人狼物語 三日月国


255 【身内RP】猫様としもべのもしもの夢【R18G】

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【赤】 ぐうたら猫じじい マオ

>>1:*52
ん、っ……
おまえは相変わらず強がりじゃのう。
 体はこんなに正直なくせに……ほれ、素直に言え……」

つ、と熱を指でなぞりながら。
素直に言うまで、気持ちよくはしてやらないと悪戯っぽく笑う。
マオもまた強がりの、強がり合戦。
あなたの服の上から弄んでやろうかと、器用にズボンのボタンをはずし、緩めて汗ばんだ下着の上に指先が滑り込む。
熱に押し上げられた下着が窮屈そうだ。
形をなぞる様にさっきよりほんの少し強く刺激して煽ってみる。

……ふ、……ぅ……わしが先にイってしまいそうじゃぞ……?レグナ……


切なげに零して、若草色が蜂蜜色を見つめて、耳元には、と熱い吐息がかかる。浅い呼吸を繰り返しながらあなたの手に腰を押し付けて、すりすりと擦る。
まるで猫が体を擦りつけてマーキングでもしているような。
(*0) DT81 2024/04/07(Sun) 22:23:28

【赤】 ぐうたら猫じじい マオ


「……わしがレグナ相手に、抜くだけのつもりなわけがなかろう。
……それに、なんじゃ………」


ここまでしてくれるくせ、そんなに頑なな理由がやっぱりマオには理解できなかった。本来の自分たちの関係値を察しているなら……誘惑するつもりなことくらいわかるだろうに。
レグニャがやらかした件はあったとて、中途半端にやさしくするなら、すっぱり断ってくれたほうがよかったなんてマオの我儘だ。

「……ゃ、じゃ……」


やっぱり、いっしょがいい。
手に押し付けていた自身の熱を、あなたの熱にぴとりと密着させて、擦りはじめた。まだ、何かが足りないのだろうと粘る。

するりと、しなやかな手があなたの胸をなぞる。
そうしながら今度は上着とシャツのボタンをはずしていく。
(*2) DT81 2024/04/08(Mon) 13:49:48

【赤】 ぐうたら猫じじい マオ


「……でも、知ってるレグナの一部なのじゃ。
 今目の前にはおまえしか、いないのじゃ……」

いくら都合の良い夢の世界でも、レグナがふたりいるわけがないのだから。

「嫌なら、さっさとわしを突き放せばいい」

熱と熱は密着させたまま、心音に合わせるように脈打つ。
はだけた服から露わになったあなたの肌を、するりとやさしく撫ぜて。指先にひっかかった突起を、くりくりと弄ぶ。
流れるように片方の突起に唇を寄せて、甘噛みしてみた。

「……
っ……ちゅ、…
…っん、ふ……」


唾液で濡れた舌先がつんと突起をつついて、ゆっくりと這わせていく。は、と熱い吐息がかかって。時々上目遣いで、縋るようにあなたを見つめた。

いつも何かをされたがりのマオが、必死にあなたに奉仕している。
(*4) DT81 2024/04/08(Mon) 20:01:32

【赤】 ぐうたら猫じじい マオ


「なぜ、抵抗しないのじゃ……?レグナ……なんとか言え……」

拒絶されないと、自分を愛してくれると期待してしまう。
時々あなたを見つめては、吐息交じりに縋るような言葉を紡ぐ。

「レグナとするときは、マオさまをいっぱいかわいがってくれて
 マオさまも、おまえをすきだといっぱいちゅぅするのじゃ。
 たくさん愛しあう時だけなのじゃ……
 おまえと、愛のない行為などしたくないのじゃ」


ただ性欲を処理したいだけなら、その辺の人間でもいい。
マオには都合のいい信者がたくさんいるのだから。
だけどこれは違う。本能からくる行為だと言われても。
愛するレグナとするのが、しあわせだ。

「どうしたら、今のレグナはマオさまをあいしてくれる?」

レグナはどうされるのがすきなのだろうと、必死で考える。
胸にあまい刺激を与えながら、するりと指先を熱のほうへ落として下着の上から触れる。それを追うように顔を徐々に胸から体の線を沿って、落としていく。

(*6) DT81 2024/04/09(Tue) 2:11:54

【赤】 ぐうたら猫じじい マオ


「あいしてくれるなら、なんでもするのじゃ……」


やがてあなたの下腹部とマオの目前が合うくらい
伏せるような形になった。まるで地を這う獣のような体勢。

しなやかな手が、愛おしげにあなたの熱を撫ぜる。
ともすれば今からすることを示唆するかのように
ちゅ、と下着の上からその熱にキスを落とした。
(*7) DT81 2024/04/09(Tue) 2:16:40

【赤】 ぐうたら猫じじい マオ


「……どうして?」

「どうして、そんなこと言うのじゃ……?
 レグナはマオ様を置いてどこかに行ってしまうのか?」

頭を押さえられたまま、不安げに上目で見つめる。
レグナのそんな追い詰められたような顔を見るのは初めてで
なにもわからないのに、ぎゅぅと胸が苦しくなる。

「……っ……」
「おまえが何を隠しているのかはわからないが
 だからって……あいしてほしいのは
 ずっとずっと、かわらないのじゃ……
 おまえがマオさまを嫌いなら、それでいい……」

大好きな人間に、置いて行かれるのは嫌だ。
どうしてか、そんな経験なんてないのに
胸の内を支配するこの感情はなんなのだろう。


「でも、そうじゃないなら。あいしてほしい。
 かわいがって、ほしい……
 おまえのそのやさしさは、なんだか苦しいのじゃ」

すり、と頬擦りする。体勢も相まってまるで猫のように。
伏せた目元からほろほろと雫がこぼれて、みっともない。

今日のマオは泣いてばかりだ。

(*9) DT81 2024/04/10(Wed) 2:06:32

【赤】 おまえがだいすき マオ


「わしは、おまえのほんとうの気持ちがほしいのじゃ」

いつものレグナと同じ熱量をくれなくてもいい。
もし本当に別れがくるとして、わざと距離を置くのは
きっとマオも、あなたも後悔してしまうかもしれない。
なんて、そんな細やかなことなど
今のマオに考えている余裕はきっとなくて、ただ

──すこしでも、いっしょにいたかった。どこにもいかないでほしい
(*10) DT81 2024/04/10(Wed) 2:20:45
マオは、レグナからもらった満月の髪飾りを今でも大事につけている。
(a0) DT81 2024/04/10(Wed) 5:48:06

【赤】 おまえがだいすき マオ


「レグナが、遠くに行くのはゃ、じゃぁ……
 このわがままだけは、止められないのじゃ
 先のことは、わからないのじゃ…………」

いやいやと首を振るたび、満月の髪飾りがきらきらと揺れた。
こうして、マオは最後まで駄々をこね続けてあなたを困らせるだろう。

「今、レグナといっしょにいたい。あいしたい。あいしてほしい」
「いっしょにいれる時だけは、離れたくない……」

これが最後だとしても、と口には出さない。
口にしたら、本当に最後がきてしまいそうだから。

(*13) DT81 2024/04/10(Wed) 18:55:07

【赤】 おまえがだいすき マオ


「それ以外のことは、いまは考えられないのじゃ。
 この世にうまれたものはいつか終わりがくるものだ。
 それをいちいち考えてたらきりがない。
 そもそもわし、不老不死の仙人だし?」

「ぐうたら猫じじいだから、わかんにゃい」

考えたくない。だきしめて、ちゅぅして
たくさんたくさんかわいがってほしい。

それが、あなたの考える救いなんて求めていないマオの救いだ。

「レグナ」

上体を起こして、あなたを包み込むように抱きしめる。

「やなことは、今だけ考えるのをやめるのじゃ」
「マオ様は、レグナをあいしてる」

まるでしあわせな夢にいざなうような甘言をささやく。
今はただ、それだけだ。
その幸せがいまここにあれば良い。

「おまえは、いま……どうしたい?」
(*14) DT81 2024/04/10(Wed) 19:14:21

【赤】 おまえがだいすき マオ


「レグナ…………」


今目の前にしているレグナが、いつかのマオが『愛して』とわがままをねだった時のレグナと重なった。

「……レグナ……」

若草色からぽろぽろと零れるしずくをぬぐう。
今だけは嫌なことを忘れるのだから、涙はいらないはずなのに。
うれしくて零れることがあるなんて、マオは知らない。
いつからこんなに泣き虫になってしまったのだろう。

「……っ……やっぱり、おまえはレグナなのじゃ」


胸に顔を埋めて、すんと鼻をすする。レグナのにおいがする。
人間がよく使うシャンプーあわあわのやつと、おひさまのにおい。

マオの根本は、ただの老猫だ。
猫なんてごはんと寝床と、かわいがってくれるご主人様がいればしあわせで、マオがほしがるものをくれて、あまやかしてくれるレグナがだいすきになるのは、必然といってもいい。


(*17) DT81 2024/04/11(Thu) 5:02:52

【赤】 おまえがだいすき マオ


「レグナ」
「……ちゅぅ、していい?」


じ、とあなたを見つめて顔を近づける。
息がかかるくらい近くて、もう唇がふれそう。
わざわざたずねたのは、まだほんの少し
引き剝がされた記憶がよみがえるからだ。

……それともレグナからしてくれるかな。
(*18) DT81 2024/04/11(Thu) 5:06:41

【置】 救いなんていらない マオ


マオが可愛がられたがりなのは
自由な仙人として生きながらも、性質が猫のままだからだ。

捨てられて傷を負った黒猫が、拾われて
とっても大事に育てられてきたのだから。

集団生活をしていた時だって、遊んで、ごはんをくれと
いろんなひとにねだっていた。
面倒見の良いレグナには特にしもべ扱いが顕著だったけれど
一緒に時を過ごすうちに、情を抱くようになった。

でも、愛してほしいと思うようになったきっかけは些細なことだった。はじめて人と喧嘩をして、嫌われたって思って、それは嫌だって気づいた。
レグナの怒った顔、苦し気な顔、刺すような瞳がくるしくて。

嫌いにならないでって愛してほしいってわがままを言った。

しょうがないなと涙をぬぐってくれて
レグナの思う愛のかたちを教えてくれた。

──マオには知らなかった愛を知ったのだ。

これは猫のする、子孫を残すためのものとはすこし、ちがう。
あこがれる人間のする、
なのかもしれなかった。
(L0) DT81 2024/04/11(Thu) 5:19:40
公開: 2024/04/11(Thu) 5:20:00

【赤】 救いなんていらない マオ


撫でられると嬉しそうに目を細める。それこそ猫のよう。
その蜂蜜色に見つめられるだけで、マオは胸が高鳴った。
まぶたに一回だけちゅ、と口づけて、

「……レグナ。これはレグナが教えてくれた愛の形なのじゃ」

そう言ってから、あなたの手をきゅっと握り、そっと唇を重ねる。
しばらく重ねたままの、長く甘い口づけ。

そうして、長い沈黙に慣れてきた頃、やわく唇を食み、角度を変えながら、湿った舌先があなたの口内へそっと入り込んだ。

「……………ん………」

握った手にぎゅっと力を込めて、あなたと呼吸をする。
(*20) DT81 2024/04/11(Thu) 19:51:25

【赤】 救いなんていらない マオ


「……ちゅ……」


跳ねる心音をさらに熱く加速させるように
しあわせなのに、切ない胸の熱を分けあうように
──あなたがどこかに行ってしまわないように

首元にぎゅ、としがみついて、もっと体を密着させる。

はじめはゆっくり、じっくりと味わうようなキスだった。
それも、段々と激しくあなたの口内を侵していく。

「……
ふ、っ
……ん……はっ
……」

夢中で舌を絡ませあって、角度を変えるたび、口端から吐息と共に声が漏れる。
まるでこの行為自体が、まぐわいのように深く、甘く、あなたの緊張を解きほぐすように。ちぅ、れろ、ぴちゃ、と頭の中までとろかすような音がいやらしく響く。

髪を撫でるあなたの手が心地よくて、だいすきだ。
マオは今だけの幸せな心地に委ねるようにまぶたを閉じた。
(*22) DT81 2024/04/12(Fri) 5:02:34

【赤】 救いなんていらない マオ


ふしぎだ。目前にいるレグナはいつもと違うレグナのはずなのに、いつもの"レグナ"がほんとうにここにいる気がして、胸が満たされる気持ちになって、じわと涙が滲む。

「はぁ……
っ……ん…………


ぎゅっと抱きしめる腕を強めて、乱れた呼吸を時々ふは、と零しながら長く深いキスを続けている。言葉はなないのに、レグナ、レグナと名を繰り返し呼ぶように。

「…………………っん、
ふ………


すり、と熱を共有するみたいに身体を擦り付けて
くしゃりとあなたのやわらかな髪を撫ぜる。
ずっと、このままでいたくて、離れられない。
思わず前のめりになって、あなたに体重をかける。

ふかふかのベッドの上だから、もし倒れても問題はなかった。
(*24) DT81 2024/04/12(Fri) 14:35:23

【赤】 救いなんていらない マオ


「……
ふ、
は……」

長い長い口づけのあと、ようやく名残惜しそうに口を離す。
銀の橋がふたりの間をつないで、あなたは解放された。
といっても、マオは上に乗っかったままあなたは動きを封じられているのだが。
する、と頬を撫でじっと見つめるその瞳の奥には熱を湛えていた。

「レグナ、すき……」


今度は、首筋に触れるだけの口づけをひとつ。
このままずっと、キスだけしているのも飽きないくらいだけれど。マオはごろごろと喉を鳴らす猫のような、甘ったるい声を喉から出す。

「……レグナ。さっきのつづき、さいごまでしたい?」

しなやかな指先が下腹部にやさしく触れた。熱を確かめるように。
だけど返事もきかないうちに、もぞもぞと下まで移動して
下着の上からくすぐるように触れて、そこにすりすりと頬擦りをしながらうっとりと微笑んだ。

マオはあなたに"したい"と言わせたい。
(*26) DT81 2024/04/12(Fri) 20:58:04