人狼物語 三日月国


74 五月うさぎのカーテンコール

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【人】 店員 イウダ

[支度も中途半端に飛び出した卯田に呆れたのか、紫亜が笑う。>>8
片手で荷物全部を持つのは余裕だったが、自然にテイクアウトの袋を彼女は持ってくれた。
こういうことが自然に出来る彼女を好きだなと改めて思う。

自分の手が温かい分、彼女の手が同じ温度になるまでぎゅっと握って歩き出した。]
(11) Ellie 2021/05/19(Wed) 7:57:38

【赤】 店員 イウダ



 ……早く逢いたかったから。


[人目のないところで身体を折って、おでこ同士をこつんと合わせる。]
(*3) Ellie 2021/05/19(Wed) 7:57:58

【人】 店員 イウダ


 そーだな、おにぎりもだけど、宇張が弁当のおかずみたいな賄い作ってくれてたから、それ食ってから。

 タルトとチェリーのゼリー寄せは半分こしようか。

[明日のことを楽しみにしていて落ち着かないのは彼女も同じか。
見上げてくる顔が――可愛い、しか形容詞が頭の中から飛んでしまうのだが。>>9**]
(12) Ellie 2021/05/19(Wed) 7:58:33

【人】 店員 イウダ

[繋いだ手を揺らされるのは、アラサーには少々恥ずかしいが、もう夜も更けて周囲に人はいないし、誰も見ていないから良いかと開き直る。>>13]

 ごぼうと豚の甘辛煮とー、茄子のごまだれ和え、だったかな。
 作ってる時から匂いがもー、やばくって!

[掃除や片づけの合間に残った本日のおすすめ食材で2品、出来る同僚だ。>>232
賄いというには豪華なものを、今日は更に弁当として持ち帰れる幸せ。
食べ過ぎないようにしないと、と苦笑した。]
(21) Ellie 2021/05/19(Wed) 15:30:49

【人】 店員 イウダ

[「ゼリー寄せってことは、甘味がなくて度数が強い酒がゼラチンで固められてる感じかな」
「キルシュに漬けてあるって聞いた」
「チェリーか……プリンに乗ってたら得したって思う」

聞かれたことに答えているとあっという間に家に着く。>>14

「チェリーといえば、ハンガリーでは伝統料理にチェリーのスープがあるらしいよ」
「どんな味なんだろうな〜」
「茎を口ん中で結ぶの流行ったりしなかった?俺結構得意。」

彼女の方の反応はどうだっただろう。
今日の土産は茎は取ってあるだろうから、結び目を披露できないのが残念だ。]
(22) Ellie 2021/05/19(Wed) 15:31:16

【人】 店員 イウダ

――自宅――

[紫亜が頻繁に訪れるようになって、殺風景な部屋がシンプルな部屋に変わった。
食器は少し増え、私服を買い足した分、ハンガーラックも追加された。]

 おー、頼んだ。

[今日食べる分はテーブルに置くが、それ以外は冷凍庫へ。
デザートは紫亜はすぐ食べたいだろうから皿を出して……としていたら、お茶の用意をしようとしている紫亜が動く音が急に止まって振り返る。>>15

「背伸びをしている女性」が性癖になる日が来るなんて、思ってもみなかった。
苦笑して近寄って、背後から茶葉をひょいと取った。
こんな風に彼女の実家で吊戸棚の何かを取ったことがあったななんて思い出す。]
(23) Ellie 2021/05/19(Wed) 15:31:39

【人】 店員 イウダ


 こーら、無理すんなって。
 上から落ちて来たら危ないだろ。
 俺を呼びなさい。

[今度から茶葉の置き場所も変えた方が良いかもしれないが、背伸びをする様子が可愛いと知ってしまったのでもう暫くは気が利かないままでいたい。]


 ……湯、まだ沸かないな。


[茶葉は一旦下に置いておこう。**]
(24) Ellie 2021/05/19(Wed) 15:31:56

【赤】 店員 イウダ


[後ろから包むと、彼女の小ささや華奢さを改めて意識する。
ちょいちょいと頬をつついたら、此方を振り返ってくれるだろうか。

一日働いた後まだシャワーも浴びていない。
臭いと言われたらすぐ離れるつもりだけれど。]

 紫亜、

[食事前に「味見」がしたい。
唇が渇きを訴えた。*]
(*5) Ellie 2021/05/19(Wed) 15:32:36

【赤】 店員 イウダ

[あまり深くしたら戻れなくなる自信があった。>>*15
だから、敢えて音を立てないように気を付けて。
それでも彼女から吐息が漏れたなら、思わず抱き締める腕に力が籠った。

苦しがらせただろうか。
ごめん、と呟く声が掠れている。

そっと腕を解いた。*]
(*16) Ellie 2021/05/19(Wed) 20:42:41

【赤】 店員 イウダ


 ……だよなぁ。

[首が横に振られる。>>*17
苦笑して身体も離した。]


 先にシャワってくるわ。
 お茶は淹れといて貰って良いから。


[最早理性が効かない年頃ではないけれど、一度灯りかけた火を鎮めるには深呼吸だけでは足りないので。
シャツのボタンを外しつつ、シャワールームへと。]
(*18) Ellie 2021/05/19(Wed) 21:29:57

【赤】 店員 イウダ





[そして食事はより遅くになってしまった。

彼女がデザートを望むなら先に切るが、そうでなければ自分の食事を待たずにシャワーに行っても構わないと告げる。
起床時間を思えば、早く動いた方が良いだろうから。

彼女がその場にいてもいなくても、まずは淹れて貰った緑茶を一口。
甘くまろやかな飲み口は、毎年通販で取り寄せる静岡の新茶だ。
ほう、と息を吐いて、首をコキコキと鳴らす。

休暇を貰う為とはいえ、数日シフトを詰め過ぎた。
温泉ではしっかり解そう。]
(*19) Ellie 2021/05/19(Wed) 21:30:52

【赤】 店員 イウダ

[宇張のおかずはこの時間には本当に罪深い味付けだった。
白飯ならうっかりおかわりをしてしまうところだった。

牛蒡だけではなく蓮根や人参も入っていて食感も楽しい。
この味付けと具材なら、肉は牛小間にしがちだが、選ばれた豚肉も甘辛いタレと絡んで美味だ。
肉で根菜を巻いて咀嚼する。至福。

もう一つの副菜は食感が真逆のとろとろの茄子。
濃い味付けの後のほっとする味に、ごまの風味が効いている。

味噌汁をテイクアウトしなかったのが悔やまれる、と思いながらごちそうさま、とあっという間に平らげた。
おにぎり?食べたのが3つか4つか覚えていない。]
(*20) Ellie 2021/05/19(Wed) 21:31:19

【赤】 店員 イウダ

[ほうじ茶レアチーズタルトを半分にする。
濡れ布巾で湿らせた包丁を滑らせれば、生地をあまり崩さずに切ることができる。

上に置かれた甘納豆も仲良く1つずつ置いて、スプーンで分けたチェリーを添える。]

 あ〜絶妙の固さだな……。
 俺、レアチーズはあんまり柔らかくない方が好き。
 ホワイトチョコの控えめな甘さがまた最高……。

 うん、麦にも宇張にも良い土産買ってやろ。

[こちらも手を合わせてごちそうさま。*]
(*21) Ellie 2021/05/19(Wed) 21:31:37

【人】 店員 イウダ

――メール――

[卯田の代わりに出勤が増えた同僚から、仕事人間の卯田への配慮なのか何なのか、レコメンドボード>>3の写真が添付されたメールが届いたのは、温泉旅行に向かう電車の中。

おいおい、と苦笑して、紫亜に画面を見せた。
こんなの見ちゃったら、つい考えるよな、と。
実際に店に行く訳ではないけれど。

 『かぼちゃとスズキのテリーヌ食べたい。

  かぼちゃとクリームチーズと牛乳卵黄塩コショウ。
  茹でオクラ並べたら切り口が星形になる。
  その上にスズキと生クリームとゼラチン。
  固まったら型から外したら、下から白・緑・黄色で綺麗。』

自分が作るのを想像してメールを返信してしまう。
何処にいても自分は料理人なのだなと実感した。**]
(31) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:22:45

【独】 店員 イウダ

/*
>>*28 早く見たい。
(-13) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:24:27
店員 イウダは、メモを貼った。
(a9) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:26:23

【独】 店員 イウダ

/*
ジャラピケ絶対似合うでしょ紫亜……かわいい
(-16) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:27:36

【独】 店員 イウダ

/*
誤字ったwwwジェラピケ

ジェラート!!
(-17) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:27:59

【赤】 店員 イウダ

[風呂上りの紫亜は良い匂いがする。>>*28
擦り寄ってしまえば先程「明日まで待て」されたのに学習しない男と思われてしまいかねないのでぐっと堪えた。
先程だって、滅茶苦茶我慢して離れたのに、ほっぺちゅーなんてするし!>>*26

最初は足が出るデザインに戸惑ったものだが、流石に何度も見ると慣れた。>>*29
これは多分明日の荷物に含まれないだろう。
明日の夜は見慣れない浴衣姿を見られるのが楽しみだ。]

 おかえり。
 先に頂いてるよ。

[紫亜の分の皿を前に出す。
乗せたフォークがかちゃりと音を立てた。]
(*37) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:44:11

【赤】 店員 イウダ


 上のパウダーは緑茶とほうじ茶の間みたいな……香りはしっかり立ってるけど食ったら青い。
 で、甘納豆と一緒に食べて豆を歯で潰した時の甘さが広がったら、化学反応みたいに全体が甘く感じて、まさに「一粒で二度おいしい」感じがするよな。

[二人で同じものを食べて同じ味を共有する楽しさ。
家でこんなに楽しいのに、明日からどうなってしまうんだろう。]
(*38) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:44:29

【赤】 店員 イウダ

[満腹のままだと眠れないから、洗い物は任せてもらうことにして。
皿を下げるついでに洗面所に寄る。]

 紫亜、ほら、髪解くぞ〜。

[纏められた髪はまだしとりと湿り気を帯びる。
彼女が泊まるようになって購入したマイナスイオンが出るというドライヤーを持って、掬い上げた髪に温風をかけ始めた。*]
(*39) Ellie 2021/05/19(Wed) 22:45:02

【赤】 店員 イウダ


 ああ、ほうじ茶だよ。
 ただ、店で売ってる「完成した」ほうじ茶じゃなくて、自家焙煎で途中で止めてるんだ。
 その加減が絶妙って話。

[色づき始めたらすぐに焦げてしまいがちの葉を、香りを立たせつつ良い塩梅で止めるのは、紅茶沼歴の長い卯田でも少し自信がない。
麦は下の生地との色味バランスもきっと考えていたのだろう。>>0:130

あっという間に消えたほうじ茶レアチーズの次はチェリー。
3粒ずつ分けたものを卯田は一口で放り込んだ。
咥内に広がる酒精とチェリーの果汁。]
(*53) Ellie 2021/05/19(Wed) 23:38:17

【赤】 店員 イウダ


 ん?

 ――――――
んん
?!

[………俺は一体何の修行をしているのだろう。

思わず遠い目になってしまいそうだ。
呼ぶ声に顔を上げたら、チェリーが唇を通過した。

ぷちゅり、潰れたチェリーの果汁が二人の咥内に注がれる。>>*46
顎から垂れた汁を舐めとりたいのをぐっと堪えてティッシュを差し出した。]
(*54) Ellie 2021/05/19(Wed) 23:38:42

【赤】 店員 イウダ


 どーぞ、お姫様。

[言ったことはない筈だが、紫亜には多分卯田が髪を触るのが好きだとバレているだろう。>>*52
柔らかでつややかな髪を持ち上げてさらさらと落としながら温風に晒す。
手櫛で解いて、ジグザグに動かし。
地肌を揉んで毛穴マッサージまで。

プロではないのでそこまで上手ではないかもしれないが、毛束を取っては乾かす、というのを繰り返せば、やがてふわりと紫亜の髪が美しく背中で波打った。]

 ……痒いところはないですか〜?

[それはシャンプーの台詞。
そんなことを冗談のように笑いながら。
今日ずっと煽られっぱなしだった仕返しに、頸筋から耳裏まで指腹がすうっと何往復か彷徨った。*]
(*55) Ellie 2021/05/19(Wed) 23:39:20

【赤】 店員 イウダ

[「先輩」と呼ばれるのは中学以来かもしれない。>>*67
指で雫を払う様子に一瞬目を奪われる。>>*68

こんな風に、逐一此方のスイッチを「押しかけては引っ込める」ような真似をされたら焦れるというものだ。
とはいえ仕返しに返る反応に余裕を保てるかと言えば完全に心中のようなものだった。>>*70

意思を持って肌を指が滑る。
まるでいつも抱いている時のように。
晒した首に吸い付きた―――――――]
(*78) Ellie 2021/05/20(Thu) 0:33:19

【赤】 店員 イウダ




 ……残念。

[叱られて、パッと手を離す。
色づいて粟立った肌が本当に美味そうで、これは中々長い夜になりそうだと思ったから、今晩は自分は床で眠ることにした。
襲われたくなかったらこの条件は絶対に呑んで貰わないといけない。**]
(*79) Ellie 2021/05/20(Thu) 0:34:14

【赤】 店員 イウダ

[床で寝た翌朝は身体が痛いが、今日から温泉でケアできると思えば暫くは我慢しよう。
>>*91紫亜に起こされて伸びをすると、骨が軋む音がした。
彼女は既にメイクまで済ませて準備万端だ。]

 晴れて良かったな。

[卯田の方の準備はそう時間がかからない。
洗顔と髭剃り、着替えはシンプルに黒シャツとジーンズで。

朝食は駅前のパン屋でベーグルサンドを買う。
スモークサーモンとアボカド、照り焼きチキンとサニーレタスの2個。]
(*112) Ellie 2021/05/20(Thu) 8:45:50

【赤】 店員 イウダ

[野菜好きの紫亜としては、レコメンドボードの内容に心惹かれるものがあったらしい。>>*92
基本的に「おすすめ」は旬のものが並ぶから、旅館でもオクラやかぼちゃは食べられるかもしれない。
ラム肉は流石になさそうだから、それは店の次の機会を待ってもらうしかないが。

常に料理の話しか話題を広げられない自分に彼女は呆れてはいないだろうか。
ちゃんと耳を傾けてくれる彼女に甘えているなと思いながら、彼女が好きなファッションに詳しくなる自分を想像しようとしたがどうにも違和感しかなかった。
何せ「そういうデザインの服」だと思わずに、真っ直ぐ履けていないのじゃないかと紫亜のスカートを数度見て瞬きしたくらいだ。

かといって、「わからないから嫌だ」というのではなく、彼女が好きなものに目を輝かせているのが見ていて楽しいから、此方が上手く返せなくてもずっと続けて欲しい。
彼女にとっての卯田の料理話もそうであったら良いなと思う。]
(*113) Ellie 2021/05/20(Thu) 8:46:18

【赤】 店員 イウダ

[浴衣選びも彼女の好みに任せた。

よくスーパー銭湯で見かけるようなぴらぴらの布ではなく、ちゃんと「服」だ。>>*93
これでも温泉街を気軽に出歩いて自分で脱ぎ着がしやすいよう簡略化されたものらしい。
帯も半幅より更に細い腰紐のような、蝶結びが出来る柔らかさを保っている。

紫亜が選んだ女性らしい菊の柄は、着たらきっと映えるだろう。
此方で何か時間に追われるイベントを予約している訳ではないので、二人のペースで着替えてぶらぶら散策してみるのが楽しみだ。]

 ありがとうございます。
 はい、夕食は19時で大丈夫です。

[案内してくれた仲居さんに礼を言って、部屋に荷物を下ろす。>>*94
普段豪遊とは縁遠い生活をしているので、今回は奮発した。
外の自然に反射した陽光が差し込んだ部屋はHPで見るよりも落ち着きがある。

室内を見てはしゃぐ紫亜の様子を見てにこにこしていたら、手招きされた。]
(*114) Ellie 2021/05/20(Thu) 8:46:35

【赤】 店員 イウダ


 お〜「温泉街」ってあんな感じなんだな。
 この後着替えて行ってみようか。

 それともひと休みしてからにするか?
 結構移動時間かかったし、疲れてないか?

[十分な広さのある出窓に腰かけて、紫亜を抱き寄せた。
彼女がこのまま膝の上に乗っても軋むような漸弱な作りではなさそうだ。

下には人の行き来が見えるが、日差しも高いから上を見上げる人はいない。*]
(*115) Ellie 2021/05/20(Thu) 8:49:07

【赤】 店員 イウダ


 外に出て探したら余計疲れないか?
 紫亜が良いんなら良いけど。

[膝に乗せて身体を揺らす。>>*116
密着した分、サングラスが彼女の服に引っかかって破れてはいけないので、そっと外して横に置いた。
これでガラスを隔てずに紫亜が見える。

余談だが、卯田は視力が弱い訳ではなく単に紫外線に弱いだけなので、室内では特にしなくても問題ない。
夜もサングラスをしているのは単に癖のようなものだ。]

 昼から風呂に浸かるのも贅沢で良いな。
 部屋風呂なら一緒に入れるし?

[にぃと笑って、近くにある紫亜の瞳を見つめた。]
(*118) Ellie 2021/05/20(Thu) 14:43:01