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人狼物語 三日月国


203 三月うさぎの不思議なテーブル

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ゲイザーは投票を委任しています。

ゲイザー厨房担当 マシロに投票した。

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
二度目の稼ぎデフォチエりんです
(-14) sakanoka 2023/03/07(Tue) 6:41:37

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
そして吊り死者居なくて!?と一瞬なったんですが、
相互稼ぎだとこういう形になるのか……!
(-15) sakanoka 2023/03/07(Tue) 6:42:28

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
そしてわたしは諸事情でまず法事ログから落としたいんですが


>>2:413
この灰字が非常に気になって仕方ないの真顔
なんとなくクリリンカッチで進展していくのかなーと思ってたんですが もしかしてクリリン側からの矢印別方向に飛んでる?
まさかとは思うんだけれど私じゃないだろうな……(>>2:628見ながら)
(-16) sakanoka 2023/03/07(Tue) 6:48:54

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
あと これ

神田さんスペシャルの件>>0:404
甘平マーマレード>>1:54


ログ調べていた際に今更読み落としに気づいてわたしは非常に穴に埋まりたい
カンちゃんごめんなさい……!
うまくマシロカンちゃんでゴールインしてるのでプロローグの件はどこかで拾いたい
(-17) sakanoka 2023/03/07(Tue) 6:50:05

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:法事当日 ―

[とある地方の古刹で、母方の祖父の三回忌は執り行われた。

 祖父は2年前の時点でそれなりに高齢だったが、鬼籍に入ったのは穏やかな老衰からではなく、事故にも等しい急性の病から。とはいえその病が出たのも年の所為とは言えたかもしれないが。
 父親を亡くした「おかーさん」は、落ち着いた様子ながらも時に俯き。
 青春の日々から共に過ごした夫を亡くした「おばーちゃん」は、声こそ抑えながらも、たびたびハンカチで目元を拭っていた。

 祖父を失くした速崎璥は、まるで何も思っていないような顔で、席に着いていた。
 「女性」の参列者の中でただひとり、黒のジャケットとスラックスのフォーマルスーツを着ていた璥は、それ以外の理由でもこの場の自分を「異質な者エイリアン」と感じていた。]
(39) sakanoka 2023/03/07(Tue) 7:03:12
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a11) sakanoka 2023/03/07(Tue) 7:07:36

【人】 厨房担当 ゲイザー

[あれから、今はまだ遠い地の『うさぎ』でのことを思う。

 それこそ海外ドラマの中の多種多様で愉快なエイリアンのように分裂でもできていれば、騒動の件を別にしても、店に残してしまったスタッフ>>2:575>>2:594の負担を減らすことは叶ったかもしれないし、「大咲&速崎のクッキー」を、速崎抜きの大咲ひとりでサーブさせるという事態も避けられただろう。
仮に村がコンソメに焼かれていたらエイリアンでも救えないかもしれないし、誰が一番可愛いかスマッシュ大乱闘にどこまで乱入するかも謎だが。

 クッキーの三種類目は初めから大咲ひとりの手で届けられるもので――その行方は知らぬまま、一先ず置いて。


 手を重ねずに膝の上に置いている、参列者席上の速崎璥の頭の中にこの時あったのは、けれどこうしたことではなく。
 今の時点ではどうにもならない、昨夜の思い>>2:563でもなく。
 以前の夜に店を訪れた「タイガー」――美澄のことだった。
 その美澄のアリスブルーの未来>>2:670については、おそらくこの時の速崎は知らぬまま。]
(40) sakanoka 2023/03/07(Tue) 7:39:02

【人】 厨房担当 ゲイザー

[あの晩に美澄(「タイガー」呼びの了承も貰った!)と話した時>>2:41の速崎は、やはり、至って明るく応対し続けていた。

 美澄からイギリスにいた旨を告げられた時、相手の来歴を質すような己の非礼でタイガーを傷つけることにならなくて良かった……と内心思いほっとしたり。
 ハラムとハラルの違いをはじめとした宗教事情になれば、うんうんと世間話の態で相槌を打ったり。

 そしてアレルギーの話題にもまた、「ですよね〜」と頷いていたのだが――。
 この時美澄が口にした「申告」の語は、この本音が紛れもなく「作る側」の言い分だと示すもの。
 紺の暖簾の上の白い「みすみ」が、この時に再び、速崎の脳裏を過る。

 それでも、この場で速崎が見聞きしたことが、ただこれだけに終わったならば。
 「ああ、あのご飯屋さんの親戚か孫かなあ」くらいの感慨で留まっていたのかもしれない。]
(42) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:47:12

【人】 厨房担当 ゲイザー

[美澄は、泣いていた。ぐずぐずと泣いていた。
 大咲との話の中で(その話の中身>>1:369>>1:370を聞き取れなかったが故に、速崎は昨夜の「なんで」の続きが判らないままでいた)「ばあちゃん」の語を口にしていた>>1:341>>1:396
 大咲や嘉数の差し出す温かさのおかげか、一度涙が止まって見えて、けれどもまた目元を拭って>>2:42>>2:44

 その後に美澄がほろりと口にした「こんな店で仕事できたら」まで、きちんと頭に入ってこなかったのは。
 いつものゲイザーの笑顔の裏で、一瞬だが、ぼんやりと頭を過ったものがあったから。]


 ( タイガーは、泣けるんだ。
   「ばあちゃん」亡くなって――お店無くなって、
    もう、大分経つのに、泣けるんだ。 )


[実際にこう呟いてしまえば、「うさぎ」としての明るい笑顔が崩れてしまう気がしたから、この時は、努めて口に出さないようにしていた。]
(43) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:47:28

【人】 厨房担当 ゲイザー

[……配布された経典を開いて読む仕草しながらも、法要の読経は上の空。
 未だに泣くことができる若き虎と、
 もう泣かなくなってしまったエイリアン。]


 ( 去年も、 ……泣かなかった、な。
   結局、おじーちゃんが死んだその時、だけだ。 )


[こうして法要が終わった後、久々に顔を合わせた祖母や母、父やきょうだい、親戚らと話をしながら。
 その日は母方の実家に泊まって過ごすことにした。
 『うさぎ』のもとへ飛び立つのは、明くる日の朝だ。]
(44) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:47:47

【人】 厨房担当 ゲイザー


( おじーちゃんのことも、すぐに泣けなくなった。私は。 )


( テンちゃんにひどいことしても、別れても。
   あんなに、苦しかったのに、泣けなかった。 )


 ( ……マシロのことだって、私、泣いてない。
   行ったり来たりの繰り返しなのに、泣けてない。 )
 
(45) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:52:35

【人】 厨房担当 ゲイザー



( 



  ……あの時>>2:470、なんで私、泣いたんだろ。** )
 
(46) sakanoka 2023/03/07(Tue) 8:52:53

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:法事後の帰還 ―

[速崎璥は、御堂宛てに送信したメッセージ>>2:562の通り、あの早退の夜から2日後に飛行機で戻ってきた。
 『うさぎ』の穴に裏口から転がり込み、フォーマルから制服に着替えたのは午後になってから。
 昼営業は遅刻という形になったが、これは事前の連絡通り。
 それでも速崎は店長に深く頭を下げ、バックヤードのデスクに差し入れのお菓子の袋を置く。]


 この前はマジ……本当に、ご心配ご迷惑おかけしました。
 これ、地元のお土産です。みんなで食べてください。


[なお、「旅行からの復帰時に旅行先のお土産を職場に差し入れする」という暗黙の慣習については(『うさぎ』にもあるか否かは置いといて)昨今疑問が呈されてもいるが――。
 速崎は早退の際に本当に迷惑を掛けた自覚があったため、個人の意志で、このお詫びの品を差し入れている。]
(85) sakanoka 2023/03/07(Tue) 13:38:49

【人】 厨房担当 ゲイザー

[さて、この差し入れの品>>85というのが、包み紙で包まれた小さなチョコレートを詰め合わせた袋2種。
 それぞれ金貨と、緑色の三つ葉のクローバーシャムロックを象ったもので、アイルランドのとあるチョコレートブランドから市販・輸入されたもの。
 金貨も三つ葉もそれぞれ、店長を含めたスタッフ全員の分の枚数がちゃんとある。

 ……「速崎、お前アイルランドに帰省していたのか」と誤解されかねない差し入れだが、履歴書を見れば速崎が
日本のXX県出身
であることは明白である。
 これは単に、速崎の地元にたまたまアイルランド料理店があり、3/17の聖パトリックスデーのためにお土産として売られていたチョコレートを買ってきたというだけのこと。

 この差し入れ、もしかしたらホワイトデーの何かしらのお菓子と被るものになってしまったかもしれないが、そこはあまり気にしていない速崎なのだった。*]
(86) sakanoka 2023/03/07(Tue) 13:41:41

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:帰還日の夜 ―

[それからの速崎は、またいつも通りの笑顔で『うさぎ』の業務に就いていた。
 この日は大咲とも、また栗栖とも、顔を合わせることは叶わなかったが――。]


 あ。 ……ハヅキさ、


[『うさぎ』の穴を潜った葉月からの「おかえり」>>74に、思わず「さん」と言い掛けた口を止める。
 ――しんみりとした出迎えは、無し。
 店の営業中ということもあって、速崎はカウンターから、屈託なく確りとした声色で答えた。]


 ハヅキん、ただいまー。
 オレンジのスーパーゲイザーは、
 約束通り、お店に戻ってきましたよん。
 
(96) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:02:13

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 過日:帰還日の夜 ―

[それからの速崎は、またいつも通りの笑顔で『うさぎ』の業務に就いていた。
 この日は大咲とも、また栗栖とも、顔を合わせることは叶わなかったが――。]


 あ。 ……ハヅキさ、


[『うさぎ』の穴を潜った葉月からの「おかえり」>>74に、思わず「さん」と言い掛けた口を止める。
 ――しんみりとした出迎えは、無し。
 店の営業中ということもあって、速崎はカウンターから、屈託なく確りとした声色で答えた。]


 ハヅキん、ただいまー。
 オレンジのスーパーゲイザーは、
 約束通り、お店に戻ってきましたよん。
 
(97) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:02:13

【人】 厨房担当 ゲイザー

[自分の事業を抱えた遠藤を、この『うさぎ』という古巣で「おかえり」と迎えていた時>>1:35のことをふと思い返す。
 速崎自身はまだまだこの古巣に入り浸っているベテランではあったけれども、なんとはなしに少しだけ不思議な感じがした。この時点でもう既に、店長や、或いはあの夜のショートメッセージを知る瑞野>>51が来ていたならば彼からも、「おかえり」の出迎えはあったかもしれないが――]


 いいですね、「おかえり」って待ってて貰えるの。


[呟く口調こそ軽いが、やはりどこかしんみりした響きになってしまうのは否めない。
 とはいえこの時の心持ちは決して重苦しくはなく、寧ろ、温かい。]
(98) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:02:31

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから、明らかにブラックボードを見ていないオーダー内容が葉月>>75から飛んできた。
 この言動だけであれば、単に文字通り「会えるのを待ってた」から、とだけ速崎は考えていたかもしれないが――。]


 ( ……うん。やっぱり、そうなのかな。 )


[いつかの夜に、「変な意味じゃ」と焦りながらフォローを入れていたこと>>1:244>>1:247。あの一昨日の夜に、飛び出すウサギの背を追い掛けて引き止めに来たこと>>2:275>>2:276
 ここまで積み重なれば、この速崎にもある程度の想像が叶う。]


 じゃあお任せで作っちゃいますね〜。


[想像した上で、葉月に何を告げるかは、後。]
(99) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:04:43

【人】 厨房担当 ゲイザー

[まずは完全なるお任せ指定で振られたオーダーに応えるのが先。
 とはいっても、ここでまたすぐさまにお家芸(?)のスターゲイジー・パイを出すことはなかった。
 これは、「オレンジのうさぎ」の帰還だって「なんでもない日」の一つだ、ということの証左のようでもあったが――。]


( まだよく、わからないよ、おばーちゃん。
   ……     のために泣けたの、
    本当に、おばーちゃんの言う通り、なのか。 )


[一晩という時間では、精神の休養こそ叶っても、新たに生じてしまった問い>>46への解には辿り着けないまま。
 辿り着けないが故に、心からのお祝いだとかお祭りだとか、そういうメニューは頭の中に浮かんでこなかったのだ。]
(100) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:06:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


 ハヅキんお待たせ〜!
 本日限りの、ギネス風味のシェパーズパイです。
 お皿のほうめっっっちゃ熱くなってますんで……
 くれぐれも気を付けて、ゆっくり食べてくださいね。


[だからこの夜は、察していながらも何も踏み込まないまま――葉月に「そのこと」をはっきりと告げる>>2:502ための準備が整っていないまま。
 ただいつも通りの元気を取り戻しただけのゲイザーが、この日、葉月の前にいただけだった。

 ちなみにここで出されたシェパーズパイだが――。
 丸型の深皿の底に、牛挽肉と玉ねぎ・マッシュルームを炒めたものをギネスで煮込んだ具が敷き詰められ。
 その具を覆う形で、バターとクリームチーズ、黒胡椒を利かせたマッシュポテトが盛り付けられている。
(パイとは呼ばれるが、いわゆる小麦粉のパイ生地は使われていない)

 イギリス料理としても知られるこの料理は、けれど今日は、あくまでアイルランドのギネスビールを用いている。
 スタッフ向けの差し入れのチョコレートとは異なる形での、「地元のお土産」>>86めいた一品である。]
(101) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:16:16

【人】 厨房担当 ゲイザー

[なお、この夜営業の後、速崎は体調不良を起こして何日か店を休んだ。

 これはこの日会った葉月の所為でも、この日会えなかった大咲の所為でも、或いは速崎が「泣けた」者の所為でもなんでもなく。
 この三日間の過密スケジュールを強行した挙句、薄着の制服で夜を駆けて体を冷やす>>2:592という自己管理不足の所為である。
 帰還直後のあまりにもみっともないダウンぶりではあったものの、
有給の残りはしっかり利用した。


 この時から、来たるいつかの日>>49>>50までの間、もし仮に大咲が『うさぎ』に来ることがあったとしても。
 速崎の欠勤タイミングもあってか否か、この二人が『うさぎ』で再会することはなかっただろう。*]
(102) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:17:33
厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a21) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:27:25

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a22) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:28:35

厨房担当 ゲイザーは、メモを貼った。
(a23) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:28:51

【独】 厨房担当 ゲイザー

/*
実際の地元県のお土産を出す(=出身県確定する)のはちょっと躊躇われたのでセントパトリックスデーネタに逃げたわたしです
(-38) sakanoka 2023/03/07(Tue) 15:34:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

― 現在:体調不良からも帰還 ―

[もはやこれ以上の不在の負担は掛けられまい……という妙な気迫は、再びの過労の素になりかねない。
 あくまで自然体で、速崎は今日の夜の業務に就こうとした。
 店長が揃えてくれた今日のオススメ>>0のメニュー案に思考馳せながら仕込みを進めていく。
 やがて、『うさぎ』の穴を潜り抜けてきたのは――>>49>>50]


 いら―――


[作業に追われて――敢えて自ら追い込んでいたのかもしれない――頭から一時追いやっていた、その人の「ただいま」が、笑顔が、そこにあった。
 一瞬、ぽかんとして間の抜けた顔をした速崎がオープンキッチンにいた。
 けれどもそんな間抜けなシーンは、本当に一瞬。同じキッチンにいる瑞野>>64が、こちらに合わせるようにして挨拶の言葉を口にしてくれたから]


   ―――っしゃいませ!


[瑞野の声に重なる形で、速崎も挨拶の言葉を最後まで言い切れた。]
(109) sakanoka 2023/03/07(Tue) 16:49:04

【人】 厨房担当 ゲイザー

[瑞野が今日のオススメの鶏肉を挙げた中、けれども速崎は――]


  ………クリリンちっす。


[「ちーっす」といういつもの調子のいい響きではなく、本当にぽつんと気の抜けたような響きを零した。]


 クリリン。
 ホントにお財布、空になって、
 来れなくなったのかって思ってた。


[本題をすぐに思い浮かべられなかったが故に、その場しのぎのように紡いだ冗談ではあったが。
 実際、あの日の晩から今日まで全く姿を見かけなかった栗栖に対し、一時本気でその可能性>>2:198を考えたことはあった。あくまで一時だ。
(何せあの晩、速崎は栗栖の退店を見届けていないのだ)]
(110) sakanoka 2023/03/07(Tue) 16:50:24

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ……うん、 )


[『うさぎ』への帰還当日には、まだ導き出せなかった解>>100
 それから日々を経て、幾日かの休養をも経て、今はもう自分なりの答えに辿り着いている。
 けれども栗栖にそれを告げることよりも、もっと必要なことがあると、この時点で速崎は考えていた。]


 ただいま、クリリン。
 ちゃんと、私、帰ってきたよ。


[なんとか精一杯に、明るい笑みを満面に浮かべて告げた。
 今はあくまで営業中だ。「オレンジのうさぎ」のゲイザーは、努めて明るく、屈託なく、時におどけて立ち振る舞おうとする。

 もうひとりの来店者――あの晩には入れ違いの形になっていた栗花落>>79の姿にも気づけば、なおのこと、明るく。]
(111) sakanoka 2023/03/07(Tue) 16:51:11

【人】 厨房担当 ゲイザー



 ツユリん、―――おかえり!


[栗花落の素性を察した今でも、店の中で呼び掛ける名前はあくまでこのあだ名。
 あの春人を演じる「セロ」であっても、これまでの「ツユリん」と変わらず接しようという、そんな呼び方で迎え入れた。]
(130) sakanoka 2023/03/07(Tue) 17:43:07

【人】 厨房担当 ゲイザー

[それから差し出された小さな紙袋に、きょとりと瞬くも]


 そっか、ツユリんもお仕事慌ただしそうですもんね。
 フライングでも全然嬉しいです! ありがと、ツユリん。


[この程度であれば、「セロ」だとも声優だとも、芸能人だとも解らない言い回しになるだろう、と。]


 で、これ今見ちゃっても……ってそれどころじゃないな今!
 帰ってから見てみます〜。


[
勤務中だと気遣われた手前にこの態である。

 軽めの紙袋越しに伝うのは、お菓子かな?と察せられる程度の、雪玉かこぶしを思わず丸い膨らみ。
 そして、少しの厚みと手ごたえを感じさせる、ひとひらの紙のような感触。]
(131) sakanoka 2023/03/07(Tue) 17:43:58

【人】 厨房担当 ゲイザー


( ……アレのチケット?
  
いや考えすぎかな……いやマジでそうならなおのことここ職場で見たら不味いな……色々……
  )


[こう考えながらも、期待故に、ちょっとにやにやとしてしまった笑みが零れてしまう。
 紙袋の中に本当に、あの『ラスト・サタデー』の監督の最新作にして、セロの出演作である映画の招待券が入っていることを知るのは、もう少しだけ後の話。]
(132) sakanoka 2023/03/07(Tue) 17:44:40

【人】 厨房担当 ゲイザー



 で、そうそうオーダーのほう!
 辛すぎるの以外、でかしこまりました〜。
 ……ツユリん、良い食べっぷりっすね!


[実際に食べる前からこう言ってしまう辺り、大分速崎も勢いに乗ってしまっている。
 カウンターに着いた栗花落>>80に頷いてから、瑞野>>92と遠藤>>129、それに一応ホール担当ではある嘉数の姿をも目で追って]


 オススメ全部、いっぱい食べられるメニューなら―――…
 うちらの総力戦で行ってみる?
 シャミーが杏仁マンゴータルト、で……


[手伝いを頼むというよりも、本当に「みんなでやろうぜ」という態の提案。]
(133) sakanoka 2023/03/07(Tue) 17:51:00