人狼物語 三日月国


230 【完全RP/R18G】アダムとイヴにさよなら

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到着:朧广灯 リヒトーヴ

【人】 朧广灯 リヒトーヴ



 [ あの日、楽園の門を閉じてさえいれば
   何かが変わっていたのだろうか。 ]
 

 
(3) 水原 2023/11/18(Sat) 4:28:10

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 ― 浮草生命研究所 ―


 [ 小柄な身体が廊下を歩む。
   その背後には数々のコードが伸び、
   その身よりも更に大きな箱型装置へと繋がっている。

   機械にとっては、何もかもが予定外だった。
   このような形で通り道を占拠することも、
   そもそも、自らがここに出向くことも。

   客間のようになっている地点は、
   機械の現状でも訪れることのできる場所だ。
   それだけは幸いだった。 ]
 
(4) 水原 2023/11/18(Sat) 4:37:42

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 堂々とした歩みは予めインプットされたものだ。
   その姿の裏で機械はどこか上の空でいた。

   機械の上の空とはなんだろうか。

   いくら人の様だと評されようとも
   ――それは、やはり機械であるというのに。 ]


    ……、まったく。


 [ そのような己を厭うのが、この機械だった。

   すぐに機械は現在の意識を消去した。
   次の瞬間、真新しい意識が機械の認識を塗り替える。

   ……しかし。
   己がそうすることを選んだ事実までは消去できない。
   それらは機械の手の外にある。常に。 ]
 
(5) 水原 2023/11/18(Sat) 4:41:09

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 
 [ ――――機械は、忘れられずにいる。 ]


 
(6) 水原 2023/11/18(Sat) 4:42:48

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ やがて機械は来訪者を見つけるだろう。

   通常、それを歓迎するのは機械の仕事ではない。
   しかし、主が不在であるならば
   代理者が顔を出さないわけにはいかない。

   ――それは、確かに機械の仕事だった。 ]
 
(7) 水原 2023/11/18(Sat) 4:47:47

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

    ――我々の原則は読んでいただけましたか?
    了承していただけるのなら、そこにサインを。


 [ ……そういう訳で。
   機械は開口一番、己の発言をそう締めくくっただろう。

   もちろん歓談の邪魔をするような
   真似はしなかっただろうが、
   様式美めいた挨拶から入ることもない。

   来訪者へは、作業用の小型ロボット>>0を介して
   必ず一枚のB5用紙が届けられる。

   そこに筆記印字されているのは温室内での諸注意だ。

   例えば、"温室内での殺生は禁止" だとか。
   "動植物を区域外へ持ち出してはいけない"
   "ただし農園区画は例外とする" ――といった具合の。

   ……その様式は、誓約書によく似ていたかもしれない。 ]
 
(8) 水原 2023/11/18(Sat) 4:52:15

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

    ……ああ、代表者の分だけで構いません。
    今となっては形式的なものですので。


 [ 機械の決まり文句はまだ続く。
   これで終了なので、どうか勘弁してあげて欲しい。

   ……それ以外のやり方を知らないのだ。
   これも万が一の時に、己の秩序を行使したいだけである。

   ・・・

   今となっては、何もかもが
   旧時代的なやり取りだったかもしれない。

   実際、機械がその振る舞いを身に付けたのは
   人の元で活動していた頃だった。 ]
 
(9) 水原 2023/11/18(Sat) 4:56:24

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 機械は外界を知らない。

   かつてはそうでもなかったのだが、
   社会が秩序を欠き、人々が姿を消してからは
   その無数の目は一層、温室へと注がれるようになった。

   それ故に、機械は誰が代表を名乗ったかについて
   特別興味を示すこともないだろう。
   その名と顔を憶えるぐらいはしただろうが。

   機械の頭の中は、常に温室を管理することでいっぱいだ。 ]


 [ 機械は努めて、そうあるようにしている。特に、今は。 ]

 
(10) 水原 2023/11/18(Sat) 4:59:37

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ごく簡素な契約を無事に終えられるようなら、
   機械は書面を懐にしまい、
   今にも踵を返しそうな雰囲気を漂わせながらも
   己の客人たちへ一言告げただろう。 ]


   ――ようこそ。
   『孔雀革命』はあなたたちを受け入れるでしょう。


 [ あの日、浮草生命研究所の者たちが現れた時も
   機械は同じ書面と言葉を用意した。

   携える多眼が、機械の眼差しとは異なった動きで
   客人たちの姿を捉えるのも、また同じく。 ]
 
(11) 水原 2023/11/18(Sat) 5:03:02

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ……機械は未だ、決めかねていた。

   他の機械と同じ『決定事項』に行き着いても。
   機械による、人類への壊滅作戦が始まっても。
   地球の冷却、および浄化に状況が移行しようとも。

   他ならぬ"友"が、その同胞のために楽園を出て行っても。 ]
 
(12) 水原 2023/11/18(Sat) 5:04:37

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

 [ ――この世界の"希望"とは、一体。 ]

 
(13) 水原 2023/11/18(Sat) 5:05:40

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
文面用意してたのにここまで2時間かかったらしい。

こんばんは、おはようございます。
(たぶんきっと)コアズレ民です。RP村初心者です。

可能な限りの擬態をしたいと思いますが、
粗相等がございましたら申し訳ございません…。
先に、ここで懺悔をしておきます…。

既にガチ村より胃が痛い。
(-1) 水原 2023/11/18(Sat) 5:09:31
朧广灯 リヒトーヴは、メモを貼った。
(a1) 水原 2023/11/18(Sat) 5:34:50

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
恐らく、今書くべきことは書いたので…。

>>くろむわびさん
お邪魔させていただいてます。
村建てお疲れ様です、どうぞよろしくお願いします。

……ここまで書いて気づきました。
20日開始=入村開始の意だったらどうしよう……。
あらゆることが初心者過ぎる……。


……今更質問しても仕方ない話なので、
お布団の中に戻ります。なんで今気づくかな…。
(-2) 水原 2023/11/18(Sat) 5:44:05

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
ストーリーラインというか。
壁打ち状態になっても、とりあえず完結できるようにと
ひとまず路線は考えてはあったんですけど。

「わたしたちは未来を諦めてはいない。」

いいですね、このフレーズ。
あ、そういう話にしていいんだなっていう安心感。

・・・

孔雀革命、今回は唯一の機械オンリー陣営なのも含め
旧人類側の機械の話をしたくてですね…。
(※予定は未定)

シントワ(sintoisMécanique)は
新人類側の機械の話になるのではと思っての予定ですが。

……。やっぱり胃が痛いな…?(ころころ)
壁打ち勢にならないよう頑張ります。
(-3) 水原 2023/11/18(Sat) 5:53:19

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
そういえば、ペアは所属分かれてる感じか。
そして世界の第一声、とても参考になる…。

フリー素材もね。
なるほど。そういう表記があるのか。
実際、どうやって展開を練ったり動かすのか
まだわかってないところが多いな…。

そしてRP村、ガチ村と違って独り言や体温が
掃除されてるイメージがあるので、
なんかあれこれ書いて良いのかも悩む模様…。

……退席記号のことも忘れてたな。あらゆる忘却。
(-5) 水原 2023/11/18(Sat) 8:59:44

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
処理の話、とても楽しいな。趣味なので…。

それぞれがどういう話をしているのかは、
まだ半分ぐらいしか取れてないけれど。
ペア組は重ねて読むか、少し悩むな。

一応、ある程度文脈把握しておきたくはあるけど、
あんまり裏処理に時間かけると表書けないからね…。

何を拾うか、触れるか。考えないとな…。
(-30) 水原 2023/11/18(Sat) 22:05:51

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 回想:雷恩の問いかけ>>28、そして ―


   ……己はリヒトーヴです。
   どのような名でも認識さえすれば応答しますが。


 [ 合間に聞こえたメディウムの声>>40に、
   機械は己の名を付け足しつつ、彼女の背を見送った。
   それは、来訪者たちへと向ける物よりも幾分か柔らかい。

   ――己を"リヒト"と呼ぶメディウムのことを、
   機械は、一定の感謝を持って認識していた。
 
   彼女は"機械の言いつけ"を尊重してくれる。
   己の秩序を欠かすことが難しい機械にとって
   彼女の姿勢には、やさしく映り込むものがあった。

   ――問いかけに、機械は雷恩へと視線を戻す。

   その姿は素っ気なかったかもしれないが、
   彼女へ向ける眼と似た色をしていただろう。]
 
(92) 水原 2023/11/19(Sun) 3:49:45

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

   ……なるほど。雷恩、そして桜花。
   あなた達はメディウムのような形に類する人類ですか?

   ――その件に関しては、一定の条件を設けます。
   第一に、健康な樹木の傍を選ぶこと。
   第二に、都度異なる地点を用いること。

   恒久的に豊かな自然環境の保護にご協力ください。
   これが達成され続ける限り、
   我々はあなたの行いと形を支援するでしょう。


 [ 己も気づかぬままに、
   機械は二人の新人類に微かに頭を下げた。 ]

 [ ――それは決して、懇願ではない。

   それは今も拘泥し続ける機械の祈りだった。 ]

 
(93) 水原 2023/11/19(Sun) 4:08:29

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ……楽園に対する機械の指針は幾つかあるが、
   そのうちのひとつに"多様性の保持"があげられる。

   多種多様な生命が、より豊かに生きる世界。
   それは『楽園』の最も単純な在り方。

   機械にとって、新人類は積極的に守る存在である。
   旧人類が日々数を減らし続けていようと、
   新人類は常にレッドリストも同然なのだから。

   だから。
   己は、雷恩に提案と肯定を示した。
   それは正しい、と機械はその解を反芻し納得する。

   ――その意識には、
   今もメディウム不自由な娘の後ろ姿が浮かんでいた。]
 
(94) 水原 2023/11/19(Sun) 4:12:05

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
もっといい言葉あったかなあ、と思ってしまう。
他者を形容するのは難しい…。

なんかやばそうな話(相方と植物リョナ系ラブイチャ)が
メモには見えますが、知らない僕らは二人を見守る姿勢です。

こっそり見てるメディウムが可愛かったんだ…。
(-44) 水原 2023/11/19(Sun) 4:16:11

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
>>91
ウキウキ博士。(かわいい)

中身の所感やメモは色々あるんですが、
手と読みがやっぱり追いついていない…。(本当に遅い)
(-45) 水原 2023/11/19(Sun) 4:19:09

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 羅生と紙>>35 ― 


   …………あぁ。
   外界の事情には疎いのですが。珍しいですか?


 [ その真意を予測するのに、機械は少しの時間を要した。

   何せ、生物と機械が放つ独特の信号の差がなければ、
   彼ら――『sintoisMécanique』のAI達の仕草は
   端々を見れば見るほど、正に人のようだったから。

   興味深そうに紙に触れる相手を、
   自然、機械は関心を持って見つめていた。
 
   ……人と機械。
   彼らほどのAIは、一体どちらに近いのだろうか。

   "友人のように振る舞って欲しい"と
   要求されたこともあるような旧い機械には
   測りかねる話ではあるのだが。

   ……白紙の紙束の用意は必要だろうか。
   機械の眼は、ただの一個体としての羅生を伺っている。]
 
(95) 水原 2023/11/19(Sun) 5:13:39

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
シントワの中でリヒトーヴと所感というか、
位置?が近いところにあるのはたぶん羅生なんだろうな…。

彼らは基本的に己の価値役割が明快だけど、リヒトーヴは主でもある"友"を(彼が旧人類であることも含め)失ってから、己の価値役割がぼやけてしまったとこがあるので。

それでいうと、羅生→直青の劣等感はちょっと似たようなぼやけを感じたりもする。尚、完全に個人の感想です…。

そう思いつつ、上手く言葉がまとまってくれない。

未だに言語(口頭での喋り)使ってるんだよな、と
ふと思ったりしましたが、思っただけで飛んで行かない奴。

……お話をするのは、いつもむずかしい。
(-46) 水原 2023/11/19(Sun) 5:19:47

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
緋雁が雷恩の力になりたい>>65って話は、
たぶん植物勢が間に立ちやすい話なので……と
温室への興味の件も含め、何か差し込みたい気持ちはあれど、ウキクサのフックにもなる説。

この辺、触り次第では直青にも会いに行けそうな気はする。

メディウムが雷恩を見てるのを遠くから見てたいのは、完全に僕の趣味です。

フランクルは、しゃんとしたいのかな。
ある意味、視点が結構近そうだなとは思いつつ。
旧人類と新人類の明確な区別(個人としての結論)を持っていなそう、という意味で。

……自分の文脈も忘れそう。議事に溺れている…。
(-47) 水原 2023/11/19(Sun) 5:35:28

【独】 朧广灯 リヒトーヴ

/*
劣等感。もっと何かを成し遂げたいという欲求、と仮定すると。
…いや、これはまだ僕の読解が足りてないだろうな。

もう少し考えてから寝るか…。
いいロールが書けるようになりたい…。
(-48) 水原 2023/11/19(Sun) 5:51:21

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 ― 思索・日々 ―


 [ 機械にとって、"何かの役に立つ"ということは
   最も初めに与えられた存在意義だった。

   次に与えられたのは、人類を生かすということ。

   ……これは広大な農場を具えた食料工場で
   様々な人間たちの放つ無数のオーダーを、
   機械が自分なりに取りまとめた物だ。

   それらを組み合わせたもの、
   "人類の役に立つこと"が、それなりのAIとなった
   機械のあるべき形になったのはもう随分と前の話だ。 ]
 
(96) 水原 2023/11/19(Sun) 6:52:16

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ 『sintoisMecanique』のAI達が、
   自身とそう遠くない存在であることを機械はまだ知らない。

   同時に、彼らの思う新人類――
   "これからこの大地で生きるもの達"に、
   一体、何が含まれているのかも機械は知らないだろう。

   機械にとっての人類とは、随分と曖昧になっている。
   己に比べれば、羅生彼らでさえ人のようだったのだ。>>95

   しかし、機械は機械である。
   曖昧な事柄を曖昧なまま保持する力は人には到底及ばない。

   存在意義がなければ、目的が、役割がなければ。
   機械は己の自我を創れない。 ]
 
(97) 水原 2023/11/19(Sun) 6:56:06

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 
 [ ――幾つかの予定外が起ころうと、
   この楽園は今日も平穏そのものだった。
   彼らが薄く漂わせる血の匂いも、ここでは遠い話だ。>>25

   会釈をして通り過ぎていくメディウム>>81に、
   「行ってらっしゃい」と機械は声をかける。

   機械は機械だけで完結した空間に慣れてはいたが、
   それに疑問をぶつけた"友"がいたのも、また事実だった。
   今も、機械はそのことを憶えている。

   彼女が雷恩の様子をうかがっている姿>>41を、
   機械もまた静かに眺めていたことだろう。

   何をするわけでもなかった。
   眼が合えば、少しは言葉を交わしていたかもしれないが。
   多少の物珍しさは覚えていたのは事実だ。

   それもやがて、機械にはない苦痛に苛まれる
   彼女の気を紛らわせそうなものが
   現れたらしいという気づきへと収束していく。 ]
 
(98) 水原 2023/11/19(Sun) 7:06:18

【人】 朧广灯 リヒトーヴ

 

 [ ――その時湧きおこった情動が何であるか。

   機械は適切な言葉を引き出せなかったが、
   それは動植物の世話をする心地とどこか似ていた。 ]

 
(99) 水原 2023/11/19(Sun) 7:08:38