人狼物語 三日月国


199 【身内RP村】ラブ♡トライアングル(仮)

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到着:   

【独】    

/*
わん
わん

これHO4ちゃん、絶対HO2ちゃんのこと好きなパターンだよね…
(-0) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 8:24:05

【独】    

/*
にゃんにゃん到着だー!
(-1) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 9:49:54

【独】    

/*
もしかしたら主人格はHO4のほうなんじゃないかな、とも思うところがある。そう思いながら、齟齬あったらごめんねの気持ちでロルを書く…
(-4) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 14:21:47

【独】    

/*
両親の記憶の部分は本当にこれがやよいの記憶なのか、はづきちゃんの記憶なのかわからないので、私の記憶、とは書かないようにしよう。葉月ちゃんの記憶かもしれない(めもめも
(-5) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 14:26:58

【独】    

/*
たぶんHO4のひとは天才なので(?)すごく綺麗に対比してくれると信じてるんだ…
(-9) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 14:57:22

【独】    

/*
あっ、なるほど、HO3が… なるほど?(なにかを把握した
(-14) ししゃもん 2023/02/10(Fri) 21:40:37

【秘】   →    

  
 
 
 視界に光が射し込む。
 まるで眠りから覚めたかのように、
 意識が身体へと落ちると私は驚いた。

 さっきまで算数の授業を聞いていたと思ったのに
 黒板に書いてるのは「スイミー」の文字。
 今は国語の時間らしい。

 この不思議な感覚は何度目だろう。
 
  
(-20) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:07

【秘】   →    

  
 
 
 わたしは一体、なんなんだろう



 
(-21) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:11

【秘】   →    

  
 
 
 こんなこと誰にも話せなかった。


 昨日の朝は仲良しのユキちゃんが怒ってた。
 わたしがユキちゃんちに遊びに行くって言ったのに、
 来てくれなかった!って。


 そんな約束したっけ?って質問したら、
 ユキちゃんはもっと怒っちゃった。


 「やよいちゃんなんてもう知らない!」って。


 それでもわたしは、わたしのことを
 うまく人に話すことができなかった。

 可笑しい子だと思われるのが怖かった。
 

 
(-22) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:19

【秘】   →    

  
 
 
 手元のノートに目線を下ろすと、
 見覚えのある字で、見覚えのない文字が並んでいた。

 わたしがまだ知らない漢字が、
 わたしの字で書かれてる。
 

 これを書いたのは、誰?
 

 授業を途中から聞いてるみたいな感じだから
 先生の言ってることがよく分からない。


 手持ち無沙汰になったわたしは、
 ノートの隅に好きな動物のネコの絵を描いた。
 水色のリボンを付けた、家にあるぬいぐるみのネコ。

 それからその横に、吹き出しを添えた。
 
 
(-23) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:28

【秘】   →    

   


 「 こんにちは 」


 ただ、猫が喋っているように見えるだけの絵。
 その下に少し迷いながら文字を追加する。

 
 
(-24) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:31

【秘】   →    

   


 「 あなたは、だれ? 」**


 
(-25) papico 2023/02/11(Sat) 9:43:34

【秘】     →  

 


 ひろい うみの どこかに
 ちいさな さかなの きょうだいたちが
 たのしく くらしてた

 みんな あかいのに
 いっぴきだけは からすがいより まっくろ
 でも およぐのは だれよりも ────



 
(-28) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:12:38

【秘】     →  

 


       ─── ぷつり



 
(-29) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:12:52

【秘】     →  

 


 きづいたときには、
 私の手の中には猫のぬいぐるみがあった
 水色のリボンをつけた猫。
 いつからリボンがついていたのかは、
 私、ちょっと思い出せなかった。
   

  「 あ、あれ? 」


 学校は?みんなは?
 さっきまで私は国語の授業をしていたはずなのに
 もう気づけば、外は随分と真っ暗だった。

 給食もおやつも食べた記憶なんてないのに、
 ずいぶんとおなかはいっぱいで、
 口の中、なんとなくカレーの味がする。


 
(-30) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:13:09

【秘】     →  

 


  ……この不思議な感覚は、何度目だろう。



 
(-31) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:13:25

【秘】     →  

 


 一昨日、ユキちゃんちに遊びにいくはずだった
 だけど、行けなかった。

 次にユキちゃんに会ったとき、
 目も合わせてくれなくて、
 私、ひどいことしちゃったんだ、って


  「 ごめんね、昨日
    私、寝ちゃってたみたいなんだ 」


 そんなふうに謝ったら
 さっきは忘れてたって言ってたくせに!って
 ……さっきも何も、今、話しかけたばかりなのに。

 
(-32) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:14:04

【秘】     →  

 


 それでも私は、私のことを
 うまく人に話すことができなかった。

 可笑しい子だと思われるのが怖かった。



 
(-33) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:14:16

【秘】     →  

 


 ふと机の上を見ると、
 まるでしまい忘れたように、
 ノートが一冊、開いて置いてある。

 何気なしにそれを手に取って、驚いた。

 見覚えのある字で、見覚えのない言葉が並んでる
 お話を読んでどう思いましたか?なんて
 私、書いたおぼえがないのに
 きっちり私の字は、スイミーの感想を綴ってた。

 どこか感想がずれてるようにも思ったのは、
 その子が途中から授業を聞いていたから、
 なんて、私にはわかるわけがない。


         ……そんなことより、
         もっと驚いてしまったのは、


 
(-34) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:14:33

【秘】     →  

 


  ノートの隅っこ
  猫のイラストが、何かを喋ってる

  私の字で、私の絵で、
  私の記憶にない文字を。


 
(-35) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:14:52

【秘】     →  

 


  「 あなたは、だれ…… 」


 文字をなぞりながら、口の中で転がして、
 その意味を、さぐる。

 そうして鉛筆を取り出せば、
 その隣に、好きな犬のぬいぐるみの絵を描いた。

 吹き出しを添えれば、
 まるでこの子が喋っているようにも見える。

 
(-36) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:15:06

【秘】     →  

 



  「 こんにちは
    わたしは やよい 」


 私、という漢字はまだ習っていなかったから
 当時の私はひらがなで綴る。


  「 あなたは だれですか? 」


 この時の気持ちを言葉で言い表すのなら、
 わくわく、だろうか、どきどき、だろうか。
 言い表せない感覚を抱きながら、
 私はノートを閉じたり開いたり。

 
(-37) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:15:23

【秘】     →  

 


 朝になって目が覚めて、
 ノートを開いてみたけれど、
 まだそこに、文字は増えていなくって
 ちょっと残念に思ったりもして。

 もちろん学校の授業なんて上の空。
 算数の時間だって国語のノートを開いたり閉じたり
 体育の時間、ノートを置いていくのも名残惜しくて


 
(-38) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:15:42

【秘】     →  

 


   私が次に、その文字に気付くのは
   たぶん、もうすこしあとのこと。

   またいつもの不思議な感覚≠
   経験した、直後のことだった。 **


 
(-39) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 12:15:53

【独】    

/*
やよいがぐいぐい愛智くんに好き好きする子でごめんね(??)
でもこれ知ってるんだ、だんだん人格がはづきちゃんに移ってくパターンなんだ、
(-62) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 22:11:06

【独】    

/*
>>63 ここでやよいが断言したとことか、はづきちゃん辛いんだ、知ってる〜〜〜〜知ってる〜〜〜大丈夫、やよいが幸せなのは今だけで突き落とす気満々だから… 任せて…
(-63) ししゃもん 2023/02/11(Sat) 22:56:37

【秘】   →    

 
 
 国語の授業が終わって、給食を食べて
 友達にバイバイして、夕食にカレーを食べて。

 宿題やらなきゃって国語のノートを開いたら、
 最後に書かれた文字はまだ覚えのあるものだった。
 「赤いさかながいっぱいできれいだと思いました」
 内容のない感想分。
 
 水色のリボンを付けた猫のぬいぐるみを抱いて考える。
 わたし、ぼーっとしてただけなのかもしれない。

 
   「ちゃんと、忘れないようにしなきゃ。」


 物覚えが悪いんだろう。
 だから前の家でもこの家でもどこに行っても、
 腫物扱いされてしまうんだろう。
 
 
  
(-72) papico 2023/02/12(Sun) 8:17:33

【秘】   →    




       ─── ぷつり


 
(-73) papico 2023/02/12(Sun) 8:17:38

【秘】   →    

  
 
 気が付いたのはすぐだったけれど、
 だいぶ時間が経っていたようにも感じた。

 目の前には国語のノートがあったけれど、
 時計の針は進んでいるどころか戻っていた。

 教室の黒板、無意識のうちの日付を見つめる。
 うろ覚えだけれど、
 さっきまでは木曜日ではなかったはずだ。

 こういうものなのだろうか?
 そうなんだよ、と言われたらそうなのだろう。

 手元を見ると、覚えのない犬の絵と目が合った。
 わたしの絵だけど、わたしの絵じゃない。
  

 
(-74) papico 2023/02/12(Sun) 8:17:53