人狼物語 三日月国


251 【身内村】on a Snowy Day

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視点:


到着:オーナー 敷島

【人】 オーナー 敷島

 
[庭先に置いた発泡スチロール製の猫ハウス。
 その近くに屈み3枚の餌皿を並べる。]


  シロ、クロ、ダイダイ
  どうぞ、召し上がれ


[中から出て来た3匹はそれぞれ
 便宜的に毛色で呼んでいる。
 飼い猫ではなく所謂地域猫というものだ。
 如何に野良猫と言えどこの雪の中では凍えてしまう。
 敷地内に温かな居場所を提供するのは
 この辺りにおいて何も珍しい話ではなかった。]


  ふふ……ゆっくりお食べ


[男は口元に微笑を浮かべて3匹の様子を暫く眺めていた。
 食べ終わり別の"あったかスポット"を目指す頃には
 頬や鼻がすっかりと赤く色づいていた。]
 
(1) nagaren_rp 2024/03/07(Thu) 18:51:20

【人】 オーナー 敷島

 
[皿を重ねて引き返す先の自宅はペンションを兼ねている。
 少ししたら朝食の時間であるから支度をしないと。

 とは言え朝は簡単なものだからそう手間ではない。

 手を良く洗いエプロンをつけ厨房に立つ。]


  おはようございます
  部屋は寒くなかったですか?


[トーストとサラダとコーンスープにヨーグルト、
 日替わりの卵料理はスクランブルエッグ。
 起きてきたお客様に挨拶するとともに配膳していく。

 今日はバイトの子がくるのは午後からだが
 前のオーナーから譲り受けて数年、
 一人でも難なくこなせるようになったと思う。
 たった4部屋きりの小さなペンションでも
 最初はそれはもう大変だったのだが。]
 
(2) nagaren_rp 2024/03/07(Thu) 18:52:07

【人】 オーナー 敷島

 
[安さと小さいが掛け流しの温泉が売りの宿だ。
 今日は宿泊は何組だったか、
 連泊の部屋は清掃が必要だったか、
 頭の中で数えながら食後の珈琲を挽く。
 飲み物は選択制で希望者には紅茶を出している。
 ちょうど、シーズン前に行った海外旅行では
 土産として良い茶葉を買ってきていた。
 卵を焼いた時のバターの香りに苦さと甘さが混じる。
 窓の外は一面真っ白く染まっていた。**]
 
(3) nagaren_rp 2024/03/07(Thu) 18:54:43

【独】 オーナー 敷島

/*
遊んでもらう時軽率にショタにして
好いてもらいにいこうとする(下心)から
ショタじゃないのするのはドキドキするよ……

おじいちゃんする気満々マンでしたが
オールバック好きって噂をきいたので
オールバック?ほぼバック?の男にかえました
結局あざといやんな!!
(-0) nagaren_rp 2024/03/07(Thu) 19:07:52

【独】 オーナー 敷島

/*
ルネくんじゃん!!!!!!!!

フィルタかかっててRSS通知から落ちちゃってたな
反省
(-1) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 6:44:35

【独】 オーナー 敷島

/*
ルネくんじゃん、は、チップね
新しい子動かしたいって言ってたし別人よね
しかしレオンぽいチップも探してしまうのだった
(-2) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 8:32:56

【人】 オーナー 敷島

 
[連泊のお客様は1組だけで朝は姿が見えず。
 まだ寝ていられる可能性を見て
 全ての部屋の清掃は後回しにした。
 寝ているなら静かにしてゆっくり休んでいただきたい。
 とは言え午後には取り掛からないと間に合わないのだが。

 フロントで宿泊予約の確認をし
 玄関周りの掃除を済ませ
 再び厨房に戻ってきて食材の在庫を確認していると
 そのお客様が食堂にいらっしゃった。

 もうすぐ昼なのに"良い朝"と言うから相好も崩れる。
 四角くくり抜かれた壁越しに会釈した。]


  おはようございます月代様
  いえ、朝食は無料のサービスですから構いませんよ
  少々お待ち下さいね

  
[水差しからグラスにミネラルウォーターを注ぎ
 シルバーのトレイに載せると
 厨房の暖簾をくぐって食堂側へ出た。]
 
(5) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 9:47:48

【人】 オーナー 敷島

 
[コトリ、彼の前にグラスを置く指が微かに震えて
 水に波紋が広がってしまう。
 失礼、と一言いい、粗相をした手を
 もう一方の手でトレイごと握り締めた。]


  それは良かったです

  ……もし簡単なものでよろしければ
  食事をお出ししますが?
  私も何かお腹に入れようと思っていましたので


[12、3分も歩けば観光の要である湯畑があり
 そこを中心に立派な宿も食事処も沢山ある。
 自分が提供できるのは賄い程度のクオリティゆえ
 積極的には勧めまいが。
 宿帳の記載より時折幼く見える気のする彼には
 つい構ってあげたくなるようなものがある。**]
 
(6) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 9:48:26

【人】 オーナー 敷島

 

  畏まりました
  すぐ用意しますね


[厨房に入り手早くパングラタンと
 サラダとコーンスープを作る。
 賄いなので殆ど朝食の残り物である。
 自分にとっては昼食、彼にとっては朝食の、
 少なめの一人分をトレイに載せて席へ運んだ。

 すると相席を提案される。
 そちらは何の不都合もないが。]


  私の話、ですか
  そうですねえ…………


[小説家先生に聞かせられるような話──、
 何かあっただろうか?
 厨房から己の分の食事を運んできて向かいの席につく。]
 
(9) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 18:30:51

【人】 オーナー 敷島

 

  あ、お熱いのでお気をつけて
  うぅん……
  取材って緊張しますね


[困り顔でフォークでサラダを口に運ぶ。
 地元紙に宿のことで取材を受けることはあるが
 自分自身のことを聞かれるのは中々ないので
 お茶を濁してしまう。
 こういうのはもう一人のバイトの子の方が得意だ。
 食器を持ったままの手をテーブルにおろす。
 最近の失敗談を話すことにした。]


  ……先日、イギリスに旅行に行ってきたんです
  あそこはレディーファーストの国ですから
  エレベーターでもドアでも必ず女性に先を譲るのが
  マナーなんですけれども

 
(10) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 18:31:45

【人】 オーナー 敷島

 

  土産店で買い物して店を出る時
  女性とタイミングが被ったので
  ドアを開けて譲ったんです

  それが団体客さんだったようで
  後ろに二十名ほど続かれて……

  皆さんお礼を言って下さるから
  全く悪い気分ではなかったんですけど
  ずっとドアを開けていた自分は
  狙いのバスに乗り遅れて
  次を1時間待ちました


[こんな話でもよかったんだろうか。
 反応を伺いつつ、質問する。]


  失礼ですが月代様は
  どの様な小説を書かれているんですか?


[小説は久しく読んでおらず。
 恋愛なら余りに役に立てないなどと考えながら。**]
 
(11) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 18:33:50

【独】 オーナー 敷島

/*
予想外ww
ミステリーか何かかと……
(-6) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 21:22:14

【人】 オーナー 敷島

 
[話はお気に召した様で
 笑い声を聞きながらホッと息を吐いた。]


  良い子。そうなんでしょうかね


[作品を存じ上げないことを
 申し訳なく感じつつ質問をしたが
 こんな機会でもなければ一生触れることの
 なかっただろうジャンルの作家先生であった。]


  官能小説ですか
  私のような一知半解の者が
  頂いても宜しいのでしたら、是非


[提案を有り難く受け入れた。]
 
(13) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 23:26:18

【人】 オーナー 敷島

 

  少し意外でした
  てっきりミステリーか何かかと


[尤も雪に閉ざされたペンションで殺人事件──、
 なんていうのはとうに時代遅れなのかも知れない。]


  その道を志したきっかけとか……あるんですか?**

 
(14) nagaren_rp 2024/03/09(Sat) 23:26:26

【人】 オーナー 敷島

 

  えっ冗談?
  それは失礼しました……
  空気が読めないとよく言われるんです


[職業に貴賤なし。
 大袈裟に反応することは性産業を軽んじている
 かに見えそうで控えたのが実情であったが
 己は揶揄われていたそうだ。
 ぽりぽりと頬を掻いた。
 彼が真に手がけるジャンルを聞く。]


  残念です


[持ち歩いてはいないらしく、肩を落とした。
 怪異小説であればロビーにも置きやすく……、
 単純に、青年が認める物語を読んでみたかった。]
 
(17) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 9:07:17

【人】 オーナー 敷島

 

  いやいや大したことですよ
  賞を貰う才能も
  それを仕事にして続けることも
  誰にでも出来ることじゃない
  ご立派です


[出版業界が斜陽産業であるとは度々話題になる。
 規模が縮小傾向にあるのは事実で
 ライターとあれば更に狭き門だろう。
 素直に賞賛に値する。

 うーんと眉間に細い皺を寄せ
 暫し悩んでから口を開いた。]


  実は私はここに移ってきて浅い余所者なんです
  人気の観光スポットや評判のご飯屋さんなんかには
  明るいんですけども……お役に立たず申し訳ありません


[心当たりがないと告げ謝罪した。]
 
(18) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 9:08:12

【人】 オーナー 敷島

 
[謝罪したいことはもう一つ。
 午後の作業があるのでとことわって
 残りの食事を急ぎめに掻き込んだ。
 パングラタンはまだ熱かったが猫舌ではないので。

 一人で食べるのはつまらないと言っていた彼を
 置いていくのは気が引けたが……。]


  業者が来るもので慌ただしくてすみませんね
  月代様はどうぞごゆっくり召し上がって下さい
  食器は後で片付けますから
  そのまま置いておいてください

  それでは失礼します


[自分のトレイを下げ食堂を去る前
 一度だけ立ち止まった。
 振り返らぬまま忠告を吐き出す声は苦しげに。]
 
(19) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 9:09:14

【人】 オーナー 敷島

 

  どうか「104号室」にだけは
  絶対に立ち入らないで下さいね……**


 
(20) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 9:09:27

【秘】 オーナー 敷島 → 小説家 月代

 
[客室は101、102、103、105とナンバリングされ
 ロビーから客室への道すがらに「104号室」は存在する。
 ダンボール片に手書きの部屋番号プレートが
 他と比べて年季の入った扉に貼り付けられている。

 その奥からは微かに「タスケテ」と聴こえる。**]
 
(-7) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 9:10:20

【独】 オーナー 敷島

/*
お役に立てずの誤字で凹むなどしていた
猫舌じゃないからってグラタンを掻き込めるこいつが怪異だよ
(-8) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 10:46:28

【独】 オーナー 敷島

/*
元からやりたかったRPに月代くんへのアドリブを混ぜると
あちら視点とんでもないことになるかもな……
(-10) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 14:42:19

【独】 オーナー 敷島

/*
いまめっちゃキリがいいのでは?
と判断して諸々設定したけど
お邪魔だったらごめんね…………
(-15) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 21:52:10

【人】 オーナー 敷島

 
[ホテルやマンションの部屋番号には
 死や苦しみを連想する忌み数として
 4や9が使われない慣習がある。
 このペンションもそれに則って作られていた。
 だけどいまは104号室が存在する。
 その部屋のことを考えると 頭が 痛くなる。]
 
(23) nagaren_rp 2024/03/10(Sun) 22:19:09