/06/14(Sun) 11:38:55

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 寝坊癖あるのは今に始まったことではない。
実のところ昨日も遅れて登校した。
こっそり、こっそり忍び込むようにして
入った学校の校舎は、広すぎて
そりゃもうすぐ迷った。
しばらく彷徨ってうろうろしていれば
「なんで他校の生徒が?」なんて
ひそひそと囁く声だって聞こえるってものだ。

父の仕事の都合でこの学園にきたのは
ほんの1ヶ月ほど前のこと。
卒業生の制服を譲ってもらえるという
話だったのだが、履いたズボンの丈が
短かったのはまあ仕方ない。
寝る子は育つ…のだ…
というわけでしばしこの制服で
過ごしてくれといわれてかれこれ
もうすでに1ヶ月が経ってしまったわけだが]

  
(34) ななと 2020/06/14(Sun) 11:39:24

【人】 転校生 矢川 誠壱




  正直文化祭までにはほしかった…


[ そんなことをいったって
仕方のないことではあるが。

小さくため息をついて準備を進める。

なんとか終わらせて、家を飛び出す。
それから猛ダッシュで到着した学園は
すっかり準備が進められていた。
休むという選択肢はあった。
まだクラスに馴染めているとは思えない。

雨に濡れて重くなった詰襟を
はずして、腕にかける。

そっと教室の扉を開いて、中の様子を見た。]

 
(35) ななと 2020/06/14(Sun) 11:40:48

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ はじめはなんだかこう、厳格な雰囲気の学園だと
思っていた。名前、フランス語だし。
だがそれは1ヶ月も経てばある程度
気のせいだったらしいと気づく。
コスプレカフェ、なんて俗っぽいものも
模擬店として許されるのだから、
そりゃあもう。]




    …おはよう、 ございます



[ 遅刻の罪悪感で小さくなった声。
ただでさえも図体がデカくて
きっとこわがられているだろうから、
準備はある程度力仕事に徹してきた。
今日ももちろんそのつもりだし、
だからこそ朝くるべきだったのだが。

『お客さんきちゃうよ』と急かす
クラスメイトの声が聞こえる。>>30

そちらを一瞥してから、
そおっと足を踏み入れた。]*

 
(36) ななと 2020/06/14(Sun) 11:41:40
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。
(a12) ななと 2020/06/14(Sun) 11:46:48

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
先生にエンカすればよかったかな
教室着いちゃったからしゃあねえな
いっか
(-33) ななと 2020/06/14(Sun) 11:48:40

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
時間空いたからどっか拾って行こうかな
(-38) ななと 2020/06/14(Sun) 13:53:35

【独】 転校生 矢川 誠壱

/*
あっ先生にエンカしようとしてたらかぶった
(-40) ななと 2020/06/14(Sun) 14:32:57

【人】 転校生 矢川 誠壱


[ 小さく挨拶をして気まずげに
足音を立てぬようそうっと
入った教室だったけれど、
すぐに近くにいた女子生徒に捕まった。

やっとクラスメイトの名前を
覚えてきたところなのだ。
彼女はそう、たしか…]



   田中さん…


  「おはよう、遅刻の矢川くん」


   …すんません…



[ そう小さく謝ると彼女は困ったように
片眉をあげて、肩を上げて、下げて、
ふう、と小さくため息をついた。]

 
(46) ななと 2020/06/14(Sun) 15:30:54

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「とりあえず。職員室には行った?」


   いや、まだ…


  「なら先に行ってきなよ。
   届出出してから帰ってきて。」


   …ごめん…


  「いーからはやくね!」



[ そういって頷く彼女に一礼して
一度教室をでる。でる、つもりだった。]

 
(47) ななと 2020/06/14(Sun) 15:31:10

【人】 転校生 矢川 誠壱




  「あ、ちょっと待って」


[ そう呼び止められて差し出されたのは
一枚のプリント。そうそれは、先ほど
同じくクラスメイトの雨宮くんが渡されて
いたものと全く同じ紙。>>30
嫌な汗が背をつつう、と伝う。]



   え、あの、おれ裏方じゃ


  「もうほとんど終わったの。
   わかる?読んでおいてね。」



[ そういってくるりと踵を返した
田中さんのスカートがふわりと揺れる。
その背中に向かって吐いた
「でも、バンドが…あって…」は
きっと小さすぎて届いていない。
弁解を聞いてもらうことや、
慈悲を請うことはどうやら許されないらしい。]
 
(48) ななと 2020/06/14(Sun) 15:31:41

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ まあ、弁解という弁解もないから
仕方のない話ではあるのだが。

ちら、と目線を落とした。]



   せっ きゃく まにゅ ある…



[ 小さく唸りそうになるのを、
こぼれそうなため息を、堪えて。]

 
(49) ななと 2020/06/14(Sun) 15:32:11

【人】 転校生 矢川 誠壱




[ ひとまず職員室へ向かうことを
許されたのだから、その通りにしよう。
接客などやったことがないし無理だと
伝えるのはそのあとにしたほうがいい。
どうせ今断ってもすぐに却下される。

───参加しないという選択肢がなかったわけではない。

準備にはじめから参加していたわけでもないし
ものすごく中途半端な時期に、その上
3年に上がってからの編入生なんて。
編入後1ヶ月で文化祭なんて。
物好きだと思われたって仕方ない。

だけど、参加したかった。
人生で限られた数しかないから。

それが思い入れのあるものでも、
ないものでも、構わない。

その場所に自分がいた、それだけで。]

 
(50) ななと 2020/06/14(Sun) 15:33:55

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ それに、今回は、ステージに立つことも
決まっているのだ。
急遽メンバーが抜けたという理由でも
誘ってくれたのはうれしかった。
きっと、最高の思い出にする。
あの時は楽しかったと、いつかまた
今日のことを思い出せるように。]



   はーー…



[ だが、しかし。
それとこれとは話が別である。

コーヒーのいい香りがした。>>40
この学園の文化祭はどうやら
比較的模擬店が多いらしい。

もしかしたら本格派コーヒーを
出す店なんかもあるのかもしれない。]

 
(51) ななと 2020/06/14(Sun) 15:34:42

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ ああ、接客じゃなくてせめて
キッチンスタッフにしてくれないだろうか。
そんなことを考えながらぼんやり歩く。

廊下から覗き見えるさまざまな
教室には展示も準備されているらしい。

とても広い学園だし、きっと
全てを見ることは叶わないんだろうなと
思いながら、背中に負ったベースのケースの
肩紐をくい、と引いた。]*

 
(52) ななと 2020/06/14(Sun) 15:35:14

【人】 転校生 矢川 誠壱

  ──職員室──



   うげ…



[ 職員室に到着すれば、なにやらそこには
列ができていた。それも外まで。>>58

遅刻するたびにお世話になっている
この場所であるから、馴染みはあるが、
こんなにひとが並んでいるのは正直
今まで見たことがないから、驚く。

だが、仕方ない。
この図体で目立たないなんていうのは
むずかしい話ではあるが、ひとまず
そっと最後尾につけた。

ポケットでスマートフォンが震える。
右手で取り出して、すう、とその
無骨で長い指を画面に滑らせる。
バンドのメンバーで構成されている
グループにメッセージが届いたという通知。
数度タップしてみてみれば、どうやら
トラブルがあって、リハーサルの時間が
予定より遅れそうだという連絡だった。]
 
(85) ななと 2020/06/14(Sun) 20:47:33

【人】 転校生 矢川 誠壱




   『りょーかい』



[ と一言送る。

バンドのメンバーはいい奴ばかりだった。
ベースは、ずっと前からやっている。
幼い頃から転勤族で、色んな場所を
転々としていた自分にとって、
人と距離を詰めるためのツールであり
拠り所のような存在。

今のメンバーに声をかけられたのは
たまたまだった。
この街に引っ越してきてすぐ。
弦を買おうと楽器屋に行った。
その場所で「ベースが、受験を理由に
3年に上がってすぐやめてしまった」と
愚痴っているこの学園の生徒を見たのだ。]

 
(86) ななと 2020/06/14(Sun) 20:48:00

【人】 転校生 矢川 誠壱



[ 仕方ないとはわかっていた。
だからこそ、引き留めることも
できなくて、くやしい、悲しいと。

ああ、そうだよなあ、と
ぼんやり上部だけで話を聞いていて。
まさか、そのあと学園で再開して。
その上向こうがこちらを覚えていて。
入ってくれと頼まれるなんて思っていなかった。

元ベース担当のやつにも会ったし、
話をしてきちんと引き継いだ。
で、即席ながら無事バンドメンバーと
なったわけなのだけれど。

今日が、最後になるんだろうか。

腐っても受験生だ。
あまり長く続けられないことは
重々承知だけれど。

やはり、一人で弾くよりも断然
誰かと演奏する方が楽しいし、
誰かに聞いてもらえるのも嬉しい。

最後は、寂しいな、なんて。
自分が言えたことではないのだろうけれど。]
 
(87) ななと 2020/06/14(Sun) 20:48:31

【人】 転校生 矢川 誠壱




   はぁ…


[ 小さく息を吐く。
そのときだった。後ろから声がかかると
同時に肩を叩かれたのは。>>59

びくっと体が跳ねる。そっとそちらに
目を向けると、己と同じく、ここ最近
この学校にきた実習生の先生が立っていた。]



   え、ぁ、はい、大丈夫…す



[ 己の顔にはそんなに暗かったの
だろうか。思い詰めていたのだろうか。
心配されたらしい、ということくらい
安易に想像がつくからぺこりと頭を下げ。]
 
(88) ななと 2020/06/14(Sun) 20:48:57

【人】 転校生 矢川 誠壱




   あー……いや、
   なんかこう、最後なんだなって
   ちょっと思っただけです、

   俺が、感傷に浸るのも変すけど


[ と続けて。くしゃ、と手の中で
音を立てた紙に目線をやる。

そして、思い出した。
ああ、うん、バンドの方に意識が
向いてはいたがそうだった。

もっと憂鬱なのはこちらだったな、と。]



  ……最後に、恥は残したくないっす…ね…



[ そんな呟きを落とし。]*
 
(89) ななと 2020/06/14(Sun) 20:50:05

【人】 転校生 矢川 誠壱

  ──少し前の話・教室──

[ 教室に足を踏み入れた、その瞬間。
己が覗き込んだ反対方向から
まさかクラスメイトが逃げようと
するなんて想像もついておらず。>>68
「うわっと」と微かに驚く声が聞こえると
同時についぶつかりそうになってしまう。
瞬間聞こえるのは「捕まえて」という指示。
だが人間そんなに素早く動けるはずもなく。

そもそも、ぶつかりそうになる前に
目の前のクラスメイトは両手を
降参といわんばかりに上げて、
小さな声で謝りながら離れていく。]
   
(92) ななと 2020/06/14(Sun) 21:53:24

【人】 転校生 矢川 誠壱




    …あ、いや、こちらこそ…


[ そうこちらからも一言謝って、
教室の中へと足を踏み入れる。
そこでちょうど田中さんに捕まったのだった。

彼がした提案をまだ知ることはない。
知っていたなら、こちらからも
提案したはずだ。自分も楽器ができるの
だから、ぜひ演奏側に回らせてくれと。

そうすればきっと、今こんなふうに
接客マニュアルを見ては
不安を煽られることはなかっただろう。]*

 
(93) ななと 2020/06/14(Sun) 21:53:50

【人】 転校生 矢川 誠壱

 ──職員室──

[ なんていうか、自分の居場所なんてものは
きっと今この世にはっきり存在してなくて
いつだって通う場所は仮の居場所にしか
過ぎなかった己にとって、
目の前の人の笑顔が、言葉が、>>101
なんだか安心して、うれしかった。

眉尻を下げて笑う。]



   …そういうもん、ですかね
  んじゃ、そう思っときます


[ と返した。
手のひらの中でプリントが悲鳴を上げる。
上がりかけた心がまたすう、と下がる。]
 
(106) ななと 2020/06/14(Sun) 23:56:25