人狼物語 三日月国


246 幾星霜のメモワール

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視点:


【秘】 遊蕩 ディルク → 宝石集め カリナ

>>6:-81 カリナ

「………カリナちゃん、知ってたっけ」
「僕には兄が
2人
いるんだ」

眉を顰める様子を見て、どう話をするかと迷うよに。
詳しいことは言えない、言ってはいけない。
それが約束だから。それは、制約だから。


「どちらも優秀で、僕なんかじゃ追い越せなくてね。
 ………だから足を止めて、自由に生きてきた」

追いかけることも、追い越すことも目指さず。
それが自分にとっての最善だと楽をしてきた。

「そう生きてたらさ、何をしたいとか特に思いつかなくて。
 いつまでもふらふらとしちゃってさ」
「それがもう何十年も続くと悟っちゃうんだよね」

「僕はどこにいてもこのままなんだろうなって」

野望だとか、夢だとか、深いものはここにはない。
誰よりも浅い理由の中にいる、のだと思う。
それでも、旅を──いつかの世界に帰りたいとは、願っていた。

心をこの世界に残さぬように。
道を決めずふらふらとしていたもうひとつの、理由。

「そんな訳で、好きに言っちゃっていいよ」
「…好きな人が出来たらしいとかさ、最もらしいよね」
(-0) sinorit 2024/02/14(Wed) 22:21:26

【秘】 掃除屋 ダーレン → 宝石集め カリナ

「よっぽど酷いんだろうな、そいつは」

冗談交じり。
あなたとの会話は、一度だって空気が悪くならないまま終わっていくのだろう。
むやみやたらに敵が出来ないのは、こちらにとっても好都合であるし。
祭りに変な空気を持ち込むことにならないのも大きいだろう。

「……そういうもんか」

押し付けられるエゴを突っぱねることも出来ただろうが。
やはり、負い目はあったのだろう。一旦はそれを受け止めることとして。

「ここにいる内は、……まあ、空いた手くらいなら貸してやるよ」

結局は、ここにお互い居ることとなったのだけれど。
この時は一時の口約束。

「なんか聞こうかと思ったけどな、パン屋に頭が持っていかれそうだ」

ちゃっかり、焼き立てが出る時間も聞いてしまったりして。
あなたとの邂逅は一度区切りを迎えるだろう。
まだまだ祭りは続くのだから、いつだって会える。惜しいものでもないと、軽い調子の別れになったはずだ。
(-2) otomizu 2024/02/15(Thu) 1:17:11

【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー

>>6:-87

「……ん? あら、そう。
 長い髪なんだから男でも女でも似合うわよ」

はて、もしかしてと。
なにかまだ大切なことを気づけていない気がすると首を傾げたが、それが自分から思い当たるのはもう少しあとになりそうで。

「情報屋らしいのは間違いないかも。
 商売は手探りで物騒なことは不得意だったから。
 だから色々大変だったのだけど……」

「え、パートナー?」

「きゅ、急にそんな事言われても。
 嫌ではないけど気恥ずかしいわ!
 告白なんて言葉使うからびっくりしたじゃな、」

同じ目的を持った仲間がいて、それを目指すことは幸福だ。
それでも、ほんの少しこの世界に後ろ髪を引かれるような気持ちは残っていて。帰りたいこの気持ちがいつ何かで上回るかわからないから。

「えーと、その、協力はするわ。
 私もあなたの助けになりたいし世界を渡る方法は探したいから。
 でも他にも当てがあるし、二人きりじゃなくて済むかも、案外早く早く見つかるかもしれないし遅いかも」

(-15) toumi_ 2024/02/18(Sun) 1:25:53

【秘】 宝石集め カリナ → 仕立て屋 エリー

もしかしたら一生。
この未練がなくなる日は訪れないのかもしれない。

「だから」
「利益も忘れて気を抜く時間をあげる仲になってあげるわ」

必ず帰りたいと根を詰めてばかりでは互いに辛いだろう。
こうしてのんびり話したり、あなたに服を見繕ってもらったり、きっと短くはないこの世界を少しでも憂いなく過ごせるようにと。

「ありがとうエリー、是非これからも頼りにさせて?」
(-16) toumi_ 2024/02/18(Sun) 1:26:50

【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ

>>6:-89 >>6:-90

「……そ」

自分ともう一人を色で分けてみているあなたは、いつかの奇想天外な未来を平気そうに言っている。

「なによそのおとぎ話みたいないい方。
 普通じゃないのわかってるくせに。
 私たちが仲が悪かったらどうするのよ、後先考えないっていうか……変な人」

「言いたいことはわかったわよ、提案自体もおかしくないんじゃない? たぶんね」

それら全ての解決ではなく、大事なことを後回しにするような不可思議な案だ。
帰れたら一番いいのに、別のことなど優先する時間なんてないだろうに気を配ってくれるのは何故だろう。

勿論、あなたは楽でもないだろうに。これは準備とかの意味でだが。

(-20) toumi_ 2024/02/18(Sun) 13:14:55

【独】 宝石集め カリナ

自分の意識や好み色々なものがこの体の記憶と違うことがわかって数日。

私はこの体の持ち主にすべての意識と記憶を与えようとしていた。
うまくやると思ったわ、この体の子には違う人生を送っていた記憶がある人間として前向きに過ごしてもらうの。

未練もなく、"正しく未来"を見て、帰りたい世界はここだと言えるようなそんなカリナになろうとしていたのに。

「私間違ってなかったと思うのに」


大切な友達や家族の顔が思い浮かぶ、それは自分のもので他人のものであるような感覚と常にある。

素直に享受することができないのならこの違和感を消してしまえば良い。
記憶の整理をすることに躊躇をしていなかったからこそ驚いて、シヴァの提案には驚いてまるで自分がカリナであっていいのかと思ってしまった。


死ぬつもりなんてなかった、まだ帰りたい気持ちは残ってる。だからその時まで眠って耐えて、優しい時間が訪れるのを待とうとしていたの。
大丈夫、いつかのわたしは帰れる。
信じてやまなかったのに突然叩き起こされてしまうのだもの、本当に困ったものね。
(-19) toumi_ 2024/02/18(Sun) 13:16:01

【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ

こんな現実とは思えないような遠く離れた空の下。
物語をかたどったようなこんな世界で、本当の私をちゃんと見てくれる人ができるというのならどんなにいいことか。

思わなかったこともない、なのにこんなに簡単に言いのけられるとちょっと拍子抜け。
これがゲームのやりこみ度の違いというものなのかしらね。

「まったく。これから大変になるわね、シヴァ」

その普通がどれほどのものかわかっていないでしょう。
作った物を褒められたときも、大切にされたことも、口に出してもいない心を掴まれた瞬間も。

「ちょっと外に行きたくなってきた。
 ついでに前金として食事買ってきてあげる。
 それまで一眠りしていなさい、あなた思ったより弱いんだから」

ベッドから立ち上がって背を向ければ部屋の扉までまっすぐ向かっていく。
あなたの腕輪をくるりと指で回しながら口元を緩ませて、交じるのは呆れを含んだ楽しげな音だ。

「まだまだ解決することはたくさんだし。
 これからも死なないように手伝ってあげるよ」

嫌な気分でも思い出す顔に一人が浮かぶこの気持ちかんて、絶対にあなたにはわからないんだわ。
(-21) toumi_ 2024/02/18(Sun) 13:28:57

【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ

>>-15 >>-16
「そういうのじゃなくて……まぁいっか。
 それじゃあこれからはカリナの物騒なこと担当で。
 って、やらない方がいいんだろうけどさ」

自分の気恥ずかしさを隠すために、冗句を交えて。

「他の人も協力してくれるなら確かに早そうでいいね。
 早ければ嬉しいけどまぁ……」
(-24) akoris 2024/02/18(Sun) 19:43:11

【秘】 仕立て屋 エリー → 宝石集め カリナ

「遅くても、カリナがそう言ってくれるなら我慢できるかも。
 気を抜いて、曝け出せる仲になってくれるならさ」

そんなに早く帰られるとは思っていない。
けれど、こうして仲良く楽しく過ごせる相手がいると、自分を苛むモノをいくらか軽くしてくれそうだ。
末永く……なるかはともかく、帰る、あるいはここで生きると決意するまでは。
少なくとも、とてもとても大切な仲になることだろう。

「任せてカリナ。僕も頼りにしてる。
 これからよろしくね、改めて」

と、あなたに手を差し出した。
男にしては随分と細く華奢な手を。
(-25) akoris 2024/02/18(Sun) 19:55:50

【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ

>>-20>>-21

「えっっこの流れで仲悪いコトある???
 少なくとも君はカリナ嬢に悪い印象ねェじゃんよ。
 じゃあカリナ嬢もそうなんだワ」

 この身体の本来の持ち主に対しての言葉を拾えばどう考えても気遣っているように聞こえるし、それを受けて本来の彼女が、この不可抗力で起こってしまったことで被害者に怒るとも思えない。
 怒ることがあったとして、それは別の物に対してだろう。この理不尽それ自体に対してとか。彼はそう思っている。


「んえ?
これからのが楽になンじゃねって気分なんけどな俺ちゃん…


 見ている場所の違いと言ったところか。ある意味では敏感なのにどうしてもどこか鈍感な部分は、彼らしさのひとつと言えるのかもしれない。

「まぁいいや。
 ハイハ〜イ! お雑魚な俺ちゃんの夢を叶えるために
 まず必要なコトを手伝ってもらってますアリガト〜〜」

 いってらっしゃいフルーツ串はパイナップル以外でお願ァ〜い、とかなんとか。図々しく要望を述べて、あなたを見送っていたのだった。
(-46) 66111 2024/02/19(Mon) 12:51:18