人狼物語 三日月国


182 【R18】Honey trap laboからの贈り物

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到着:お嬢様 水宮 雛

【人】 お嬢様 水宮 雛

[よくある街の、よくある高台の。
 これまたよくあるイメージどおりの、大きく構えられた邸宅。

 地元の名士やら大地主やら、あるいは大企業とか……事業の内容はさておき、とにかく世間一般的に言えば大金持ちと呼べる家がそこにあって。

 その家には一人娘がいて。
 いわゆる箱入り娘というやつであり、本人も普段はそれに違わない素振りを見せたりするのだが……]



   ……………。



[とある週末。
 この日に限って、この家の「お嬢様」は、やたらとそわそわしていたーー。]
(2) Yuun 2022/11/01(Tue) 2:48:10

【人】 お嬢様 水宮 雛

[通常、水宮家に届く郵便物を、このお嬢様が受け取ることは無い。
 仮に受け取ろうとしてもそれより先んじて我が家で働く使用人が職務を果たしてしまうからだ。

 だから、いくら自分宛てのナイショの荷物であっても、誰にも知られずこっそり受け取って自室に持ち帰るのは非現実的な話である。
 なので次善の策として、受け取られた荷物をいかに素早く、中身を確認される前に手繰り寄せられるかという勝負になる。
 よって、到着に対して警戒を怠るわけにいかないのである。]


  ご、「午前中」って範囲広すぎ……


[何が「時間指定」かとか不満に思いながらの時間と精神を削り合う耐久戦。

 そわそわしているのもただでさえ明白だが、自室だとインターホンが聴こえないから廊下をうろうろするとか、門にできるだけ近いところにいようと庭を散歩したりとか、いかにも今朝のお嬢様は挙動不審過ぎた。
 ……でもそれについて本人は気付いていないあたりやはり箱入り娘なのだろう。

 その後なにかあったかもしれないが、指定した「午前中」の範囲内で待ちに待った宅配便>>0が届くことになる。**]
(3) Yuun 2022/11/01(Tue) 2:52:03
お嬢様 水宮 雛は、メモを貼った。
(a1) Yuun 2022/11/01(Tue) 3:07:01

【人】 お嬢様 水宮 雛

[玄関ホールを何往復だか何周だかした末、玄関のドアが開かれる音に反応して見やれば。
 水宮家に、そして自分に寄り添ってくれる祥子が大きなダンボールと買い物袋を抱えて立っていた。>>19]


 あら、ありがとう

 私に荷物?
   なにかしら?


[しれっと身に覚えがない素振りを見せたりしたのは、中身へのやましさの裏返し。
 開けなければ分からないそれを祥子が運ぼうとする(>>20)のを制して。]


  私が持って行くわ
  ほ、ほら、祥子はお昼の準備するんでしょう?

  これぐらい自分でやるから

 
[なんて適当なことを言ってダンボール箱をそれとなく自然かつ強引に手にして自室に引き戻った。
 やけに周囲を見渡したりしながら。]
(26) Yuun 2022/11/01(Tue) 19:52:04

【人】 お嬢様 水宮 雛

ー 自室 ー

[玄関ホールからここまでの長かったこと。
 令嬢と使用人の間柄ではあるが、唯一この家で歳が近くて親しく話せる祥子が受け取っていなければ、すんなりとは荷物を得られなかったかもしれない。
 そしてそれは廊下でも言えることで、運んでいるところを祥子以外の使用人に見つかれば代わりに持たれたり、もしかしたら中身を改められるかもしれない。]


  ふぅ…


[自室のドアを閉じて、背中を預けて安堵の息。
 事なきを得た…とは本人だけが思ってること。

 誰にも見られなかったかは確証はないが、とりあえず呼び止められることなくこの箱を守りきることができた。]
(27) Yuun 2022/11/01(Tue) 19:52:30

【人】 お嬢様 水宮 雛


  ……え?


[少しだけ心の余裕ができたのでこの箱に視線を落とせば、世間知らずの自分でもこの箱が異様なことは理解できた。
 配達伝票に箱の中身が何も書かれていないのだ。
 これはいくらなんでも怪しいのではないか。

 申し込んだときに、お客様のプライバシー保護とか気遣いの文言があったのを憶えている。
 「PC部品」にする旨を問われて、パソコンに詳しいわけでもない自分にこの名目の荷物が届くのは不自然だと思ってチェックを外した憶えがある。
 もちろん、この名目の偽装がある意味定番であることを知るわけもなく。

 本当にこれを受け取ったのが仲の良い祥子で良かったと思う──
 もしこれを他の使用人が見たら、爆弾でも入っているのではないかと警戒したかもしれない。]
(28) Yuun 2022/11/01(Tue) 19:53:16

【人】 お嬢様 水宮 雛

[余談であるが……
 セ○サ○ーン版と○めきメ○リアルが発売された折、デラックス版を欲しがったとある男性がいた。
 しかし店頭で予約と購入するのが恥ずかしかったため、コ○ミ公式の通販で注文したのだが……偽装どころか梱包や包装すらされず、商品パッケージに伝票直貼りで配達されて死んだという噂やら都市伝説やらがあるらしい。

 それに比べればこの不審極まりない荷物は、Honey trap labo社が充分に配慮して発送されたものだろう。]
(29) Yuun 2022/11/01(Tue) 19:54:18

【人】 お嬢様 水宮 雛

[とにもかくも無事に手元に来たのである、テーブルに荷物を置いて梱包を解いて。
 開けてみれば──…。]


 (パカっ)


   
…──!!!


  
       (バタン)


[一瞬見えた中身の羅列に。
 羞恥心が鳴って反射的に閉じてしまった。
 と、とりあえずお昼食べてから開けるの再挑戦しよう……と、ダンボールをクローゼットに隠して部屋を出た。*]
(30) Yuun 2022/11/01(Tue) 19:56:35

【人】 お嬢様 水宮 雛

[ダイニングを訪れると祥子は昼食の用意を済ませていて、お互い対面の席につく。
 主と使用人の関係ではあるが、この習慣は雛が特に求めたことだ。
 両親が海外に出ているお嬢様が邸内で寂しくなるよりは、と他の使用人も黙認してくれている。

 雛にとって祥子はかけがえのない友人でもあるのだ。
 生まれて来たときからずっと傍に居てくれる、大切な──。

 ……それゆえか、「もう半分家族みたいなものなんだから、苗字も半分貰っちゃえば?」なんて冗談を昔言ったことがあるのだが、祥子の内のどこかには残っていたらしい。>>20]
(77) Yuun 2022/11/02(Wed) 4:24:16

【人】 お嬢様 水宮 雛


  今日も美味しい…
  祥子ってホント何でも得意よね

  きっと凄く素敵なお嫁さんになるんだろうなあ……


[なんて、笑顔で素直な評価を述べたり。
 もちろん料理上手なのがまずあって、そして自分の好みに味付けを調整してくれる点とかとても細やかで。
 強いて言えば黒胡椒が控えめな気がしたが、先程別の刺激を受けかけてやや麻痺しているのかもしれないがさておき。

 祥子とはずっとこうして傍にいてほしいけれど、巣立つのを止める権利は無いとも思っている。
 一方で自分はというと、両親は今のところ許嫁やら見合いやら言って来ないが、将来もそうとは限らない──そして自力での計画やら予定やらは無い。

 なお、もしもあの箱の中身をもっと凝視していたら、カルボナーラのソースが白濁さと粘度が精液を模したローションに見えて仕方がなかったかもしれないが、記憶に残っていなくて幸いである。] 
(78) Yuun 2022/11/02(Wed) 4:25:12

【人】 お嬢様 水宮 雛

[さて食事が終わって…
 予想外なことに、黙って荷物を引き渡してくれた祥子から中身を問う質問が来てしまった。>>38]


  えっ!?
   あ、え、えっと…


[回答に詰まった。
 取り繕いの文言を用意していなかったのは、受け取ったときに聞かれなかったことからの油断だったと言えよう。
 そして、祥子に対して隠し事秘め事をしているわけだが、だからと言って嘘をついてまで…という覚悟も固まってなかった。
 ずっと傍に居てくれる彼女を裏切るような真似もまたしたくはないのだ。]
(79) Yuun 2022/11/02(Wed) 4:25:47

【人】 お嬢様 水宮 雛


 ……、、


[空になった食器に目を落とす。
 この時点では伝える方に傾いていたが、あの内容を口にするのもあの量を見せるのも恥ずかしすぎて。]


 あの…
  ここじゃ話しにくいから…

  お風呂で……
    お湯入れてくれる?


[とにもかくも、切り換えたくて二人でいる場所の移動を申し出た。**]
(80) Yuun 2022/11/02(Wed) 4:26:58

【人】 お嬢様 水宮 雛

[祥子が自分のために精一杯働いているのは充分すぎるほど知っている。
 それについて何度も礼も述べたし、理由も尋ねたことがある──けれど、やり取りの末に完全に納得できたことはなく。
 こうして食事を共にするようにしたのも、寄り添う彼女に報いるためにも祥子とより打ち解けたい思いがあったからだ。

 胸元を叩いて見せる祥子に、何ができるのか──少なくとも騙したりはやはりすべきではないと思いを固めた、そんな折に。]


 
 なぁに?
    …──や、やぁ……



[祥子がこちらの席に来て、口元を拭っていった。>>83
 生地越しの彼女の指が、飲食関係のもの以外に許していない唇をかすめて行った。
 開かれたハンカチによれば、自分の口元に白濁した液が垂れていたらしい……。

 富裕層のレディとなればこれは粗相の部類だ。
 赤くなって俯いたのは間違いなく恥ずかしいからで、恥ずかしい理由はソースをつけていたから…とは限らないかもしれない。]
(105) Yuun 2022/11/03(Thu) 0:43:08

【人】 お嬢様 水宮 雛

─ 浴室 ─

[祥子を風呂に誘ったのは、ここが最も秘密の会話に向いているからである。
 何しろ浴室は完全な密室である。
 女主人が裸で入っている以上、隣室の脱衣所を含めて誰も近付くことが出来ないのだから。
 
 裸の付き合いとはよく言うが、ここでなら祥子とより親しい話ができるのではないか……という自分に向けた理由もあった。
 自分から誘っておいて言わないわけにはいかないと追い込む狙いもあったり。]



 も、もぅ〜
   それぐらい自分でできるってば



[祥子に背中を流そうとされると一応そう言うが、職務がなければ一緒には入ってくれないかもしれないので結局は断らないのだが。
 特に大きくも小さくもない胸部を隠しながら背を向けて、先ほど感じた指先の感触を思い出しながら身を任せた。*]
(106) Yuun 2022/11/03(Thu) 0:43:34

【秘】 蛍籠 祥子 → お嬢様 水宮 雛

[それとも、羞恥に?


私以外の

彼女を見る目が腐ればいいのに
彼女を穢す者は滅びたらいいのに

彼女に懸想する誰をも、この手にかけることが許されるなら

否、誰に許されなくとも───

密やかに
昏く 嗤う]
(-26) さり 2022/11/03(Thu) 2:08:59

【人】 お嬢様 水宮 雛

[背中から伝わる、スポンジの柔らかく心地よい感触。
 身体を洗うときに限らないが、他人に触れるときの力加減は難しいもの、けれど背中を流してくれる手付きに不満を覚えたことは無い。
 もちろん長年の経験と日々の習慣あってこその腕前なのだろうが、それ以上に祥子の一生懸命さや気遣いが感じられる。

 スポンジが泡と共に自分の肌に当たり、滑り、舐めていく。
 接触と摩擦とによる感覚は、いつもの入浴とは違うように思えて。
 
 …──きっと、自分に触れるものが届いた日だから、意識がその方向から離れなくなっているのだ。]
(116) Yuun 2022/11/03(Thu) 8:31:12

【人】 お嬢様 水宮 雛



  いつもより上手?
   …気持ちいい


[心地よさというか、快感というか。
 浴室の熱気だけでなく身体はよくあたたまって。]


  ……?


[祥子の心技以外にも何やら喉を鳴らす音も感じたが、関係性はよく分からなかった。]
(117) Yuun 2022/11/03(Thu) 8:31:31

【秘】 お嬢様 水宮 雛 → 蛍籠 祥子



   …………………………。



[決して不満ではない、が。
 ひとつだけ、期待はずれに終わったことがあった。

 ダイニングでのハンカチ越しと違って。
   …──スポンジの感触しか感じられなかった。]
(-27) Yuun 2022/11/03(Thu) 8:32:13

【人】 お嬢様 水宮 雛

[お湯を流されて一息ついたところで、箱の中身を尋ねられて。
 言う方針にはしたが何をどう告げたものか、纏まりきれない間に、祥子が出した予想と、笑う素振りに顔が綻んだ。

 姓が水宮なだけあってか、水回りには執着が強い家系なのかもしれない。
 言われたとおりバスボムやら変わった入浴剤とか自分で買ってしまう。
 試すのは祥子と一緒に入って楽しみたい思いもあってなのだが、今もバスタオルを巻いているあたり祥子はあまり乗り気にならない。]


  一緒に入ろう?
    その……言いにくいことだし…………


[祥子は華奢なのを気にしているらしい、すごく綺麗なのに。
 自分の秘密を顕にする恥ずかしさと足りない勇気を補うには、自分と真に対等な相手が欲しいのだ。
 
 行こ? と紅潮したまま微笑んで自分から手を差し出して。
 今日の入浴剤は血の池地獄みたいな色しているので、入ってしまえばお互いの身体は気にならないし。*]
(118) Yuun 2022/11/03(Thu) 8:33:02