人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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到着:  グレイス

【人】   グレイス



    
「 わすれないで 」


  
(1) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:12:33

【人】   グレイス



  それはささやかな願いでした。
  死にゆく彼女が生者に願うこと。
  
忘れないでいて欲しい。

  たったそれだけのことでしたが、
  それを叶えるのは存外難しいものです。

  人は嫌なことを忘れて生きていきます。
  
悲しみから、苦しみから、自身を守ろうとするから。


  
(2) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:13:24

【人】   グレイス



  どんなに好ましい
の香りも
  いつか、時とともに薄れゆくように。

  人の記憶はいつか儚く散る運命。


  
(3) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:16:32

【人】   グレイス



  それでも、忘れて欲しくないと願った彼女は
  
追憶
の機会を作るために。

  あちら側からこちら側へと手招きを。
  生と死で引き裂かれてしまったとしても、
  唯一それをつなぎとめることが出来る物…
   記憶 ≠ナ二人を再び繋ぎたいと願うのです。

  
(4) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:19:04

【人】   グレイス



  私にできるささやかなことといえば、
  二人へと幸せを祈る花束を贈ることくらいです。
  
  これは二人の物語。
  私が贈るのは彼女への餞の言葉。
  私が語るのは彼への追憶の言葉。

  
(5) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:20:26

【人】   グレイス



  
二人の心が穏やかであるように、と

            
*花束を捧げましょう*


  
(6) alice_sanjou 2022/02/13(Sun) 7:21:39