人狼物語 三日月国


140 【身内】魔法使いの弟子と失われた叡智

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ヴィスマルト魔法使いの弟子 オペラ

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
おはようおはよう〜!寝てないの!?寝てね!!?!?とまず言いつつ

ルービナ様のイメソン聴いてきた!めっちゃいい曲〜!!好みのやつでした!歌詞もいいねいいね〜村閉じたらリピするわ!(文章書く時は何も聞けないタイプ)
(-4) chiyo 2022/04/10(Sun) 10:36:31

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
なるほどこの流れに乗るしかないな
食べると美味しい草vil

ろ、ロルも書いてますよちまちま…ちまちまと…(のんびりしすぎ
(-15) chiyo 2022/04/10(Sun) 22:48:04

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
これはむしろ、リアント君も
食べると美味しい草を引き当てるべき所ではないだろうか
(-16) chiyo 2022/04/10(Sun) 22:49:30

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[蓋をしても、いずれ膨れ上がるもの。

          
留まり、濁す事は赦されない。



しかし男は、娘が留まる事を許した。
――生き続ける限りは。]

 
(*0) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:33:59

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[親切で人助けをするような男ではなかった。
自分が住む森の秩序を守っただけの事。

人目には変化が無いように見える森にも、
大いなる循環の輪、自然の流れというものがあり。
季節が巡る度、生と死もまた巡る。



きるべきものは
き、
すべきものは
す。



その境界はどこにあるのかと、かつて男は考えた。
運命など、地に生きる者の手に負えはしないが。
時にそれを絶ち、時に引き寄せるものがあるとすれば
それは意志の力だと。そう結論付け。

手負いの動物が、力強い目で見つめてくるのなら
それを助ける事もあった。


男にとっては同じ事。
を見た。だからこそ。


    ――例え、初めからその場に居たとしても
      光の筋が空に伸びなければ、
         引き揚げた遺体を埋葬して
         そこで終わりにしただろう。]

 
(*1) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:04

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[それだけだったから、感謝を求めはしない。>>4:*8
文句があっても、知った事ではなかった。

側に置くために拾ったわけでもないから、
居着かれたのは予想外だったが。
娘が自分で選んだのなら好きにすれば良いと、
邪魔にならない限りは放っておいた。

野良猫に愛想を求める気質でも無かったので、
威嚇されるよりも、擦り寄って来られる方が
奇妙な表情をしただろう。>>4:*10

そもそも、城の主の方が
野良猫よりも愛想の無い男である。
見せる顔といえば、笑顔よりも不機嫌顔、不満顔、
それから困惑した顔といった所か。]
 
(*2) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:07

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[堆く積み上げられた本を、
綺麗さっぱり片付けられて>>2:*13
「あれは分かり易いように並べてあったのだ」と
娘を睨みつけた事もあった。

それでいて、片付いた本棚が
案外使い勝手の良い事に気付けば、口を噤み。
文句も言わなくなったが、礼の一言もないままで。

嫌々ながら、所用で人里に出る事もあった。
その時買い込んでくる食材に、
以前は無かった甘味などが紛れ込んでいたのも
理由を語るわけがなく。

城が綺麗になるにつれ、
美しい花を咲かせて見せる城にまで
「私に対する当て付けか?忌々しい奴め」
などと悪態をつくような男。

その声色に険があるかないか、
よくよく観察していなければ
わからなかった事だろう。]

 
(*3) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:10

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[さて、千年も経てば人の世も変わる。
それは魔法使いにとっても同じ事。

男が生まれたのは千年よりも更に前。
魔法を受け入れる人々が
今よりもずっと少なかった時代、その頃である。

男の場合は少々極端だったかもしれないが。
当時、人目を避けて
隠れ住む魔法使いも珍しくなかった。
記された魔術書も、時には暗号のように難解で。


男には、歌を嗜む趣味は無かったものの>>4:*11
娘が来る前、音楽と魔術の関係について
研究していた時期があったので。
参考に集めた蔵書の中には、楽譜も数冊。

魔法使いと噂された音楽家の書き残した楽曲は、
魔力を持つ者が歌にすれば
何か
が起こる代物だった。]
 
(*4) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:12

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[
い光を見た時から、
娘に魔法の才がある事はわかっていた。

しかし、男に弟子を取るつもりなど無かったので。
積極的に何か教える事はせず――
強請られる事もあっただろうか。


ただ、歌に魔力の乗った時か、それ以外でか、
ふいにその力が溢れるような事があれば、
魔力の扱いだけはしっかり覚え込ませた。

魔法を教える事は無かったものの、
書物を漁ったり、見て覚える分には咎めなかった。


無論、危険があれば叱る事もしたが。
それ以前に、遠ざけようとした。
]
 
(*5) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:15

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[世捨て人として暮らせば、外への興味も薄れる。
だから、娘の身の上について
不要な詮索はしなかった。

しかし、その魔力については。

――自身がこの地に独り生きる事を選んだのは、
  持て余す程の魔力が原因だったから。


今はここに居る事を選んだ娘が、
いつか別の道を選ぶのならば。
彼女が
それ
に、煩わされる事の無いようにと。

   そう思ってしまったのは、
   隠者になり切れない愚者に未だ
   人間らしい感情が残されていたためだろう。]

 
(*6) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:17

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

[何の因果か。

終わりが訪れるまで、たったの二年。>>2:*14


   百年よりも長かった気のする、二年だった。]

 
(*7) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:19

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 


きるべきものは
き、
すべきものは
す。



川の流れは淀みなく。
>>3:19

留まり、濁す事は赦されない。



足を踏み入れたなら、振り返るべきではないのだ。



 
(*8) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:22

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[花咲く城で過ごした二年間。
いつの間にか眉間の皺が解けていたように、>>4:*3
娘に対する物言いも幾分和らいで。

結局、根負けしたのか、絆されたのか。
好きに解釈すれば良いと、
最後まで理由を告げようとはしなかったけれど。

二年の間に、男は娘と約束を交わしていた。>>0:91

叶う事の無かった約束。
大嘘付きと罵られても構わなかったが、
それでも。]

 
(*9) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:24

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[残してゆくつもりはなかった。
押し付けるつもりも。


何の枷も無く、ただ自由に、あるがままに在れと
それだけを思って。

――願いを口にするのが下手な男だったが


それでも、振り絞った一言は。]
 
(*10) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:26

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 


『ルービナ。

 お前はまだ、ここに居る事を望むのか?』


 
(*11) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:29

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

[最後の最後に。
男は、娘の意志を尊重した。]


         
[そうして、全ては引き継がれ]


 
(*12) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:31

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[川を渡る前。
最後だからと、男は少々我儘
素直
になって。

お喋りに付き合えないから、歌でも歌っていろと
そんな風に言ってきた、二年の建て前も取り払い。



「あの歌を聴かせてくれないか」



穏やかにそう言って、
少し物悲しくも聞こえるような、
優しい子守唄を所望した。>>4:*11]
 
(*13) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:34

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[それから。
長い時を過ごした、城の声が聞こえなくなる前に。
娘の居なかった頃のように、一人きりの時を選んで。



「あいつがここに居る間、
 お前が見守っていてくれ。

 きっと泣くだろうから。」



と、言葉を残した。

赤くなった目を何度も見てきたのだ。>>4:*16
指摘などするわけがないから、
気付かれていないと思ったのだろうが
予測するのは容易い事だった。]

 
(*14) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:36

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[そうして川を渡った男は、この世の秩序を守り通し
後ろを振り返りはしなかったから。

その子守唄、咲いた花、>>2:*15
紡がれる言葉の意味を知る事も無く。>>0:7]



    [輪廻の輪は巡る。]


         [それは美しい物語――ではない。
         生きる事に疲れ、
         死に抗う気力も失くして、
         涙を拭ってやる事もできなかった
         情けない男の末路である。]**

 
(*15) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:34:38

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
とりあえず昨日書いてあったところまで…
続きは今から書きます(

前世軸は書きたいこと全部書いちゃうくらいの気持ちで拾ってきました!もうエピだしね…(エピにする話かって言われると(
全部は拾えてないかもだけど!
何かまずいとこあったら確定返しして下さい〜〜
(-25) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:37:43

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
今見ると最後のなんか頭痛が痛いみたいなことになってね???
つら…草でも食ってよ…ゴミvilヒトデanimalvilクレマチスflowervil
(-26) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:39:11

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
こういう時に限って独特のラインナップ
ヒトデは食べられるらしいな…
(-27) chiyo 2022/04/11(Mon) 19:40:42

【独】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

/*
触手は出てきません!!
さすがに今からやってる時間は


名前はね〜もう呼ぶっきゃないじゃんって思ったのでね!!
ロル外でも呼んでたかもしれないけどその辺触れずにそこでズバっと(?)呼んでやりましたよ(???)

プロローグ〜四日目まで全部抽出してあっちこっちから拾ってきたので総集編みたいになった!泣ける感じになってましたか!?なら嬉しい〜〜!やったぜ(このノリ

よーし私も現軸書くぞ〜〜(
(-32) chiyo 2022/04/11(Mon) 21:04:12

【赤】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[長く生きてきた師とは裏腹に。
経験の浅い少年だった自分は
授業≠フ一環として話を聞いていた。>>4:*4
――だからこその、無思慮。
]


 それではやはり、溜まったものは
 見えずともそこにあり続けるのですね。

 …綺麗に見えるけれどな。
 この湖の底には、
 何が降り積もっているのでしょうか。


[飲み水にするには汚れているという湖。>>4:*5
そこに一体何があるのかと、
純粋な興味で師の顔を見上げれば

……あの時、どんな表情をしていたのだったか。]
 
(*16) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:03:29

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[当時より大人になったといっても、
人の心の機微に、そう聡い方ではない。
――そちらも、涙の跡を隠すのが
  上手くなっただろうか。>>4:*16


それでも、経験の蓄積というものがあるから。
師匠はどうやら寝不足だったのではないかと、
朝の様子から、その程度は伺えて。

休んでいても構わないと言ったのは>>2:46
そういう理由もあったので。


茶を淹れたなら改めて]


 城から離れるのも久し振りでしょう。
 お疲れではありませんか。


[などと、体調を案じる言葉も掛けた。]
 
(16) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:03:31

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[作業中にもお褒めの言葉を頂いていたが>>4:22
――未熟だった頃、どんな指示も聞き逃すまいと
真剣に耳を傾けていた名残りだろうか。
ルービナ様の声は、集中していても良く耳に届いた。

その時は]


 自慢する程では。…しかし、
 そう思って頂けたなら光栄です。


[と、謙遜しつつも礼を返したのだけれど。

茶の時間にまた頭を撫でられたのには、
弟子の居ない今、どう返せばよいのやら…
…拒む理由も思い浮かばず。

いい年をして、甘んじて受け入れてしまった。]
 
(17) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:03:34

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 
[自分は会話の得意な人間ではないので、
茶席に出せる話題といえば、つまらないものばかり。
しかし、師匠の話を聞くのは苦にならない。
話題の途切れない限り相槌を打ったし、
何か尋ねられれば、それに返答もする。>>4:24]


 依頼、ですか。
 そのように構えずとも、
 ルービナ様でしたらいくらでも…


[持ちかけられた話には、そう言いかけたが。>>4:25
自分を一人前として扱って、
あえて報酬の話をして下さったのだろうと。
師の言葉をそのように受け取ったから、
一旦口を閉じ。]


 …いえ。そうですね、
 材料費程度は頂きましょう。
 金額についてはまた、納品時にでも。

 注文書は結構ですよ。今書き留めておきますので。


[ほのかに笑みを浮かべつつ、
手帳を取り出し、依頼内容を書き付けた。]
 
(18) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:03:37

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 …確かに、承りました。
 ありがとうございます。


[注文に対する礼の言葉には、
心遣いへの感謝も含まれている。

よくよく話を聞けば、
私の趣味のための依頼ではないか。
それなら、受け取るのは費用だけで十分だ、と。


そう考える頭がありながら
遠慮なく依頼を受けてしまうのは、
師に対する、無意識の甘えがあったからだろう。]*

 
(19) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:03:41

【人】 蒼鉛の魔術師 ヴィスマルト

 

 はい、師匠には良くして頂いていますので。

 
(22) chiyo 2022/04/12(Tue) 18:08:05