―　野営地：プチ・女子会　―

[またまた時は遡って。
フルリーさんと私が、コイバナのやべぇ破壊力に
ブルっちまってた辺りの話。>>204

ここに来て思うのはですね。
ユラ＝ルネアさんて…なんか…あの…
ご趣味がスゲーわりにこう、
発言が人生経験豊富っぽいというか…


恋愛初心者とは思えないその発言、>>1:197
どこからくるのか、私、戦々恐々として。
答えが怖くて尋ねられずに、
二人の会話をただ聞いていました。




　

　
―　野営地：る気満々クッキング　―


　へぇ、言いましたね。それはでも
　
　


[アッシュさんのに、>>1:214
言質は取りました。過去の実績もありますし>>0:198

と毟った食材を確かめながら、そんな視線を送って。

気力充実のユラ＝ルネアさんと>>1:206
フルリーさんと>>1:205頷き合って、
さあ、腕によりをかけましょう。]*
　

　
[と、その合間に。
フェリックスさんとエル・ルカさんの姿を見れば、
さすがに一旦殺意（？）を引っ込めて
私も声を掛けます。]


　ああ、お二人共、お疲れさまでした。
　良いもの、見つかったようで何よりです。>>1:225


[ユラ＝ルネアさんは策士で（？）>>1:211
盛り盛りの報告してましたが、
]






　

　
[それはともかく。私は戦果の方をちらちら窺って。

なんて、もし材料を差し出されて>>1:223
フェリックスさんが別作業に向かったなら、
私は一瞬、不安げな顔をしたかもしれませんが

お魚の方は、死守されるのに気づいたら
私しょっつる、楽しみにしていたので

そっと塩麹、差し出してみましょう。


虎の話とかも、食事のお供に聞けたでしょうか？]*
　

　

　よし、フルリーさん。
　

　それではユラ＝ルネアさん、
　


[と、そんな感じで。
頑張りましょうの言葉で始まったお料理、>>1:226
結果はさて、どうなりましたか…。

とりあえず、私のる気をしっかり込めた料理は
アッシュさんの胃袋を
16％くらいもたれさせそうな
そんな感じに仕上がったかと…

みなさんの気合いはどれくらい入りましたかね？？


あ、どっちにしても。
]
　

　



　

　
[そんな風に熱中していたから。
ユラ＝ルネアさんの小さな言葉、>>1:226
私の耳には聞こえなかったとしても。

笑顔はお互い、届いていましたよね。




　

　



　

　
―　野営地：夜　―

[そうして、な？夕食の時間も
に？？過ぎて行ったでしょうか

そろそろ眠る時間になったなら、
私は今日も寝る役目を仰せつかったでしょう>>1:125


今日のところは見張りの皆さんに、
バリアを掛けさせていただいて。

それから、寝る前にもう一度お湯を沸かして
見張りの方がいつでも飲めるように
やっぱりお茶、準備しておいて。
今の私にできることと言ったらこれくらい。]
　

　
[寝床に入れば、フルリーさんの隣に陣取る…
その前に、パジャマにお着換えを。



エル・ルカさんは本日の見張り番、
引き受けていたでしょうか？>>1:107
それならきっと一番手>>1:67
もしかして、女子会のスタートは
エル・ルカさんの戻りを待ってからに
なったでしょうか

とにかく、私は夜の女子会のスタート前に、
ちょっとだけ寝床を抜け出して。

　

　
[そして探すのは、
おそらく今夜も見張りを引き受けるだろう
ワンちゃんです。>>1:101



　アッシュさん、いますか。


[辺りをキョロキョロ見回して。
いや、いい加減、水筒返そうかなって


寝る前に淹れた熱いお茶と、
それよりはぬるい水筒のお茶。
長い夜になるならお好みで、一息入れてもらえたら。

とにかく、返事があったら
私は水筒をお返しするつもり。

と言って。]
　

　
―　ゆめのなかで…（回想）　―


　

　




　

　
[幼い罪人の、を願ったのも本当のこと。>>0:223










　

　
―　ゴウキュレンの街　―


　ああ、見えてきましたね。
　あれがゴウキュレンですよ。


[と、無事に次の街へ辿り着いた私達は、
とりあえず金策に励むことになり。

クエスト…を受ける前に、私は手っ取り早く、
所持品を売ろうと自分の持ち物を漁った。]


　クエストで稼ぐにしても、
　それなりに時間がかかると思いますから。
　まずは滞在費ですよね。

　せっかく街へ来たんですから、
　私だって野宿より宿屋に泊まりたいですし…


[と、フェリックスさんに同意しつつ。>>37]
　

　

　うん、この小直衣使わないから、
　売ってしまおうかな。
　必要な人、いませんよね？


[そう言って、念のため確認して。
こんな話をしていれば、他の誰かからも
不用品なんか集まったでしょうか？
それなら一緒に売り捌きに行ってきましょう。

そんなこんなで、
とりあえずの滞在費は賄えたかな？
賄えなくても、足しくらいにはなったはず。


　

　
―　（閑話）お金と、依頼の話　―

[色々用事を済ませたりして、
私がギルドに辿り着いたのは、
皆さんより少し遅れてのことだったでしょうか。


掲示板に張り出されている最新クエストを
さらりと眺めつつ。私はひっそり、受付で、
古いクエスト情報を確認して。

五年ほど前に、この国のギルドの
掲示板に張り出されたそれ。
達成されることのないまま埋もれて、
だけど取り下げられることもなく、
今ではこうして、カウンターで漁らない限り
辿り着くこともないだろう、一件のクエスト。

一風変わった手配書の、
依頼主はとある神殿の星見。

そう、私です。]
　

　
[それは手配書というより、
探し物の依頼として扱われていて。

そこで要求されているのは、
とあるスターサファイア一粒と、
それにまつわる情報。
実物の入手は最低条件として、
入手経路、前の持ち主、情報が多ければ多いほど、
報酬に上乗せしますと但し書きをつけて。

でも私は、手配書のつもりで依頼した。
私が本当に欲しいのは、石よりも
最初にそれを手にした人間の情報だから。

その時の私の全財産をつぎ込んで。
成功報酬として、今も、全額ギルドに預けたまま。]
　

　
[やっぱり未達成のままの、それを眺めて。
五年も経てば、おそらく、
今後達成される見込みもないのでしょう。

今、これを取り下げれば。
私の手元には、それなりの金額が戻ってくる。


このお金があれば――…… ]
　

　
>>1:124


覚えてます。そして、
キヨヒコさんがそういう『勇者』であること、
私、好ましく思っていました。


でも。