人狼物語 三日月国


65 【ペアRP】記憶の鍵はどこ?【R18】

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到着:メガネ 忽那 潤

【人】 メガネ 忽那 潤



   はー……我が家は落ち着くわぁ……




  ぽつりと。
  彼はふたつのボストンバッグを持って、
  リビングに立ちすくんでいた。
  2日ぶりの家だからだろうか、と思いながら
  一緒に帰ってきた大好きな彼女に
  お疲れさん、と声をかけたことだろう。

                      ]*



(2) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 0:04:06

【人】 メガネ 忽那 潤





  一緒に暮らす前から、
  ある時を境に彼らは毎週末遠出をしている。
  理由?想像にお任せ、かもしれないし、
  後で教えてもらえるかもしれないし。

  とりあえず、彼は彼女の疲れた、という
  一言を聞くと荷物を一旦置いて、
  ぎゅうっと抱きしめた。

                     ]



(4) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 0:45:26

【人】 メガネ 忽那 潤



   お湯準備するから、お風呂入り?
   その間に色々片付けとくから。



  ぽんぽんと頭を撫でて、
  彼女のためにお風呂を用意するはず。
  片付けは、持って帰ってきた荷物たち。
  下着含めて洗濯するものと、
  今回は使わなかったものと。

  まぁ、彼女にはそこまでしなくても、と
  毎度毎度止められていたかもしれない。

                     ]*


(5) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 0:46:04

【人】 メガネ 忽那 潤



   そんなかわええ声出しても、ええけど
   お風呂だけははいってきや?




  恋人の彼女にこうやって促すのはいつものこと。
  眠たげな彼女が体を預けてくると、
  話したくなるのが本音ではある。

  彼女がドライヤーを手に帰ってきたら
  嫌な顔ひとつせずに彼女の髪を乾かす。
  彼自身髪が長いので、乾かすことはお手の物。
  とりあえず目を細めた彼女が可愛かったので
  撫でながら唇を重ねた。

                       ]



(8) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 1:29:20

【人】 メガネ 忽那 潤



   さ、早く行っておいで。



  お風呂の準備ができたようであれば、
  彼女のことを離して、背中をトントンと。
  
  彼女がお風呂に入れば、
  進んで荷解きを始めるのだ。
  その間にやれば、止められることもないことに
  最近気づいた彼のちょっと姑息な手。

                       ]

   最近、なんや…………



  彼は、彼女の下着を眺めながら、
  ぼんやりと色々考えていたけれど、
  彼女にいった方がいいのか、
  思ってとりあえず胸の内に秘めることに。

                     ]*


(9) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 1:29:44

【人】 メガネ 忽那 潤





  一度抱きしめると離れたがらないのは、
  彼も一緒だけれど、お風呂に入らせておかないと、
  朝もギリギリに起きることが多い彼女だから。

                        ]

   荷解き下手な自分のことを悔いような。



  くすくす笑いながら、彼は彼女を見送る。
  彼女もお風呂で彼が考えていたことと
  全く同じことを考えていたとは露知らず。
  彼女の体型は出会ったとき、
  そんなに女性としてフェロモンが、という
  体型ではなかったけれど、
  付き合って以降、変わってきたのだ。

                     ]



(24) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 14:05:35

【人】 メガネ 忽那 潤



   おかえり。
   乾かしてあげる。



  ドライヤーを受け取って彼女の髪を乾かせば
  彼もお風呂に入りに行く。
  彼は長風呂なので彼女にたまに心配されたり。
  リビングの方に戻ったとき、
  彼女はソファにねころんでいたか、
  既にベッドのほうにいたか。

                      ]


   美鶴さん、次どこ行く?




  いずれにせよ、彼女に抱きついて
  仲良く並んで寝転んだはず。

                  ]*



(25) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 14:06:28

【秘】 文月 美鶴 → メガネ 忽那 潤



    潤さんって、私の事なんで好きになったのかって
    話してくれたっけ?
 
 
(-5) alice0327 2021/03/31(Wed) 15:18:22

【人】 メガネ 忽那 潤





  朝と昼を作るのは彼の息抜き。
  仕事が忙しくて、イライラする時も
  彼女のために食事を作るということが
  息抜きになるのだ。

  だから、朝食の香りとともに
  彼女を起こすことは日々のルーティンと化している。
  でも、休日は起こすのが忍びないので
  彼女が起きるまで特に何も作らない。
  シンプルにひとりヨーグルトとパンで済ませる。

  彼女が起きてきたら勿論すぐにご飯を作るけど。

                         ]



(28) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 16:08:48

【人】 メガネ 忽那 潤



   そんな可愛いこと言うて……
   まぁ、引っ越して少しは防音性もマシに
   なってはいるけどなぁ……




  前にいたアパートは住みやすかったけれど
  いろんな意味でもどかしかった。
  ので、付き合ってから数ヶ月して
  2人揃って広めのマンションへ引っ越した。
  でも、付き合いたてからの癖で毎週末は
  泊まりがけでデートをするようになった。
  彼女がそういったので、
  次の泊まり先を提案してみようかと
  携帯を開いたら、可愛い問いかけが聞こえて
  彼女をぎゅっと改めて抱きしめ直す。

                      ]*



(29) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 16:09:20

【秘】 メガネ 忽那 潤 → 文月 美鶴



   付き合ってから少し経った時に
   教えたはずなんやけどなぁ……
   また教えてほしい?

   *


(-8) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 16:09:57

【秘】 文月 美鶴 → メガネ 忽那 潤



    そう、だっけ?
    ……あんまり覚えてないかなあ
 
 
(-9) alice0327 2021/03/31(Wed) 16:36:24

【人】 メガネ 忽那 潤




  夜は早く帰れたらたまに作るけど、
  定時上がりの彼女が作ってくれることが多い。
  だから、彼女の料理を食べられる
  その時間が彼にとっては凄く幸せ。
  彼女の努力の結晶のようなものだから。

                      ]

   俺が可愛いって言ってるんだし、
   もっと自信持っていいんだよ?
   美鶴さんは、凄く可愛い人。



  彼女と付き合ってから、彼はずっと
  彼女に対して可愛いやら綺麗やらと
  何かにつけて褒め言葉をかけている。

  そうでないと、彼女の何かを
  ダメにしてしまいそうな気がして。
  勿論、彼の本心だからそれをいうことが
  苦になっているということは全くなく。

                     ]*


(37) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 17:44:51

【秘】 メガネ 忽那 潤 → 文月 美鶴



   ………まぁ、仕方ない。
   その話したの、ピロートークみたいな
   それのあれだったし。

    *



(-12) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 17:45:24

【秘】 文月 美鶴 → メガネ 忽那 潤



    それで覚えてられる方が無理かな……。
    ね、もう一回、聞きたい。
 
 
(-13) alice0327 2021/03/31(Wed) 18:04:37

【人】 メガネ 忽那 潤




  出会った頃から、変わらない。
  変えられない彼女の何か。
  それを変えたくて、
  色々と声をかけたりプレゼントをしたり
  愛したりするのだけれど。

                     ]


(41) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 18:19:40

【秘】 メガネ 忽那 潤 → 文月 美鶴



   …………眠たくなったら、
   また次の時に話したるから、
   とりあえず出だしからはなそか。


(-16) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 18:20:11

【人】 メガネ 忽那 潤





  彼女がねだるなら、彼は嫌な顔をせず
  彼女に話し始めるだろう。
  時間が5年近く前に戻る話を。

                    ]*



(42) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 18:20:26

【人】 メガネ 忽那 潤

────はじめて出会ったときのこと

  初めまして、隣に引っ越してきた忽那です。
  これ、良ければもらってください。



  大学を卒業して、親の援助もなくなるというアレで
  彼は引っ越しをした。
  彼の初任給などを見ても、
  わざわざ片田舎に住み直す必要はなかったけれど、
  節約のために引っ越しを決意していた。

  彼の両親はいたく驚いていたけれど、
  理由を話したら納得をしたようで、応援してくれた。
  そして、実家からの引っ越しの時同様、
  ご近所への挨拶回りをしていて出会ったのが、
  お隣の彼女。
  現在は彼女として隣にいるその人。

  チャイムを鳴らして、
  出てきたのは茶髪で髪の長い女性。
  少し癖がついていたので
  もしかして起こしてしまったかと
  彼は苦笑いをしながら、
  持っていた菓子折を渡した。

                      ]*

(43) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 18:24:58

【人】 メガネ 忽那 潤



   あの、差し支えなければ……
   お名前を聞いてもよろしいですか?




  ありがとうございます、といいつつ
  少し不機嫌のようにもとれた彼女に、
  名前を聞くのは少し憚られたけれど、
  どうしても聞いておきたかった。

  教えてもらった名前は、文月美鶴。
  それもなかなか厄介者を見る目だったのは、
  彼が気に入らなかったのか、
  名前を教えたくなかったのか。
  はたまた両方ともだったのではないか。

                     ]*


(49) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 18:51:44

【人】 メガネ 忽那 潤


   素敵な名前ですね。
   改めまして、忽那潤です。
   新卒で商社に入る予定なんです。
   どうぞよろしく。



  どうして彼女に名前を聞いたのか。
  ただの一目惚れだったから。
  それ以外なら別に名前まで聞くことはなかった。

  そこからの道のりはひどく長かった。
  なんの道のりかと聞かれれば、
  彼が彼女に興味を持ってもらうまでの道のり。
  そして、恋人になるまでの道のり。

  まず、興味を持たれたかどうかに関して。
  答えは、微妙。
  でも友達にはまずなることができたはず。
  そうでなければおでんを食べようとは
  誘ってくれないだろうから。

                   ]*


(51) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 19:14:37

【人】 メガネ 忽那 潤



  運命の出会いをしたと彼は思った。
  素っ気ない態度こそが、
  彼が一目惚れをしてしまった1番の理由。
  休みだからと化粧をして
  気合を入れている人を
  彼はあまりすきになれない。

                     ]

   いい人、だったな…
   でも、……んー……



  前にこうやって挨拶をした時は
  お隣さんに恵まれなかった。
  出てきて挨拶してもらえただけでも上々。
  でもどこか、彼女のことを知ったら
  何かを背負うことになるような気がした。
  勿論、それは嫌とかいうものではなくて。

  だから、実家から野菜が届いたりしたら
  渡すようにして、少しでも彼女との
  距離を縮められたら、と努力をしたはず。

                      ]
(73) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 22:30:11

【人】 メガネ 忽那 潤






  その結果は、それでも良くなかったけれど。
  


                       ]*


(74) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 22:30:56

【人】 メガネ 忽那 潤




  仕事に行く時間が偶に被って
  ゴミ出しの時は代わりに持ったり、
  少々お節介をやくやつと思われていたはず。

  彼女の警戒心は強すぎて
  正直に言えば何も言わずに、というより
  引越し当日に引っ越しますと伝えても、
  いいかなと思うくらいに悩んだ。

                      ]

   連絡先……また交換できなかった。

   いつになったら、いけるかな。



  新卒時代が終わって、
  2人とも社会人2年目になってからも、
  その関係性自体は大きな進展を見せず。
  アパートの他の人たちとは連絡先を
  交換できたのに、彼女に関しては
  なかなかできなかったことを彼は今でも
  鮮明に覚えている。もどかしくて、
  もっと話をしたかったのに。

                     ]*
(79) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 22:48:30

【人】 メガネ 忽那 潤





  時は少しすぎてもう少しで3年目というあたり。
  彼は壁に直面していた。
  彼女関連のことではなく、仕事。

  別に、元々順風満帆すぎるわけではなかったけれど
  比較的いい感じだった。
  天狗になることだけはなかったけれど、
  どうにもうまくいかなくなってしまった。

                      ]


    ………………




  コンコン、と隣の彼女がいる時間に
  玄関先をノックした。
  とは言っても、話をしたかったわけではなく
  手紙を受け取って欲しくて。

                     ]


(85) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 23:29:00

【人】 メガネ 忽那 潤



『直接だと、貴方に迷惑をかけそうなので
 良かったらやりとりをしたいです。
 …………話を聞いてくれるだけでいいんです。

 よろしくお願いします。
 ID: ******

               忽那   』



  そんな内容の手紙を、彼女に手渡して
  彼はすぐにその場から立ち去った。
  いつもの明るい彼とは違ったことだろう。
  この時、初めて連絡先を聞きたいと
  彼女に直接?間接?的に伝えた気がした。
  間接的なら、聞いてる聞いてないにかかわらず
  とても落ち着くところがあるから。

                       ]*


(86) anzu_kin_ 2021/03/31(Wed) 23:30:13

【人】 メガネ 忽那 潤





  彼がもし、彼女が手紙を受け取って
  苦情というかつんけんした態度に関しての
  訴状のようなものだと考えていたと聞いたなら、
  絶対にその場で笑って、涙を流しながら
  否定をしたはず。そんなことないのに、って。

                       ]

   ん……。
   まぁ、当たり前か。…………



(89) anzu_kin_ 2021/04/01(Thu) 0:39:07

【人】 メガネ 忽那 潤


  『貴方なら、俺がなんだろうと構わないから
   お世辞みたいなことも言わないだろうし、
   頷きも何もいらないから、
   一言「お疲れ様です」って話聞いてくれた後に
   書いてくれればいいんです。
   他でもない、貴方だから話を聞いてほしい。
   思ったことが顔に出やすい人だから、
   それが結構聞いてもらってる側からすると、
   落ち着くものがあるんですよ。

   だから、良ければお願いします。  』



  彼女がこの文面を
  どう受け取ったかはわからないけれど、
  少しでも話を聞いてくれれば、
  彼はありがとう、と返事をして終わるのだ。

                      ]*


(90) anzu_kin_ 2021/04/01(Thu) 0:39:52

【人】 メガネ 忽那 潤




  彼女にメッセージを送った後、
  ソワソワしていた彼。
  絶対嫌われたと感じたから。
  でも、ブロックされることもなく
  話を聞いてくれるようだったので、
  マイルドにぼかしながら
  あれやこれやと仕事の話をして
  吐き出させてもらった。

                  ]

   …………すっきりするわぁ。

  『ありがとうございました。
   また何かあったら話聞いてくれませんか?』



  そう書いて、彼はクスッと笑った。
  初めて、距離を詰められたと思ったから。
  もちろん、錯覚なのかもしれないけれど。

                      ]*
(105) anzu_kin_ 2021/04/01(Thu) 10:11:45