人狼物語 三日月国


84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】

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【人】 左方舞 五十鈴

「……ちっ……」
(2) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 21:48:54

【人】 左方舞 五十鈴

「……僕の出番はなし?
僕は要らない子なの?
”神狼様”にとって、僕は要らない子?」

心底不満そうに足を慣らしている。
(3) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 21:54:36

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「”右”君、僕だよ。

ねえ今どんな感じ?
そこ、見張りとかいる?
……体力があったら踊るといいよ、”印付き”は……えっちな気分になっちゃうかもしれないから」
(-9) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 21:57:45

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「……やられたわ。
 ぞろぞろといるよ。

 ……まぁ、そうだな。
 俺には、それしかできないから」
(-11) gt_o1 2021/07/24(Sat) 22:12:33

【人】 左方舞 五十鈴

>>4 シラサワ

「……はあ。
もう自棄でも起こしそうだよ。
僕、ずっと選ばれるの待ってたのに……」

五十鈴はがっくりうなだれている。
(5) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 22:18:50

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「ああそうか、やっぱりいるんだね”崇拝派”が。

まあせいぜいお得意の、大好きな踊りを踊ってなよ。
僕が言ってたのはそういうことさ、印付きになったら踊る以外助かる方法はないからね。

あーあ、逆ならよかったのに」
(-12) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 22:22:49

【人】 左方舞 五十鈴

弓を弾く音がする。

「……や、ここの、たり、ふるべ、ゆらゆらと、ふるべ……か。
誰か使ったのか。
まだ伝わってたんだ、アレ」

戻ってきたのはシキ。
……もし、”それ”をする者が他にもいるなら、気をつけなければならない。
自分も戻されてしまうかもしれないから。
(7) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 22:29:37

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「やかましい。お前も」

 ばさり、と顔布をかぶる。

「……なんていえばいいかわからんわ。
 怪我せんようにな」

 そうして、くるくると踊り続ける。
 くるくる、くるくると。
(-14) gt_o1 2021/07/24(Sat) 23:06:04

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「あーあ、昨日のうちに”子種”貰っておけばよかった。

……僕は言ったからね、生贄のこと。
僕の悪口なんて言わないでよ?」

くすくす、くすくすと。
(-15) tamatamasuka 2021/07/24(Sat) 23:28:55

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「いわねぇよ」

 はぁ、と溜息ついて。

「……性交にゃそんなに興味ねぇが、
 乳くらいもんどきゃ良かったな。
 あんたいい脚してるし」

 ろくでもない発言だ。色々やけになっているらしい。
 そういうと、はは、と笑った。
(-16) gt_o1 2021/07/25(Sun) 1:36:30

【秘】 左方舞 五十鈴 → 右方舞 戸隠

「足フェチかぁ、キミいい趣味してるね。
この祭りのために作った衣装なんだから、その時は汚さないようにうまーくヤってね、右君?」

しかしどうしたものか、取り込めたと思った舞手が囚われてしまった。
協力者はいるとはいえ……印付き達のいる祠は崇拝派が囲んでいる。
しかも囚われているのは祭りを知らない余所者ばかり。

……分が悪い。
(-18) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 2:41:31

【秘】 右方舞 戸隠 → 左方舞 五十鈴

「舞子ってなそんなもんじゃないかい。
 肢体、肉体美、そういったものに魅せられる。

 ……お前の踊りも見てみたいもんだが」

 疲れたように笑う。
 
「お前、今回はあきらめて逃げたらどうだい」
(-22) gt_o1 2021/07/25(Sun) 4:38:32

【人】 左方舞 五十鈴

「……そう。
そうやって……踊ってなよ。
外の奴がこんな事に巻き込まれなくったっていいんだ。

……神狼は、僕が…………」
(8) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 17:25:58

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「うふふ、シキ、おかえり。
シキが呼んだのは僕のこと?」
(-37) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 21:00:11

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「……ッ…」

あなたの声が聞こえれば
青年は目を見開き、顔を強張らせる。

「五十鈴……相変わらずだな……」

その口調に、当初の物腰柔らかさは無い。

「……"君じゃない"と言ったら傷付くか?」

されど、青年の物言いは棘を持ったままに。
(-39) Jagd_Katze 2021/07/25(Sun) 21:11:57

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「うん、傷つくなぁ〜〜〜??」

わざとらしい節回し。

「……シキ、軟膏あげようか?
どーせ、お尻痛いでしょ??」

にやにや、にやにや。
(-40) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 21:16:55

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「っ……ふざけるなよ……」

吐き出す言葉の重みは、あなたを突き放すようで
しかし必要以上の毒を持たすぬようにと
どこか抑え気のある、複雑なものだった。

「……君だって、いつか"そうなる"んだ。
 望んでるんだろ、君は"それ"を
 あの暗い処にいる化け物たちの……」

あなたの笑みに青年は小さく呟いた。
(-43) Jagd_Katze 2021/07/25(Sun) 21:25:29

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「うん、そう。

……僕は、
神狼をブッ殺す。

神狼を殺して、僕が新しい神になる。
生贄のいらない島を作る。

でももし僕が失敗した時のために……
血を繋ぎたいから、僕を孕ませてくれるか僕の子を孕んでくれる人は探してるよ」

落ち着いた声色で、大真面目であることが伝わるだろうか。
(-44) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 21:37:15

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「そん、な……っ……」

"そんなことなど在り得ない"と。
そう呟こうと震えた己の唇は
刹那、己の内を満たす昏い海の底へと堕ち往く。

その声の色は、青年があなたの佇まいに感じていた
"狂えるもの"とは違う、確固たる意志を垣間見る。

「子々孫々、この村が消えてなくなるまで……」

まるで、あなたの弁に注釈するかのようなそれ。
無意識に転び出たそれを噤めば、別の言葉を。

「……この島から出られるかは分からない。
 ましてや、この"印"がある間は……」

諦め深い念が、その言葉を彩っていた。
(-47) Jagd_Katze 2021/07/25(Sun) 22:18:48

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「だからそれごと壊そうっていうんじゃないか。

”シキ”なら僕が”どういう立場”か解るでしょ?
僕は崇拝派じゃない。

……ふふっ、僕は本気だよ」
(-54) tamatamasuka 2021/07/25(Sun) 23:37:38

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「――ああ。
 俺もこんな島はうんざりだ。
 
 俺はただ『先生』の言い付けでここにだけだ。
 あの穴倉の中は、君が考えている以上に狂っている。
 この島も、ここに居るヤツらも、何もかも。
 俺だって、こんな島……」

そうして遂に、青年はそれを口にする。
あなたの内に渦巻く執念と狂気を
その目で、耳で具に感じる為に――

「……そして君は、何が言いたい。」

「君は、俺に何かして欲しいのか?」
(-56) Jagd_Katze 2021/07/25(Sun) 23:51:32

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「そう、シキは島ソトのもんだ。
こんな祭りに巻き込まれなくたっていいんだよ。
でもなんでまた『先生』はシキをこんな所にやったんだろうねぇ?
口減らし?
しつけにしては物騒だよね。

……僕がシキに願うのはね、僕が選ばれるように祈って欲しい。
それと、もし今回失敗した時のために子種が欲しい、孕ませて欲しいってことかな。
僕のママがそうしたように、この血を伝えていって……いつか必ず、神狼を殺す。

シキは余所者なんだから、祭りが終わったら帰ればいいよ」
(-60) tamatamasuka 2021/07/26(Mon) 0:24:42

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「――ック、フ、ふふ……」

青年は、嗤う。


「……最初から言われてたことだったけどね。
 正直、本気にする方がどうかと思ってたんだよ。
 でも、俺があの"穴倉"で味わったものと比べれば
 君の"それ"の方が、寧ろ現実味があるくらいだ」

そうして、嗤う。


「俺は、この島が憎くてたまらない。
 この島も、この島の掟も全て最悪だ。
 今すぐ逃げ出してやりたいくらいだ。
 ここを出たら、俺をこんなとこにやった『先生』に
 この恨みつらみを全てブチ撒けてやるよ。
 
 ……でも、それはまだできない。
 俺を"自由"にしてくれた人が言っていた。
 だから、俺は島でできることを探さなきゃならない」

幾度も、幾度も、嗤う。

 
「――それで、改めて思ったんだが。
 
この俺は、いまの君にとって
 "必要なもの"を全て持ってると思わないか?


 ああそうさ、
"お誂え"
ってやつじゃないか。
 
俺みたいな、この島に恨みたっぷりな男ってのはな
(-65) Jagd_Katze 2021/07/26(Mon) 1:33:56

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「なぁんだ、よっぽど酷い目にあったんだねえ。
すっかり島に染まってるじゃない。

んー、そうだね、できれば僕、シキとは”仲良く”したいなぁ。
恨む
なら、その分僕を
愛して
みない?」
(-71) tamatamasuka 2021/07/26(Mon) 21:44:16

【人】 左方舞 五十鈴

五十鈴はじいっと、その時を待っている。
上の、そのまた上の、更に上の、もう辿れないくらい上の代から、この時を待っていた。
この時のために、この家系は血を伝えていた。
執念だ。

「……僕とあいつ、最後に立ってるのはどっちだろうね?
でも、その前に……あいつと勝負もしなきゃ」
(16) tamatamasuka 2021/07/26(Mon) 21:48:15

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「――あぁ、本当に酷かったよ。
 昨日のことだってのに、本当に最悪過ぎて、
 
あそこにいた時の記憶が曖昧になってる
くらいだ」

青年の視点は、何処とも知らぬ処を見つめて。

……仲良く、ね


自らの投げかけた言葉に対する返事に
わざとらしく、思わせ振りなものを紡ぎ。
(-75) Jagd_Katze 2021/07/27(Tue) 17:06:34

【秘】 左方舞 五十鈴 → 書生 シキ

「そう、
仲良く
、ね。

……僕は神狼を殺して、島に本物の神を作ることを願う一族さ。
今年こそ、本当に生贄が出る。
神狼が降りてくる。
……その時を見計らって神狼を殺して心臓を食べて、僕がこの島の神になる。
生贄がいらない、本物の善神になる。

……でもさ、もしも失敗したら、その時は僕と結婚して欲しいな。
男女両方の機能があるけどさ、生まれた時は女だよ。
この血を絶やすわけにいかない。

一緒にさ、この島を……神狼と崇拝派と悪趣味な祭りを呪ってさ、楽しく生きようよ」
(-76) tamatamasuka 2021/07/27(Tue) 17:27:01

【独】 左方舞 五十鈴

「ねえサクヤ、ねえサクヤってば」

床に伏したサクヤは、見るも無残に犯し尽くされ白濁にまみれていた。
優しく優しく、いたわるように抱きしめて、さらしで体を拭う。

「……ねえサクヤ、僕を見て。
僕だけを見て、今だけでいいから。
僕、サクヤのこと大好きだよ。
ずっとサクヤのことが好きだったんだ……だから、ソトで手術を受けてきたんだよ。
サクヤと、ずっと一緒にいられるための手術。
……ね、サクヤ。
僕のお嫁さんになってよ……」

ぼんやり、どこを見ているのかわからない瞳と一瞬目が合う。
優しく瞼にキスを落とし、唇に軽く触れる。
……本物の恋人のように。
(-77) tamatamasuka 2021/07/27(Tue) 17:36:15

【独】 左方舞 五十鈴

「ね、サクヤ……大好きだよ……」

まるで積年の想いを本当に告げているように、サクヤに語りかける。
もちろんそれは、サクヤを孕ませるため。
サクヤを孕ませて、この血を繋ぐため。

もし、今回髪狼殺しに失敗しても。
いつか、いつの日か、子孫が……必ず髪狼を殺すから。

「……サクヤ、僕がきれいにしてあげる。
汚いもの全部掻き出してあげるから、ちょっとだけ我慢して。
サクヤ……大好きだよ、サクヤ……」


祭りの終わりまで、五十鈴はサクヤを犯し続けるだろう。
(-79) tamatamasuka 2021/07/27(Tue) 17:43:22

【秘】 書生 シキ → 左方舞 五十鈴

「――ハ、ッハ、クハ……っ」

何もかもが、可笑しい。
ここに自分がいるという現実すら。


「俺は『先生』に、夢でも見させられてるのか?
 この最悪の島も、最悪な大人たちも
 君が男で女で、神を食い殺そうってのも
 何もかも嘘みたいだが、本当のことなんだな」

嗚呼、それとも。
いま己が感じていること全てが"幻"だとするなら
むしろ、いっそのこと"人"としての皮など
今この場で捨てて、夢のままに狂うべきなのか。


「――ああ。
 いいよ、五十鈴。

 
お前がしくじったら、お前は俺の子を孕め。


 この島の神を食い殺すための
忌み子
を宿してくれ。
 俺が感じたこの島の
憎悪
を、お前の子に宿させてくれ。
 そうして、この島を乗っ取るんだ――お前と俺とで」
(-80) Jagd_Katze 2021/07/27(Tue) 17:53:46