人狼物語 三日月国


139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】

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視点:


【人】 物書き ラサルハグ

踊れと言われたらどうしようかと思ってしまった。
苦笑して、一先ずベンチに腰を下ろす。

配られた首飾りを少し持ち上げて光に透かせば、硝子が美しい祭りの景色を反射している。

――座っていても無意識に杖を支えにしていた。
こんな場所、こんな祭りで、こんな杖を掠め取る者もいるまい。
無防備に傍らに遣って、改めて賑わいを眺める。

「……レッヒェルン、か」

笑顔の名を頂くに相応しく、街はそれに満たされている。
(5) zipkun 2022/03/21(Mon) 21:32:28
物書き ラサルハグは、メモを貼った。
(a5) zipkun 2022/03/21(Mon) 21:33:17

【独】 物書き ラサルハグ

「さあ、誰が蜜の妖精かな。
 どうやら、総取りを狙う欲張りもいるようだ」

ふと視線を遣った先に居たのは、<<シェルタン>>who
(-0) zipkun 2022/03/21(Mon) 21:35:39

【人】 物書き ラサルハグ

>>11 ナフ

「ん……、ああ、勿論」

声を掛けられてそちらを見る。
先の広場で見かけた顔だった。位置をずれる必要は無さそうだから、どうぞ、と手で示した。

「……貴公は、ここの住人だろうか?
 確か…、この催しに毎年負けている、と」

懲りずに挑戦しているとすれば、少し微笑ましい。
(17) zipkun 2022/03/21(Mon) 21:51:12

【人】 物書き ラサルハグ

>>20 ナフ

「…成る程。随分遠くまで…この祭りの噂は、届いているよ。
 きっと誰より…貴公らが、盛り上げてくれているから」

得心がいって、傍らの彼を横から軽く覗き込む。
穏やかな声、表情、やわらかな花の香り。
偶然とはいえ、あちらから近くへ来てくれた訳で。
――自分の存在が、彼の気分を損なわなければ良いが。


「…恥ずかしながら…、祭りの類に縁が無くてな。
 こうして眺めているだけでも、満足しているのだが。
 ……何か、こう…お勧めの楽しみ方は…あるだろうか」
(29) zipkun 2022/03/21(Mon) 22:27:27

【人】 物書き ラサルハグ

>>34 ナフ

「ふむ……。
 一通り回るだけでも数日、掛かりそうだからな。
 ……そう、だな。土産、…土産か…」

見どころが多くあるのだろう、すらすらと差し出される情報を吟味する。
きっと自慢の街なのだろう。そう思った。

「インク。……ああ、それは…良いな。
 ペンを走らすも、捗りそうだ。
 丁度この祭りの事を…手紙にでも書こうかと、思っていた」

杖を支えに、よいせ、と立ち上がる。
その仕草に危なげはない。彼を見下ろす形になって、微笑む。

「ありがとう、……ナフ殿、で合っているか?
 改めて…、ラサルハグだ。お見知りおきを。
 …祭りの間、また話を聞かせてくれると嬉しい」
(39) zipkun 2022/03/21(Mon) 23:03:21
ラサルハグは、ナフに挨拶して、通りへと足を向けた。
(a27) zipkun 2022/03/22(Tue) 3:49:25

【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ

「ラサルハグ様。識別しました」

 風変わりな女は参加者の姿を捉えると、真っすぐにそちらへ歩いてくる。手本のように美しい姿勢で。

「あなたを人類と判別します。
 対話を望みます。
 得られるものがあることを望みます。
 力になります」

 流れるような文句で畳みかけてきた。
(-46) soto 2022/03/22(Tue) 4:07:53

【人】 物書き ラサルハグ

祭りを楽しむ人々は思い遣りも忘れないらしい。
端の方をゆっくり――杖を支えに、片足を引き摺って――歩いていたら、通りしなに声を掛けられる。道を譲られる。
少し申し訳無く思うほどに、優しい場所だった。

花文屋とインク屋の位置の見当はついたから、ところどころに飾られた花や、元気の良い屋台とその客を眺めながら歩く。
一度に全ての屋台を味見する自信は無い。
時間もある事だ。一旦、どこかに腰を落ち着けようか。

(そうだ。時間が、ある)


穏やかな時間が。

「―――……参ったな」
(76) zipkun 2022/03/22(Tue) 4:09:12

【秘】 物書き ラサルハグ → 異邦人 サルガス

通りをのんびりと歩いていたところだろう。
実にすっきりと響く声が耳に届いて立ち止まり、振り返る頃には女性が真っ直ぐに歩いて来ていた。

その物言いと言葉に目を瞬く。
自分は今、さぞきょとんとしていることだろう。

「……ああ、…ええと。サルガス殿、だったか。
 私で良ければ、対話なら…いくらでも」

識別、個体名、人類。
変わった語彙を使う。

「…それなら申し訳無いが、座っても?
 立ち話は少々、堪えるものでな。代金は出すとも」

すぐそこの喫茶店のテラス席を指さす。
(-50) zipkun 2022/03/22(Tue) 4:18:41

【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ

「肯定。覚えられていることをありがたく思います。
 また、異邦の人間故、言語や風習の差異が存在しています。
 思い違いや不都合があれば申し訳ないです」

 あなたの驚いた様子に、自らの有り様を詫びる。
 感情の起伏に乏しいけれど、
 形式的に思いもしないことを言っているようにも見えない。
 それがまた彼女の異様さを際立たせているのだろう。

「肯定。対話は負担となってはいけません。
 また、金銭的に不都合はありません。
 こちらが持ちかけた対話故に、代金はこちらが持つことが妥当だと判断できます」

 誰が代金を持つかはもう少し話す必要がありそうだけど、促されるままに席へと移動する。
(-51) soto 2022/03/22(Tue) 4:46:23

【人】 物書き ラサルハグ

>>77 ミン

独り言にしても、この華やかな祭りには相応しくないものが漏れてしまったらしい。
親切な女性を前に頬を掻いて、ひとつふたつ、目を逸らす。

「……ああ、いや。……」

苦笑して、杖を掴む指を立てる。下手な誤魔化し方。

「…この足で全てを巡るのは、なかなか難しいかな、と。
 ……という事で…、どうだろうか。
 何にせよ、大した事ではないさ。
 ありがとう、お嬢さん」

蜜の入った小瓶を見て、改めて彼女の顔を見下ろした。

「ミリアン殿……といったかな。仰る通り。
 ラサルハグだ。…妖精同士、ひとつ宜しく頼む」
(89) zipkun 2022/03/22(Tue) 11:20:03

【秘】 物書き ラサルハグ → 異邦人 サルガス

果たしてそういう類のものだろうか。
まあ、彼女がそう言うならそうなのだろう。この場であまり深く考えてもしようがない。話の流れで可能ならつついてみようか。
一先ず悪いものではない事は、十二分に判る。

「謝罪は必要無いさ。…私も余所者でな。
 特に…この辺りは初めてだ。知らぬ非礼なども、
 あるかも分からない」

その時はどうかご指摘を、と苦笑。
呑み難い申し出には軽く濁して――会計までには折衷案の切り出し方も思いつくだろう。多分。
店員に声を掛ければ、席に二人分のメニュー表がやって来た。

「カモミールとオレンジフラワーのハーブティーを」

杖を椅子に立て掛け、注文を済ます。
男の低い声は僅かにかすれていて、囁きと表す程ではないものの静かで穏やかなものだろう。

「……察するに、貴公は対話の向こうに目的があるのでは?
 私で役に足るか…何とも言い難いが。
 何の話が、聞きたい?」
(-69) zipkun 2022/03/22(Tue) 11:44:58

【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ

「承知。
 互いに少しずつ理解を深めましょう。
 人類の行動には寛容な方です。
 不合理があれば問うこともあるでしょう。知ることを求める故に」

 要は大抵のことは気にしないということを複雑に告げて。

「好む飲み物ですか? 同じ物を求めます」

 同じく注文をすれば、話へと移る。

「目的。至ってシンプルなものです。
 人類の幸福です。
 一人でも、少しでも多く、充実を求めます。
 あなたの希望、求めるものを問います」

 単純にして壮大な目的を簡単に告げるもの。
(-74) soto 2022/03/22(Tue) 12:44:16

【秘】 物書き ラサルハグ → 異邦人 サルガス

「有り難い。……相互理解に努めるとしよう」

変わった言い回し。
真似をするわけではないが、なんだかつられそうになるから不思議だ。
店員が飲み物の用意に引っ込んだ頃、語られた目的にまたも目を瞬いてしまった。ようは、幸せを願われている。らしい。

「人類種の、ではなく…相手の幸福、の意だろうか?
 いや……繰り返せばひいては、種全体にもなるか。
 なかなか、壮大な」

であればこの積極的な姿勢にも得心がいくか。

「……希望…、求めるもの、か。
 ……少し前ならば……平和、と答えていたが。
 もう、叶ってしまったよ。この街を…祭りを見て、
 実感しているところだ。
 美しい街並みも、人々の笑顔も。ここには在る。……」
(-76) zipkun 2022/03/22(Tue) 14:34:28

【秘】 物書き ラサルハグ → 異邦人 サルガス

「…………それ故に」

「これから……何を目指して生きるべきか。
 何を自らの幸福とするべきか……
 ……分からずに、彷徨っているよ」

初対面の相手に語る事ではない気がして、苦笑で誤魔化す。
軽口だと思ってくれれば良いが。
(-77) zipkun 2022/03/22(Tue) 14:38:36

【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ

「肯定。一人一人に目を向けることは
 あまりに非効率ともとれるでしょうか。
 けれど決して無為ではないでしょう。
 使命を果たすために、己の器に相応の行いを尽くします」

 蛍光色の瞳がきらりと光った。

「平和。
 それが指す意味は多々あれど、
 この地を指してそういうのであれば意味はある程度絞られます。

 簡単に理解するつもりはありませんが
 あなたの望みは非常に得難いものだったことでしょう。
 しかし、満たされれば後は目減りするだけ。
 瞳に映る全てを『平和』として捉えるのだから。
 見識は正しいですか?」

 自分なりの分析結果を口にする。
 内容が非礼にあたるかもしれない、と思ったけれど、
 そこは相互理解の延長として甘えることにしたようだ。
 
(-114) soto 2022/03/22(Tue) 20:49:15