人狼物語 三日月国


227 【身内RP】une jeune sorcière【R18】

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【人】 爽快ブラスト チアキ


急に現れた橋本先輩と熊切先生にも驚きましたが、有馬先生が返信したのにも驚きました。
…まあ有馬先生が当たり前に家に上がり込んできたことにも驚いたのですけどね。
だってこの家には私が一人なのは知っているはずです。
無防備な姿の私がいるのに!なんて、恥ずかしくもなりました。

けれど今はそれどころではありません。
それに有馬先生が呼ぶのは全く知らない名前。国名。そしてまた私を姫と…?
私は面食らいながらみんなの様子を見ていました。
そして、橋本先輩と二人になったのです。
シャワーをさっと浴びて軽装に着替えた私に橋本先輩(エスポワとは?)は話しかけます。
 
(0) もくもく 2023/10/27(Fri) 22:02:37

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
『姫様はどちらが幸せなんだろうね?』

 
 
そして語られたのは衝撃の事実。
私は訳あって塗り替えられたこと。
本当の私は姫であり魔法使いであり彼らの言っていることはそのまま事実であること。
有馬先生がユスターシュという名前の騎士で私の婚約者だったこと。
今はその全てを塗り替えられて、私は姫宮千秋になっていること。
 
 
全てを飲み込むことはできません。
でも、橋本先輩か嘘を言ってるようには見えません。
その先輩は焔を纏って宙にふわふわ浮いていましたからね。
コレで魔法があると言われたら、信じてしまうでしょう。
ただ、私には癒しの力があるけれど他の力は今はないのだと言われました。
その癒しこそが私が姫であった名残であり、願いそのものだったのだと。
 
(1) もくもく 2023/10/27(Fri) 22:02:56

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
そして、橋本先輩は小さな光の粒をくれました。
虹色のほんの小さな宝石です。
私の幸福を願うと言ってくれながら、先輩は炎を纏った姿のまま熊切先生と合流し、またぱしゅんと消えてしまいました。
 
 
「…有馬先生。」
 
 
戻ってきた有馬先生に私は戸惑います。
ぎゅっと、渡された小さな宝石を握りしめながら。
私が姫? 先生が婚約者?
わかりません。本当なの?嘘なの?嘘ではなさそうだったとはいえ、全てが本当かはわかりません。
でも。
わたしはその宝石の粒を握りしめながら、そっと先生に尋ねたのです。
 
(2) もくもく 2023/10/27(Fri) 22:03:12

【秘】 爽快ブラスト チアキ → 水の魔騎士 ユスターシュ

 
「…わたしが姫でなくなったら。
 先生は、…ユスターシュ、さま、は、
 もうそばにはいてくれなくなりますか…?」**
 
(-0) もくもく 2023/10/27(Fri) 22:03:30

【秘】 水の魔騎士 ユスターシュ → 爽快ブラスト チアキ

 「俺は誓った。この剣と命を賭けて。
 ーー貴女と共にあると。

 それは貴女が姫だから、忠誠心故ではない。
 貴女を愛しているからだ。

 どんな姿になろうと、なんと名乗ろうと。
 ーー国や地位を棄てようと、
 俺を……忘れてしまっても。

 この胸に滾る熱い想いは、  
 唯一無二、貴女だけに。」

従者のように傅くのを止めて立ち上がり、千秋の細身を抱き締めるーー然りと。

 「思い出さないのなら、これから俺と
 作っていこう、新しい想い出を。」*
(-1) CDlemon 2023/10/27(Fri) 23:27:23

【人】 爽快ブラスト チアキ


わたしは、今のわたしが本当の私ではないかもしれないことを受け入れ始めていました。
その一方で、だからこそ不安定になりかけていました。
今まで、私が信じていた自分とは?
私の中では生まれて十数年、姫宮千秋としての記憶があるのです。
確かに仔細を覚えている訳ではありませんでしたが、確かに生まれてからずっと、姫宮千秋だったと覚えている塗り替えられたのですから。
 
だからとても不安になりました。
私の初恋の人、有馬先生。
結ばれるだなんて思っていません。
だけど、自分が違う自分だからと寄り添ってくれているのだとしたら。
わたしが違う私なのだとしたら、離れていってしまうのでは?
だから泣きそうになりながら尋ねていたのです。
でも、先生…ユスターシュ?は、跪いてくれました。
名前を両方とも呼ばれ、手の甲に口付けされてそれが様になってるのにとても恥ずかしくなってしまいます。
 
(9) もくもく 2023/10/28(Sat) 9:47:58

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「先生…ユスターシュ…様…?」
 
 
抱きしめられて、はらはらと涙がこぼれ落ちました。
握りしめた光の粒が、虹色の光を放ちます。
光の粒のようだったその宝石は光を放ちながら緩やかに小さくなり溶けて。
 
 
「ユスターシュ様…、わたし、私は…。」
 
 
私にあるという癒しの力が彼に伝わり、光を通じて私にも巡ってきます。
ゆっくりと脳裏に描かれたのは想い出。
お城のホールのような場所であなたと踊りました。とてもドキドキしたものです。
嵐の中で見つけて頂いて、心から安堵して。
傷だらけなのが悲しくて、身を寄せました。
でも…。
 
(10) もくもく 2023/10/28(Sat) 9:48:33

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「…あなたの事しか思い出せません。
 でも、貴方のことが思い出せたなら。
 貴方と共にいられるのなら。

 何処でも、誰としてでも生きていけます。
 愛しています、ユスターシュ様…。」
 
 
思い出せたのは貴方との思い出だけ。
姫であったこと、チアキローズであったこと、それは蘇りませんでした。
貴方との思い出の中で確かに姫、チアキローズと呼ばれていましたが、それが自分にはうまく結びつかないままです。
それでも。
貴方が共にいてくださるなら。
 
 
「──愛しています。」
 
 
すっかり消えてしまった虹の輝き。
それでも私は、貴方に抱きついてぬくもりを分け合いました。
貴方の傷もまた癒やされていることでしょう。
 
(11) もくもく 2023/10/28(Sat) 9:48:50

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
──とても余談ですが、肌を重ねた時のことは思い出せていません。
直近すぎて思い出とはされなかったのか、痛みを伴うものだったからは定かではありませんが。**
 
(12) もくもく 2023/10/28(Sat) 9:49:16

【人】 爽快ブラスト チアキ


「ユスターシュ様…。
 どうか、二人きりの時にはチアキローズと。
 そうお呼びください。
 私も貴方の隣に居られればそれで…。」
 
 
それで、何処でも生きていける。そう思うのです。
これからを姫宮千秋として生きるのか、チアキローズとして生きるのかはわかりません。またはその両方として。
ただ隣に貴方が居てくだされば。
だから、彼のプロポーズに一瞬目見開いた後、私は嬉しくて微笑むのでした。
 
(22) もくもく 2023/10/29(Sun) 8:23:53

【人】 爽快ブラスト チアキ

 
「嬉しいです、ユスターシュ様。
 私は貴方の妻として…これから生きていきます。

 …こちらの世界でも叶うのでしょうか?」
 
 
ふふ、と笑ってしまったのは、有馬千秋になるには年齢が足りないかもしれないからです。
それにはおそらく後二年要りますね。
でも、そんな事を言えるくらいに心が穏やかになって。
私は彼を見上げて、そっと目を閉じながら少しだけ背伸びをしました。*
 
(23) もくもく 2023/10/29(Sun) 8:24:07