人狼物語 三日月国


224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】

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【赤】 黒眼鏡

イレネオ! 今日がお前の命日だ!
gt 2023/09/17(Sun) 21:00:00

【秘】 法の下に イレネオ → 黒眼鏡

「いい兆候だ。」
「大胆な改革というものは、凡夫には理解できないものだから。」

貴方を捕らえているからか、自由を奪っているという自負があるのか。
こちらの口の方が、いつもより回っているようだった。なんとなく高揚しているように見えるかもしれない。
それでも左右に揺れる視線を追うことはなく、一意に貴方を見つめている。

「駄目だ。」
「洗い浚い吐いてもらう。」
「お前たちには相応の罰が必要だ。」

貴方の取引未満の言葉に応じる気は当然ない。
自分が作成した資料のコピーを捲り、さてと詰問を始めようとする。
貴方の言葉が続いたのは、捲ったページの先の彼と目が合った時だろうか。
それを聞いても、男は表情を変えず。
目を紙面からあげることもなく、言った。

「ああ。」
「それについては問題ないよ。お前の気にすることでもない。」

「寝不足か。因果応報ってやつか?」
「自分の商品を使えばよかったのに。」
(-14) rik_kr 2023/09/17(Sun) 22:09:40

【秘】 情報屋 エリカ → 黒眼鏡

/*
ぴこん。御機嫌よう運営です! イレネオ様を襲撃した方(黒眼鏡様)宛てに、情報屋ロッシを利用しての情報開示希望のお知らせです。

エルヴィーノ様が、イレネオ様を襲撃したPCを知りたいとのことです。
OK、NG、黒眼鏡様の都合に合うものを回答いただければ。
OKの場合は運営を通して内容を伝えるでも、黒眼鏡様が直接伝えるでも構いません。如何しましょう?
(-41) 66111 2023/09/17(Sun) 23:32:22

【秘】 pasticciona アリーチェ → 黒眼鏡

「ふふ、どうして謝るんですか。
 私もシスターではないただの一介の警察官。
 咎める資格も何も持っていませんよ」

少しおかしな事を聞いたように微笑む。
悪党で、不心得者で、でも、それだけじゃない人としての魅力があるのも事実で。
そんな人が信仰心の有無について気にする素振りを見せるのはどこか新鮮な光景だった。

「……そんな顔をされるなら言葉に出さなくてもいいのに。
 本当に、不思議な人ですね」

貴方の表情を見て、悪党とはいっても真に何の悔いも抱えていない人ではなさそうだ。
そんな人にこそ救われて欲しい気持ちがあるのを心にそっと秘めて。

「わわっ!!そ、そんな近付かなくても迎えますよ……!
 悪党仲間だとしても最初から距離がち、近すぎます…!」

勿論赤面の女はそのまま食らって、肩を組んだまま墓地の方へと引きずられて行くことになる、前に。

「……悔い改めれば救われるよ、と知っているのに、
 改めず、救われないと知って尚、罪を重ねていく己は」

「まだ愛を知らないで生きている今の悪党よりも、
 ……ね、余程の悪党だと思いませんか。
 思われてるよりも、全然善良ではない女です」

罪の詳細は語らないのは、聞かせたくなかったからで。
それでもこうして語ったのは、聞いて貰う事で助けになるから。
(-45) poru 2023/09/17(Sun) 23:34:44

【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ

「ばあか、大人ってのはな」

ぐりぐり、がしがし。
あなたの髪がばさばさ揺れるのを抑え込むようにして、
無駄に強い力でぐいぐいと。

「トキとバアイによって使い分けるもんなんだよ。
 女の前ではバチっときめて、そうじゃないときはダルっとやれ。
 のんきにやるコツだよ、コツ」


暢気なことだ。――翌日自分がどうなるか、この時は彼はもう知っていたはずなのに。
(-101) gt 2023/09/18(Mon) 1:02:50

【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

「はいはい、まあ、付き合いますよ」

めんどうくせえなあ、なんていいながら、特に拘泥する様子はない。
──彼にとっては、それは余燼。
そして、あなたという若者がなす今と現在。
ならば少しは手助けしてやろう。…そんな態度すら垣間見えて。

「ふうん」

大変だね、なんて零してから。

「商品に手をだすようじゃ、この稼業やっていけねえよ」

からから、と笑う。
その態度はなんともぶしつけで、無遠慮で。


「んじゃ、始めようか」

追及されるされるべき立場の男は、


「いうべきことはなんにもない。
 弁護士の到着を待とう」

しれ、っと。
そういって、笑いもせずに目を閉じた。
(-109) gt 2023/09/18(Mon) 1:18:45
黒眼鏡は、寝ている。
(c1) gt 2023/09/18(Mon) 7:29:50

【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ

「俺はそうでもないが、お嬢さんは結構神様のことが好きなのかと思ってね」
「好きな相手を蔑ろにされるのは嫌なもんだろ」

神と人とを同列に語るのが、既に宗教的マナーがなっていないのだが。
それでも大真面目な様子でそう語り、

「俺のやったことを悔やむ俺と、
 同じことを誇る俺の両方がいてね。
 そのバランスをとるのが人生の命題なんだ」

自己矛盾、あるいは中庸、葛藤。
どこまで本気かどうかわからないようなことを、つらつらと述べた。
──そうしてぼやきながら、組んだ肩もぎゅうと抱き寄せた体もそのままに、
はははと愉快そうに笑う。

「最初からじゃなければいいのかい、あれか?
 二回目のデートとか?」

軽口を語るときばかり、その態度は軽々しく。
それなのに、おんなじくらい軽々しい調子で、

「あんたは確かに悪党だ。
 だがなあ、罪を悔いるのと、それを改めることができるのは別の話だからな。
 あんたにとってその罪は、優先すべき理由があるんだろ。
 ンならしたほうが合理的…っていうのが、俺らみたいな悪党の考えだが」

くつくつ、と、湧き出すように笑って。

(1/2)
(-126) gt 2023/09/18(Mon) 8:00:05

【秘】 黒眼鏡 → pasticciona アリーチェ


「少なくとも、あんたは善い女さ。まぁ予想より、ちょっと面白い嬢ちゃんではあったがね」
「――神の愛ではないにしろ、それが、あんたの愛ならいいと思うが」

言葉はやがて、語り掛けるのではなく呟くように。
静かに風の吹き抜ける墓地に、零れ散らばり、消えていった。
──あなた以外に、その言葉を聞くものは誰もいない。


なおそういう話をしながらも、ぐいぐいと墓地の方に引きずるのは止めていない。力が強い。

(2/2)
(-127) gt 2023/09/18(Mon) 8:03:28

【秘】 黒眼鏡 → マスター エリカ

/*匿名で運命様から
「アリソン・カンパネッロ」でお答えいただけますと助かります。
その名義で摘発を指揮した(する予定…まだロールがすんでいない…)なので!
(-129) gt 2023/09/18(Mon) 8:17:36

【秘】 情報屋 エリカ → 黒眼鏡

/*
🍷
(既読スタンプ)(ロールたのしみにしてるね)(御無理はなさらず〜!)
(-131) 66111 2023/09/18(Mon) 8:59:30

【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡

ぐりぐりされ続ければ当然のように髪は乱れていく。
そうやってぼさぼさになれば、初めて出会った頃のちいさなときとそう変わらない。

「わ、わ〜〜〜かったって!
 も〜〜〜にいさんがそこまでいうなら明日からは考えるから!
 すぐに女がど〜とかいうんだからさ……!」

もう離せってば、痛いって!と。
男は、やっぱりべしべしと貴方の腕を叩き続けて。

「いい加減噛むぞ〜!?」

今夜自分がどうなるかなんて知らないまま。
明日も変わらない日常が続くと信じている。
(-137) mspn 2023/09/18(Mon) 9:39:36

【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ

「ハハハ」

くしゃくしゃになったぼさぼさ髪を、なんだか懐かしそうにこね回す。

「おっと、猫に噛まれちゃたまらない。
 見た目より痛ぇからな。
 気を付けろよお前も」

ぐいと押しのけられるように手を離して――けれど寸前、耳元に口を寄せて。


「女にはな、気を付けろよ」

「お前みて〜のはとくにな」

笑いながら手を伸ばし、クロスタータを包むラップをぺり、と爪で欠け剥がした。


「ありがたく頂くよ。
 ほれ、仕事あんだろ? 気ぃつけて帰んな」
(-141) gt 2023/09/18(Mon) 9:57:24

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

貴方のその、横柄な態度。
いかにも自分は真面目です、という態度。
悪党のくせに、悪人のくせに、それを焦って否定することはなく。それなのに開き直って、俺は真っ当な悪人だと言いたげな態度。

チ、と鋭い舌打ちが空気を裂いた。
目を閉じる貴方の正面で、男は目を眇めていた。
骨ばった手が眼鏡のつるを掴む。かちゃ、と音を立てた。
ペースを握られてはいけない。
それは自分の手元にあるべきものだ。

平常心、を保とうとする。保とうとして、小指の先がテーブルを叩いた。

「入手ルートは。」

さて。
黙秘はさせないと言うばかりに問うていくが、貴方の答えはあるだろうか。
(-144) rik_kr 2023/09/18(Mon) 10:12:31

【秘】 陽光の元で ニーノ → 黒眼鏡

「知ってるし──」

猫に噛まれたことぐらいはある。
む、と唇を尖らせつつもようやく離してもらえたのでほっとしたのも束の間。
耳元で告げられた言葉にはなんだそれ、の表情だ。

「なんでオレだと特に……」

「……気を付けるけど!」

思い出したのは以前出会った“先生”のことだ。
自分が貴方よりもあしらいが上手じゃないことぐらいは自覚しているから、忠告は一応ちゃんと受け取った。
とにもかくにもようやく自由だ。
早速食べてくれるらしい様子にはじわりと嬉しさを抱きつつ。

「ん、仕事はも〜終わった!
 でも夜は約束あるからもう行く!
 あとねえさんにもあげたいし!」

「にいさんも、仕事はほどほどにな〜」

で、最終的にはいつもの笑顔だ、にっと笑ってまた駆けていく。
扉を閉める直前にぶんぶんと手を振り、足は今日まだ会いたい人たちの元へ。

……そうやって誰かが望むように貴方に会いに行ったことが。
後に"法に触れる"と判断され、手錠を嵌められてしまうなど。
やっぱりそのときはまだ、知らないままだった。
(-145) mspn 2023/09/18(Mon) 10:21:43

【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

「どこだったかな。
 そうそう、知ってるか?
 三日月島一番のジェラート屋。
 あそこのイチゴfragolaが一番うまい」

それが言うべきことなのだろうか。

ふてぶてしくも足を組み、ふんぞり返る姿が見えるようだ。
…今はその姿勢はとれないが。

「あんたも少し冷たいものを食べようぜ。
 頭を冷やした方がいい。
 一夜漬けして湯だった頭だと、
 なんでも仕事が効率的に思えるだろう?
 あれは勿論脳内麻薬による錯覚で、
 しっかり休んだ方がパフォーマンスはいい。当然のことだよな。
 あんたも多分、分かってるはずだと思うんだが」

…これは間違いなく、言うべきことではないだろう。
途中で止められなければ、舌が回るだけ見当違いな講釈を垂れる。
(-146) gt 2023/09/18(Mon) 10:26:40

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

「そんなことは聞いていない。薬で脳まで溶けたか?」

断ち切る言葉にはけん・・がある。

「お前がしていいのは俺の質問に答えることだけ。」
「許されているのはそれだけだ。判るか? 黒眼鏡。」

明らかに苛立った声音は勿論貴方に煽られたもの。
低く唸るような言葉は勿論貴方が引き出したもの。
貴方が目を開いていたなら見えただろう。
男は人差し指を立て、貴方の眉間に強く突きつけた。
ぎりぎり触れない距離だ。それがきっと、理性の境。

「調子がいいのも大概にしておけよ。」

口を回せと言っておきながら、随分な言い草である。
(-152) rik_kr 2023/09/18(Mon) 10:58:43

【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

「許されている、というのは誰にだ?
 お前にか? ああ勘違いするな、これはきちんとお前の疑問に答えるものだ。
 いいか、よく聞け、一字一句聞き逃すなよ。
 本来こういうのはお前が全部筋道たてて、これこれこういうものだから間違いないよな、ほら認めろと
 俺の首根っこをひっつかんで額で判を押させるものだ。
 前に捕まった時はそうだったぞ。

 んで、違うよな。法は個人ではないのだから、個人が振るうものは法ではない。
 お前が拠るべきは正当性とは、つまり法だ。
 法に則るから正義で、法に反するから悪。

 そういう意味で言えば入手ルートについては法に触れちゃいないんだ。
 違法じゃない・・・・・・品物を運んでることになってるんだから。
 それを認めたのはどこだ? 行政だな
 真面目に仕事してるとこういうことが通りやすくていいよな。
 さあシンプルなものの考えじゃないか。俺にもお前にも分かりやすい」

突きつけられた人差し指がたとえ額を抉ろうとも、
アレッサンドロは顔を逸らすことも下げることも無い。
結局のところ、
実行される暴力・・・・・・・
に晒され続けたものは、
痛くも痒くもないものを痛がったりはけしてしない。

「サテ、この取締法が、多額の献金によって設立したことは知っているか?」

いつもなら、ぱちんと手でも打っていただろう。

「金で法律を作れるンだから、正義というのもなんだ、もしかしたらレシートが出たりするんじゃないか?
 是非見せてほしいものだ、帳簿付けは得意だ、任せてほしい」
(-154) gt 2023/09/18(Mon) 11:14:28

【秘】 黒眼鏡 → 陽光の元で ニーノ


「それでいいそれでいい。
 ま、気ぃつけてもダメなのが女子供だが」

結局ダメなんだろうか。
適当極まる言葉とともにラップをぺりぺり、剥がしたはしからがぶり、とかじりついて。

「おう、気ぃつけろな。
 フィオにもよろしくいっとけ」

ぶんぶんと振る手が、その扉の向こうに消えていくまで見送った。



輝くものすべてが、黄金だとは限らないNon è tutto oro quello che luccica.

カウンターに腰を下ろして、溜息のように。

「痛い目見なくちゃ覚えないが、
 痛い目も見てほしくねえのが兄貴分ってもんだよなあ」

トシとると独り言が多くなっていけねえな、と。
クロスタータがゆっくり、だが大口で削り取りながらつぶやいた。
(-156) gt 2023/09/18(Mon) 11:21:47

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

がたん。


一際大きな音が広くない部屋に響いた。
男が立ち上がった音だ。椅子が揺れて細かに反響した。同時に左の手が貴方の胸ぐらを掴んだ。ぐ、と力を込めて引き寄せれば、眼前に額を突き合わせた形になるか。
燃える瞳が至近に映る。金の瞳。激昂に色濃く、ぎらぎらと炎をちらつかせる瞳だった。

「これだからノッテ・・・の奴らは嫌いだ」

「伝統に砂をかける、規則に泥を塗る、法に唾を吐きかける​────他人のことなんぞ自分の食い物にしか思っていないんだろう、下衆が!」

食い締めた歯は鋭い。
肉食の獣のようなそれを有為に晒して男は貴方に詰め寄る。

(-175) rik_kr 2023/09/18(Mon) 14:09:20

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

「ご教示どうもありがとう」
「アレッサンドロ・ルカーニア、お前は現行の、反社会組織取締法によって悪だ。ようやくお前に追いついた。お前が目を向けるべきなのは帳簿じゃない、自分自身の末路だよ」

は、​────と、笑う。
勝ち誇っているようにも見えた。単に、激昂の興奮があるだけにも見えた。

「お望みならそうしてやる」
「額で判を、だったか。どうせなら血判にでもしてみるか?」

手は胸ぐらから襟首へ。
貴方が何もしないのであれば、次には顔から机に激突することになるだろう​────この、頭に血が上った獣の手によって。
(-176) rik_kr 2023/09/18(Mon) 14:10:18

【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

引っこ抜くように持ち上げられたその腕に、
のけ反って体重をひっかけながらからからと笑う。
金の瞳が焔ならば、それは燻る堅炭だ。
黒く黒く歪まず濡れて、しかしぐらぐらと煮え滾るように熱を孕む。

「犯罪者を相手にぐだぐだ・・・・言うのがお前の流儀なんだな。
 どこで喧嘩を学んだんだ、ボクササイズ・ジムか?
 薄着の女がいないとアドレナリンも出せないか」

顎先を引き、ぎちぎちと襟が引き絞られて、
それでもなお余裕を湛えたような顔で。

「やれよ、ドさんぴん・・・・・
 マンマのポリッジをひっくり返すのとはワケが違うぞ、
 デスクワークで鍛えた筋力を見せてみろよ」

嘲笑わらう。
(-183) gt 2023/09/18(Mon) 15:17:20

【秘】 うたかたの ダニエラ → 黒眼鏡

/*
お疲れ様です。
お世話になっておりますおさとうかえでです…(ここに任意の感情)

手が空き払った頃に牢獄の様子を見に行きたいと思っているのですが、事前に牢獄の様子などで留意事項などありましたらとご連絡致しました。
あとお預かりしている荷物ですが、同じく落ち着いた頃に情報屋ロッシを利用して内容を知ろうかなとも考えています。
なにか不都合ありましたらお教え下さい……

お返事の方も、そちらが落ち着きました後でかまいません。
まだ暫く伺うまでかかると思いますので…………。
よろしくお願いします。おさとうかえででした!
(-201) oO832mk 2023/09/18(Mon) 18:00:39

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

この男は曲がりなりにも警官である。
おまけにこの国の男としても大柄で
​──その体格でさえ貴方に負けるのが癪だが──
、つまり、人一倍の筋力や体力は当然備えていた。

最早何も言うまいと口を結べばぎり、と歯が鳴った。言葉以外も饒舌だ。
黒と金はもう一瞬だけ交差するだろう。そしてそれが最後になる。

​────ダン!!


激しい音を立てて貴方の頭部が落下する。させられる。させられただろうか。
男の思う通りになったのであれば、貴方の顔面はただでは済まないはずだ。けれどこれはそれで飽き足らず、追撃を喰らわそうとするけれど。
(-208) rik_kr 2023/09/18(Mon) 19:42:50

【秘】 黒眼鏡 → 檻の中で イレネオ

 っ…  」

にやけたような面が、硬質なスチール机に叩きつけられる。
鈍い音をたてて振動が床を叩き、衝撃とうめき声が部屋を伝う。
あざやかな赤い雫が、ぽたぽたと音を追いかけるよう机に落ちた

「、 ぉー、痛え…っ、なんだ、一回でブルったのか、
 人間わりとジョウブだ、気にせずだなぁ〜…」

鼻血が絡んだごぽりという音。
机に頭を叩きつけられた男は、それでもなおなにかを言っていたが、
反射的に体が跳ねる以外に抵抗するそぶりはない。
その気になれば、幾度でも頭を打ち付けることができるだろう。

なに、死ぬことなんてそうそうない。
(-215) gt 2023/09/18(Mon) 20:44:02

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

> 0日目

小さく笑う。周りに比べれば年嵩だろう貴方を、年下の子供のように見る目だ。
言葉の上では年長者の責を求めるくせに、対面すればまったくそうではない。
社会、世間からしてみればいい大人のような振る舞いが随分上手くなった。
年の頃の近いマフィアの一員、敵対者を見るような目から代わって、
まだ未熟なものを見るかのようにいつしか移り変わっていった。
変わっていったその先は、最後には何になるのだろう。

「この年にもなって、野良猫みたいに道に飛び出したりなんてしないさ」

だから、返答するに伴って少しだけ振り返った顔に張り付いた表情も、
大層其れらしく繕ったような余裕を持った悠揚がそこにあるばかり。
内心で何を考えているのだか、なんて翳ったスカイブルーが語るだけ。
見透かされる前にふいと視線は逸れて、道の向こうへと足音は遠ざかっていった。

#Mazzetto

(-223) redhaguki 2023/09/18(Mon) 21:07:59

【秘】 Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ → 黒眼鏡

> 3日目

それが、まだ何も起こらずに過ぎ去った日のこと。
検挙されたと名前のあげられた人物を探して、目標を挙げた部署の建物内へと足を踏み入れた。
取調べを受けたとされるその人物は、どこにいるのだろうか。
貴方の見てないところで、男がどんな対応をして、表情をしたのだかなんてのは知れないこと。
知らないことは話せない。
(-224) redhaguki 2023/09/18(Mon) 21:08:40

【秘】 黒眼鏡 → うたかたの ダニエラ

/*こちらこそお世話になっております、ポップコーン殺人事件です!
ダニエラさんの姿を牢獄から見守っております。
(現在逮捕〜勾留ロール中なので状況が確定しておらず、あまり表に顔を出せなくてすみません)

見に来ていただけるの嬉しい!です!
特に注意点はありませんので、やりやすいようにしていただければ。
実は用意していたルートで連絡とかもできるようになっています。
(使用する場合は任意のジェラート屋さんなどにメッセージをお託しください)

荷物はあける場合はご連絡ください。中身をお伝えします。ダニエラさんのお手元にあるものなので、いつでもいいですよ!!!!!!!

こちらはのんびりしたものなので、
お時間あるときにゆったりとお付き合いいただけましたら嬉しいです。
なにとぞよろしくお願いします…!
(-227) gt 2023/09/18(Mon) 21:21:35

【秘】 うたかたの ダニエラ → 黒眼鏡

/*
心の準備をしていましたが傷は深いです。
おさとうかえでです。
まだ未確定なのだろうな〜とは思っておりましたので、お気になさらず…!

ジェラート屋さんが使えることに今1番驚いています…使えるんだ!?
何も知らずに後日ジェラートを食べる予定でした。そのままでもいいかも……

すごい。開けてほしそおに見える。すごい。(語彙)
ダニエラはあまり開けることに乗り気ではなさそうなので、ソロールしながら展望を見てみようかなと思います。持っててよかった叢魔窓。
よければそちらで開けることになりましたら、秘話にて描写をくださいませ。…墓下って叢魔窓見えましたよね!?(確認)

未確定が確定してからの方がよいかな?と様子を伺っておりました。
その方がよさそうでしたら合図を頂けましたら参じます。
なにとぞよろしくお願いいたしますねm(_ _)m
(-253) oO832mk 2023/09/18(Mon) 23:01:58

【秘】 檻の中で イレネオ → 黒眼鏡

赤。

だ。
白い光の下でそれはよく光った。流れる血液は天板に雨を降らせるが、なかなか溜まるほどの量はない。

ガツン。
二回。
ガタン。
三回。

大きな音が鳴る度に無機質な机に赤が散った。
その度に荒い息が貴方の頭上に吐き下ろされた。

落下には自重もかかるとは言え、成人の身体を持ち上げるには難儀する。
三度もすれば限界か。それとも飽きたのか、次に男は貴方の身体を後ろに放ろうとした。
それが叶うなら、貴方は強かに背を打ち付けることになるだろう。貴方の話を、既にこれはまるで聞いていない。
(-258) rik_kr 2023/09/18(Mon) 23:31:10

【秘】 黒眼鏡 → Isp. Sup. s. U.P.S. ヴィンセンツィオ

あなたが留置場を尋ね、そこにいる者に声をかけたなら
「こちらです」…と、普段あまり使わない一角へと案内してくれるだろう。
絶対に使わないわけではない。
ただ、そこは人数が一定以上の時だとか、他の受刑者の近くに置いておくのを避ける場合だとか――
そういう場合に使われる場所のはずだ。

とにかく、アレッサンドロは、留置場の中にいた。
場末のホテルよりは清潔な狭い部屋、簡易なベッド。
そこにごろんと横たわる長身の男。
なんだか顔やらあちこちがぼこぼこに腫れてはいるが、元気そうなそいつは、
あなたが覗きに来た時にはぐうぐうと寝息をかいているだろう。
(-262) gt 2023/09/18(Mon) 23:57:04